函館本線で朝ラッシュ時に運行されるホームライナー札幌行き。特急型車両キハ261系を使用しながらも特急化せず運行されているのが特徴です。その中でも今回は、ST-1109編成とST-1101編成による運行の様子を記録しました。
函館本線桑園駅2番線を通過しようとするキハ261系ST-1109によるホームライナー札幌行きです。
キハ261系ST-1109によるホームライナー札幌行き側面表示です。
函館本線の朝ラッシュ時に3本だけ設定されているホームライナー札幌行きですが、いわゆる首都圏で以前走っていたホームライナーと比較すると以下の4点に独特な感じを抱きます。
⓵手稲駅から札幌駅までノンストップ
②先行の普通列車を追い抜かない
③たった16分~18分だけの運行
④土休日も含め毎日運行
これらの特徴から、利便性よりも「短時間で快適に座れる移動」を重視した運行形態と言えるでしょう。
キハ261系ST-1101によるホームライナー札幌行き側面表示です。興味深いことに、キハ261系ST-1109とはHomeLiner Sapporoの英語表示の色使いが異なり、黒と緑が反転しています。
キハ261系ST-1101によるホームライナー札幌行きヘッドマークです。
首都圏で見られるような混雑を避けるための「ホームライナー」とは異なり、札幌の「ホームライナー」は特急列車の送り込み回送列車に追加料金を払って快適に着席できるという形態です。その姿は、まさにホームライナー誕生時の原点を彷彿とさせます。特急化の話題も出る中、今後もこのスタイルが継続されるか注目したいところです。
手稲 | ④7:24 | ― | (ホームライナー1号1111D) | → | 7:40 | 札幌 | |
手稲 | ④7:51 | ― | (ホームライナー3号1113D) | → | 8:08 | 札幌 | |
手稲 | ④8:23 | ― | (ホームライナー5号1115D) | → | 8:41 | 札幌 |
(ホームライナー 札幌行きは1日3本だけ)