E231系による鴻巣行き側面表示です。
2016年3月15日午前3時55分頃、高崎線籠原駅構内で、電気設備が焼けるトラブルがあり、始発から運転を見合わせました。ちょうど、大宮駅付近にいましたので状況を報告します。
高崎線は朝から大宮~熊谷間及び、本庄~高崎間の区間運転が行われ、大宮以南の東北本線乗り入れは中止されていました。
朝7時頃に上野駅にいると、高崎線の案内表示だけ準備中になっています。
また、隣に写っている宇都宮線が全て始発となっていることから分かるように、上野東京ラインが運休となっています。
どうやら高崎線は上野まで乗り入れてこないようなので、大宮駅に向かいました。
高崎線大宮駅7番線に入線するE231系U541+U58編成による大宮行き832Mです。
高崎線は大宮駅7番線を専ら使用しての折り返し運転が行われていました。
大宮行きは宇都宮線の終電でしか設定がないため、日中運行されること自体が珍しいです。
E231系による熊谷行き側面表示です。
大宮駅7番線で満員の乗客を降ろしたのち、折り返し熊谷行きとして運行されました。
大宮駅9時00分発の列車は、本来は快速アーバン高崎行きであるため、単に行先だけ熊谷に変更してこの行先表示のように快速アーバン熊谷行きと表示されました。
列車はもちろん快速ではなく、普通の熊谷行きとして運行されました。
なお、列車の感覚が均等になるようにすることと、宇都宮線との接続を考慮することなどから、この表示の通りには発車していませんでした。
暫くは熊谷行きばかり走っていたのですが、9時45分過ぎに突然案内表示に鴻巣行きの表示が現れました。
ホームにいた駅員の話によると、大宮から熊谷までを大宮~熊谷間にある少ない編成で回すと、大宮口の本数が足りなくなり裁ききれないため、一部の編成は鴻巣折り返しにするとのことでした。
高崎線大宮駅7番線で発車を待つE231系U509編成による鴻巣行き1855Eです。
上野東京ラインを示すEを表示する運用番号が高崎線を表示することは原則なく、これも珍しい表示です。
なお、朝6時台には吹上行きも運行されたようです。ただし、行先ROMは用意されておらず、普通表示でした。
また、日中にE233系の充当はなく、全てE231系による運用でした。
U535、K-13、U509、U541+U58、U524で運用が回っていました。
ニュース記事によると、列車に電気を供給するための電線を吊っている絶縁体が腐食によって破損し、漏電。電線が架線を支える梁(はり)に接したことで、高圧電流が流れて信号機器や踏切の保安装置などが焼けたとのことです。損害は大きく、なんと明日16日も全面運休が見込まれ、全線での運転再開は17日になる見通しです。
大宮⑧6:39 | ― | (825M) | → | 7:09 | 吹上 | |
大宮⑦9:00 | ― | (3920E) | → | 9:29 | 熊谷 | |
大宮⑦9:12 | ― | (1838E) | → | 9:34 | 鴻巣 |
(高崎線 鴻巣行き・熊谷行きの設定はない)
(2016年3月16日追記)
3月16日は、上野~大宮への直通運転も再開されました。北側部分は岡部~高崎間の折り返し運転が行われました。
3月17日始発からの完全復旧もできないことになり、18日13時頃の復旧を目指しているとのことです。
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