
東急東横線自由が丘駅5番線に進入する
東急5050系4104Fによる
急行 入間市行き
61Kです。
毎年11月3日に開催される自衛隊入間基地航空祭は、2019年の開催を最後に新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で開催中止を余儀なくされ、それに合わせ入間市臨の運行も中止されていました。2022年は入間基地航空祭自体は開催されたものの、予約制で行われ輸送者数も限られていたため、大規模な臨時列車の運行はありませんでした。
しかし2023年度は、5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが五類感染症に格下げされたことにより、入間基地航空祭が開催されることが発表され、準備期間の関係で通常の11月3日ではなく、1月20日に開催見込みでした。
しかし、元旦に発生した令和6年能登半島地震の支援に自衛隊が派遣されることを踏まえ、令和6年1月20日の入間基地航空祭は中止となり、臨時列車の運行も行われませんでした。
しかし、令和6年11月3日に入間基地航空祭が無事執り行われ、大規模な入間市臨の運行も5年ぶりに復活しました。この間、相鉄線・東急線の相互乗り入れが開始されるという大きなダイヤ改正があったことも関係するのか、5年前の入間市臨と大きく運行体系が変わっています。
今年、初めて東急東横線から直通の急行 入間市行きが設定されました。
2024年11月3日は、東急東横線内の急行 入間市行きは61K、91Sの2本設定されました。共に副都心線内はすべて各駅停車、西武線内は各停で設定されました。
東急5050系による
急行 入間市行き側面表示です。
東急5050系による急行 入間市行き車内案内です。
都立大学駅2番線を通過しようする東京メトロ10000系10130Fによる急行 入間市行き91Sです。
東京メトロ10000系による
急行 入間市行き側面表示です。
なお、1月20日に予定されていた臨時ダイヤでは、初めて東急東横線から直通の
各停 入間市行きが20Kで1本だけ設定されており、副都心線内は
各駅停車、西武線内は
準急で設定されました。
土休日の20Kは本来、西武線内快速急行飯能行きとして設定されていますが、なんと行先を入間市に短縮するという荒業に出ていました。各停→各駅停車→準急という種別のため、途中で後続列車に抜かれそうなものですが、なんと武蔵小杉から終点の入間市まで、1本の列車にも抜かれず辿り着くダイヤ設定となっていました。
今回のダイヤでは行先は飯能のままで、各停→各駅停車→各停という種別に変更され、代わりに地上池袋始発の臨時準急が練馬以西でほぼ同じ筋で設定されていました。
2024年11月3日(日)の東急東横線 急行 入間市行き臨時時刻表
 | 菊名 | 6:53 | ― | (急行~各駅停車~各停61K) | → | 8:47 | 入間市 |
 | 元町・中華街 | 7:52 | ― | (急行~各停~各停91S) | → | 9:52 | 入間市 |
レア度:★★★★☆
(東横線の急行 入間市行きは2024.11初設定)
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