2023年7月17日月曜日

ワンマン快速 日光行き・宇都宮行き E131系600番台(多客時限定)


日光線宇都宮駅5番線に停車するE131系600番台NT10編成によるワンマン快速日光行きです。

2022年3月12日のダイヤ改正に伴い、日光線の205系600番台は日光線を追い出され、E131系600番台導入が一夜で進みました。 

E131系600番台は15編成45両(各3両編成)導入され、2022年3月12日より以下の線区にて運用に充当されています。 
宇都宮線:小山駅~黒磯駅
日光線:宇都宮駅~日光駅

JR東日本の日光線は、宇都宮~日光間を結ぶ全線単線のローカル線で、日中の運行頻度は1時間に1本程度となっています。

通常は快速の運行はなく、専らワンマン運転の普通列車のみの設定となっています。

しかし、2022年4月29日から日光線の宇都宮~日光間でE131系による臨時ワンマン快速列車が運行を開始しました。



E131系600番台によるワンマン快速日光行き側面表示です。
E131系600番台によるワンマン快速日光行き前面表示です。ワンマン快速日光線との交互表示となっています。

このワンマン快速日光行きは、9時36分に定期列車の日光行きが出発するとすぐに黒磯方面から列車が5番線に入線してきます。9時36分発の定期列車は外国人観光客を含め、立ち席がある状態で宇都宮駅を出発していきましたので、この快速の存在価値はありそうです。

次の停車駅は鹿沼であること、鶴田、文挟、下野大沢は通過することを案内しています。
通常は通過駅のない日光線ですから、誤乗防止は重要です。

午後の上り列車も見てきました。

15時9分頃、2番線に宇都宮方面から回送列車が到着します。
この時間帯は、1番線に定期列車のワンマン宇都宮行きが停車中のため、2番線に控える車両は回送表示のままです。
15時19分に1番線からワンマン宇都宮行きが発車すると、ワンマン快速宇都宮に表示が変更されます。
日光線日光駅2番線に停車するE131系600番台NT10編成によるワンマン快速宇都宮行きです。ワンマン快速日光線との交互表示です。

13時58分に1番線に定期列車が到着するまでの39分間、このように2番線に停車中のワンマン快速宇都宮行きを1番線から撮影できます。

奥に見える小山は何という山でしょうかね?知っている方がおりましたらコメント下さい。
E131系600番台によるワンマン快速宇都宮行き側面表示です。
日光駅2番線に停車するE131系600番台NT10編成によるワンマン快速宇都宮行きです。

15時19分から16時6分までの47分間、日光駅に到着した帰路につく観光客を2番線で待ち続けます。改札からバリアフリーで乗り込める1番線ではなく、エレベーターはあるものの、多くの乗客は跨線橋を上り下りしてやってくる2番線からの発車となっています。最終的には、ほぼすべての座席が埋まる程度の乗客を乗せて日光駅を発車していきました。

宇都宮駅に到着した列車は、夕方以降に設定されている宇都宮~鹿沼の区間列車にそのまま流れ、そそくさと宇都宮駅を出発していきました。

2023年7月は15日(土)から17日(月・祝)の3連休のみの設定、次の運行は9月16日(土)から18日(月・祝)の3連休に設定されています。9月は日が短くなっており、天気によっては午後のワンマン快速宇都宮行きの撮影条件は悪いかもしれません。

その後の設定は恐らく来年のゴールデンウイークとなる見込みですが、外国人観光客も戻ってきており、もう少し運転日が増えるとよいですね。
2023年7月時点の日光線 臨時快速 時刻表
宇都宮⑤9:53(8835M) 10:32② 日光
日光②16:06(8835M) 16:44⑤ 宇都宮
レア度:★★☆☆☆
(日光線 臨時快速列車は多客期のみ運行)


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