京王線多磨霊園駅2番線に進入する各停
飛田給行きです。
車両は
都営10-000形200Fによる8両編成です。
東京競馬場でのダービー開催時は恒例なのですが、今年2011年5月29日にも飛田給行きの臨時列車が都営10-000形幕車の200F、9000系8両編成、9000系10両編成など、計6本運行されました。
都営10-000形200F幕車は、1本目と4本目に運用されました。
飛田給行き運行の趣旨は、通常の行先の東府中駅では、新宿方面に乗り換えるためには階段の上り下りが必要なため、安全面に不安があるのに対し、飛田給では
同一ホーム乗り換えで新宿方面に向かうことができるためです。
府中競馬正門前駅構内に掲載されている
「
競馬開催 おかえりの時刻表 土休日」
の様子がいつもと異なります。
近づいてみると飛田給行きが設定されていることが分かります。
備考として、
「
各停飛田給行の電車は、終点飛田給で準特急新宿行に接続いたします。」
と案内されています。
お知らせ本日はダービー開催の為17時・18時の時間帯は臨時ダイヤにて運行致します。
17時23分・33分・43分・53分18時03分・13分は飛田給行です。
※ 飛田給行きは飛田給駅で準特急新宿行に連絡致します。 駅長
と案内されています。
京王線多磨霊園駅2番線を発車する各停
飛田給行きです。
車両は
都営10-000形200Fによる8両編成です。
飛田給駅では、押し返しのため2番線に到着し、準特急は副本線の3番線に入線しました。
飛田給駅2番線に到着した200Fは、次の運用のために東府中まで回送されます。
そして折り返し4本目として京王線武蔵野台駅2番線に進入する各停
飛田給行きです。
天気が悪く、露出の限界です。
京王線多磨霊園駅2番線に進入する各停
飛田給行きです。
京王線武蔵野台駅2番線を発車する各停
飛田給行きです。
この日2本目と5本目の車両は
9000系9006Fによる8両編成でした。
2011年は節電のために目黒記念の開催が前日の29日に行われたためか、車内混雑はしておりませんでした。
京王線武蔵野台駅2番線に進入する各停
飛田給行きです。
この日3本目と6本目の車両は
9000系9044Fによる10両編成でした。
この日は台風2号の影響で、ダービー(東京優駿)は不良馬場での開催になりましたが、1番人気のオルフェーヴル号が皐月賞に引き続き、2冠を達成しました。
しかし今年のダービーは
入場人員、売り上げともに大幅にダウンでした。
東京競馬場の入場人員は8万2240人で、
前年比65.4%と大幅にダウン。
10人を割ったのはアサデンコウが優勝した 1967(昭和42)年の7万8560人以来、44年ぶりです。
悪天候の影響があったにしても寂しい数字で、最多の1990年(平成2)年の19万6517人の約1/3でした。
これではせっかくのダービー臨時 各停
飛田給行きもガラガラです。
一方、ダービーの売り上げは前年比80%の198億8450万3300円で、 200億円を切ったのはダイナガリバーが勝った1986(昭和61)年の 194億7715万9700円以来です。
過去最多はナリタブライアンが圧勝した 1994(平成6)年の567億8629万400円で、これとの比較では約1/3でした。
平成23年5月29日(日)の臨時時刻表
| 府中競馬正門前 | ①17:23 | ― | (各停) | → | 17:30② | 飛田給 |
| 府中競馬正門前 | ②17:33 | ― | (各停) | → | 17:40② | 飛田給 |
| 府中競馬正門前 | ①17:43 | ― | (各停) | → | 17:50② | 飛田給 |
| 府中競馬正門前 | ②17:53 | ― | (各停) | → | 18:00② | 飛田給 |
| 府中競馬正門前 | ①18:03 | ― | (各停) | → | 18:10② | 飛田給 |
| 府中競馬正門前 | ②18:13 | ― | (各停) | → | 18:20③ | 飛田給 |
レア度:★★★★☆
(飛田給行きは原則ダービー開催の時しか運用されない)
参考
平成23年 ダービー臨時 飛田給行き 都営10-000形200F幕車・9000系
平成24年 ダービー臨時 飛田給行き 都営10-000形200F幕車・8000系・9000系