岐阜県恵那市にある恵那駅はJR東海、明知鉄道の2社が共同利用しており、駅舎の東側にある明知鉄道出札窓口ではJR線
金額式常備軟券乗車券を
大人小児用14種類も販売しています。以下すべて紹介します。
恵那→
180円区間、
230円区間、
320円区間、
400円区間です。
180円区間は両隣の武並駅・美乃坂本駅までの区間で、両駅とも約1,000人/日の利用客があり、そこそこ売れます。
230円区間は
中津川駅までの区間で、名古屋までの次によく売れています。
320円区間は
瑞浪駅までの区間のため、かなり売れます。
400円区間は坂下駅までで、あまり売れません。
恵那→
480円区間、
570円区間、
650円区間、
740円区間です。
480円区間は土岐市駅までの区間で、そこそこ売れます。
570円区間は多治見駅までの区間で、かなり売れます。
650円区間は古虎渓駅までの区間で、
全く売れません。
740円区間は定光寺駅・高蔵寺駅までで、そこそこ売れます。
恵那→
820円区間、
950円区間、
1110円区間、
1280円区間です。
820円区間は神領駅までの区間で、
全く売れません。県境を越え、長野県の須原駅までも820円ですが、県境越えの一般利用はまずありません。
950円区間は春日井駅~大曾根駅までの区間で、かなり売れます。名古屋駅新幹線乗り換え口で名古屋市内発の乗車券を見せたら、大曾根駅が名古屋市内なので、この950円区間のきっぷに無効印を捺されました。
1110円区間は
名古屋駅・金山駅・千種駅など、大きい駅を多く含む区間のため、一番売れます。
1280円区間は清州駅・稲沢駅までで、
全く売れません。1年に1枚も売れないと駅員は話していました。1997年(平成9年)4月1日に、消費税が3%から5%に上がることに伴いJRが運賃改定して以来、16年経ちますが、この16年でたった24枚しか売れていないのです。
恵那→
1450円区間、
1620円区間です。
1450円区間は尾張一宮駅までの区間で、
ほとんど売れません。
1620円区間は木曽川駅・岐阜駅までの区間で、
ほとんど売れません。
地紋は、
赤色で「JR C」です。社線で発行したことを表す「○社恵那駅発行」の表記が印刷してあります。
実質、1駅単独区間である650円や820円、名古屋以遠で需要がほとんどない1280円、1450円の4枚は、未だに販売番号が100未満であり、非常に
きっぷの日焼けが激しい状況です。この4枚だけには、裏に
(ご案内)が印刷されていました。それ以外の裏は真っ白です。
恵那駅の明智鉄道との、のりかえ口でこれらの常備券は販売しています。
なお、この窓口では明智鉄道の乗車券は全て硬券で販売しています。
2013年4月1日より消費税8%への増税が決まっており、運賃値上げも確定的ですので、これらの金額の乗車券も見納めになります。
レア度:★☆☆☆☆
(JR東海での常備軟券乗車券は津、伊勢市、恵那駅のみ発行)
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JR東海 常備軟券乗車券3 恵那駅→180円~1620円区間(14種類)
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