2014年1月14日火曜日

京王電鉄 磁気不良(磁気データ誤り)の株主優待乗車票と臨時特設カウンター

京王電鉄 磁気不良(磁気データ誤り)の株主優待乗車票

2013年度後半の株主優待乗車票で、左がミス券、右が修正後の券です。
現在、「KEIO」地紋の乗車券は補充券だけとなっていますが、以前は自動販売機で販売される磁気券も「KEIO」地紋でした。しかし合理化に伴い今では「PJR」地紋になってしまっています。
ただ、株主優待乗車票だけは脈々と「KEIO」地紋でした。

京王電鉄では1000株以上の株式保有者に対して、株主優待乗車票を配布していますが、2013年度後半の株主優待乗車票で、以下のようなミスを犯してしまいました。

【株主の皆様へ】「株主優待乗車券(切符式)」の磁気不良(磁気データ誤り)に関する対応について

 本年11月20日に発送いたしました「電車全線優待乗車券」(切符式で有効期限2014年5月31日までのもの)の大半につきまして、磁気データを誤って入力したことにより、自動改札機で通過音(ピヨピヨという音)が鳴動するという事象が発生いたしました。株主の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
その後、当社線内については、通過音を鳴動させない措置を講じておりますので、お手元にございます「電車全線優待乗車券」につきましては、当社線内は引き続きご利用可能です。
しかしながら、当社線の改札口を経由せずに、そのまま他社線をご利用の際には、誠に申し訳ございませんが、降車駅にて自動精算機ではなく駅係員のいる窓口でご精算いただきますようお願い申し上げます。
また、今回ご迷惑をおかけしたことに対するお詫びとして、12月20日に新たに「電車全線優待乗車券」4枚をご送付させていただきましたので、何卒ご査収の上、ご利用いただければ幸いです。
当初お届けした「電車全線優待乗車券」がお手元に残っておりましたら、大変お手数をおかけいたしますが、当面ご利用にならない分について、同封いたしました返信用封筒にてご返送いただきますようお願い申し上げます。折り返し1週間程度で、同枚数の新しい「電車全線優待乗車券」をお届けいたします。
なお、新宿駅・渋谷駅・府中駅・京王多摩センター駅におきまして【臨時特設カウンター】を設け、その場での交換も受け付けております。
株主の皆様にはご不便をおかけいたしますが、今しばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
ご迷惑、ご不便をおかけいたしますことを、重ねてお詫び申し上げます。

【臨時特設カウンター】について

開設場所:新宿・渋谷・府中・京王多摩センターの各駅構内
開設期間:2013年12月21日(土)~30日(月)および2014年1月4日(土)~15日(水)
開設時間:10時~21時

※「株主優待乗車証(パス)」につきましては、発券する機器が異なり、データの誤入力などは一切発生しておりません。引き続きそのままご利用いただけます。

以 上
これにより、急遽エラーのない株主優待乗車証を作成する必要があったためか、初めて「PJR」地紋の株主優待乗車票が登場しました。
京王電鉄 磁気不良(磁気データ誤り)の株主優待乗車票
京王電鉄 磁気不良(磁気データ誤り)の株主優待乗車票
新宿駅の株主優待乗車券交換用特設カウンターです。
アルバイト職員が2名座っていましたが、閑散としていました。

レア度:★☆☆☆☆
(株主だけが入手可能だが、金券ショップ等でも入手可)

1 件のコメント:

  1. 初めて投稿します。
    正月休みに新宿駅を通りががった際に、係員が体をゆすりながら寒そうにしていたのを見ました。小生は郵送交換したので、カウンターンは寄りませんでしたが、とにかく寒い日でしたので、アルバイトとは思いますが大変だなと思ったのを記憶しています。

    25年度下期は、京王以外に西武も株主優待券の磁気ミスがありました。西武の方は同じ枚数だけ再作成して12月中旬に郵送され、旧券は各自で破棄くださいとのことでした。京王は地紋の色・デザインが異なりますので新旧しっかり区別できますが、西武は全く同じで区別できませんでした。
    小生は旧券を実際使用してみましたが、特にエラーになならず問題ありませんでした。

    西武も最初にエラー券の通知と再送付連絡のみの手紙(封書)が送られ、その10日過ぎに再作成券が郵送されました。株主数×郵送経費×2回ですから、けっこうなロスコストですよね。
    京王は、旧券回収の郵送費用やアルバイト経費も加わりますしかなりのロスコストになってしまいますから、西武以上にすごい律儀と思います。

    それにしても、京王は古くから(磁気化前の回数券タイプ時代)株主ですが、取り換えます、なんてことは初めてでビックリです。

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