2010年3月13日のダイヤ改正をもって総武本線両国駅発の夕刊新聞を輸送する専用の新聞輸送荷物列車(荷2331M)列車は廃止されしまいましたが、それ以降も高崎線や東北本線(宇都宮線)では、最後部1両(1号車)内をカーテンで区切る形で夕刊を沿線のキヨスクや新聞販売店向けに輸送する列車が運転されていますので紹介します。
2012年3月17日改正ダイヤまでは、上野駅基準で
・14番線 13時00分発 高崎線高崎行 211系(列車番号879M)
・15番線 13時20分発 宇都宮線黒磯行 E231系(列車番号583M)
・14番線 13時44分発 高崎線高崎行 211系(列車番号885M)
・15番線 14時20分発 宇都宮線宇都宮行 E231系(列車番号591M)
が荷物室付きの列車となっています。
特に、荷物専用ホームのある14番線から発車する高崎線の列車では、その荷物の量こそ僅かながら、本来の荷扱いを行う姿を見ることができます。
15番線 13時20分発 宇都宮線黒磯行 E231系(列車番号583M)の荷物搬入光景を紹介します。
上野駅に到着した列車は、乗客を降ろして一旦すべてのドアを閉めます。
その後、荷物搬入の職員がE231系の車両の中央にあるコックを開き、一部のドアを手動で開きます。
そして、「荷物室」と明示してある布を張り、荷物室と客室とを区切ります。
そして荷物室を区切った後は、荷物搬入係員が運搬車を素早く車両に横付けし、新聞を車両付近まで運び、そこからは人力でとにかく乱暴に新聞を車内に投げ込みます。
このように4つの扉のうち、後ろ3つの扉付近が荷物室スペースです。すべての新聞を投げ込んだ後は、停車駅ごとにきれいに新聞を並び替え、終了です。
荷扱いが終わったことをホーム放送で業務連絡したのちに、客扱いを開始し、すべてのドアが開きます。
車両の乗務員室寄り3/4の部分に「荷物室」と明示してある布が張ってあり、荷物室と客室が区切られています。
トイレはこの1号車にあるのですが、トイレ付近は乗車可能スペースなので問題ありません。
このように、E231系は1車両4扉の一部だけを手動で開けることができるため、荷物室は車両の一部分だけとなっています。
一方、211系は1車両3扉の一部だけを開けることのできない構造のようで、新聞搭載スペースは1両丸ごととなっています。
14番線 13時44分発 高崎線高崎行 211系(列車番号885M)の荷物搬入光景では、このように荷物専用ホームを実用しているところを見る事ができます。
トイレは荷物室となっている最後尾の1号車に設置されているため、トイレだけは2号車から移動できるようになっています。
運行は原則平日土曜日だけで、夕刊の発行されない日曜日・祝日・年末年始は運休となります。
都内でこのような荷物室を有する列車が運行されていることが嬉しいです。一般客も、
「昔はよくこういう荷物室の電車が走っていたな~」などと珍しそうに覗いていっています。
レア度:★☆☆☆☆
(東京では上野駅でしか荷物搬入光景は見る事が出来ない)
珍しい行き先、鉄道に関するもの等について記録を残しています。 ★5つが最も珍しいという評価です。フィードURLはhttps://rail7.blogspot.com/feeds/posts/default です。
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2012年3月9日金曜日
2012年3月8日木曜日
JR東日本 常備軟券B自由席特急券 蘇我→東京 蘇我駅発行
蘇我→東京間のB自由席特急券です。地紋は、赤色で「JR E」です。
A型常備軟券となっています。
蘇我駅では平日の朝に限り、京葉線経由の特急の発車10分前頃から、ホームで駅員による常備軟券自由席特急券の立ち売りが行われています。
長野支社の簡易委託駅に現存する常備軟券自由席特急券とは異なり、B特急料金が適用される区間のために券面にB自由席特急券と印刷されています。また、小児断片がなく、完全に大人用となっています。
蘇我駅を
8時11分発のさざなみ4号、
8時23分発のわかしお4号、
は全車自由席の設定であり、少なくともこの常備軟券自由席特急券の立売りをしている模様です。
海浜幕張駅にはホーム上に券売機が設置されたため、常備軟券自由席特急券の販売は原則なくなってしまいました。そのため、東京近郊区間内で通年で購入できるのはこの蘇我駅の常備軟券自由席特急券だけとなっています。
レア度:★★☆☆☆
(東京近郊区間内での常備軟券自由席特急券の通年販売は蘇我駅のみ)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
A型常備軟券となっています。
蘇我駅では平日の朝に限り、京葉線経由の特急の発車10分前頃から、ホームで駅員による常備軟券自由席特急券の立ち売りが行われています。
長野支社の簡易委託駅に現存する常備軟券自由席特急券とは異なり、B特急料金が適用される区間のために券面にB自由席特急券と印刷されています。また、小児断片がなく、完全に大人用となっています。
蘇我駅を
8時11分発のさざなみ4号、
8時23分発のわかしお4号、
は全車自由席の設定であり、少なくともこの常備軟券自由席特急券の立売りをしている模様です。
海浜幕張駅にはホーム上に券売機が設置されたため、常備軟券自由席特急券の販売は原則なくなってしまいました。そのため、東京近郊区間内で通年で購入できるのはこの蘇我駅の常備軟券自由席特急券だけとなっています。
レア度:★★☆☆☆
(東京近郊区間内での常備軟券自由席特急券の通年販売は蘇我駅のみ)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
ラベル:
★★,
JR東 武蔵野・京葉線,
常備軟券(特急券)
場所:
日本, 蘇我駅(千葉)
2012年3月7日水曜日
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き4 西武6000系(節電ダイヤに伴う運行)
東京メトロ副都心線渋谷駅3番線で出発を待つ各停 池袋行きです。
車両は西武6000系による10両編成です。
東京メトロ副都心線は、池袋~小竹向原間は有楽町線と並行しているため、有事の際はすぐに運休となる事が多く、平成23年夏の節電ダイヤの際は各停 池袋行きが頻繁に運行されました。
現在、千川~小竹向原間で、副都心線と有楽町線の平面交差を解消する立体交差工事が行われています。この工事が完成すると、乗換に不便な池袋行きではなく、有楽町線と副都心線のホームが階段1本で行き来できる千川行きとなることが予想され、ますます池袋行きは貴重な存在になると思われます。
渋谷 | ③16:13 | ― | (B1655M) | → | 16:30⑥ | 池袋 |
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き1 7000系(終電運行)
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き2 10000系
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き3 東武9000系
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き4 西武6000系
レア度:★★★★☆
(原則運行されない)
ラベル:
★★★★,
西武池袋線,
地震・停電・節電,
東京メトロ副都心線 各停
場所:
日本, 渋谷駅(東京)
2012年3月6日火曜日
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き3 東武9000系(節電ダイヤに伴う運行)
東京メトロ副都心線渋谷駅3番線で出発を待つ各停 池袋行きです。
車両は東武9000系による10両編成です。
東京メトロ副都心線は、池袋~小竹向原間は有楽町線と並行しているため、有事の際はすぐに運休となる事が多く、平成23年夏の節電ダイヤの際は各停 池袋行きが頻繁に運行されました。
以前紹介したように、終電で各停 池袋行きは運行されますが、その運用は東京メトロ8両編成であるため、東武9000系による池袋行きはほとんど見る事ができません。
渋谷 | ③15:58 | ― | (B1513T) | → | 16:15⑥ | 池袋 |
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き1 7000系(終電運行)
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き2 10000系
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き3 東武9000系
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き4 西武6000系
レア度:★★★★☆
(原則運行されない)
ラベル:
★★★★,
地震・停電・節電,
東京メトロ副都心線 各停,
東武東上線
場所:
日本, 渋谷駅(東京)
2012年3月5日月曜日
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き2 10000系(節電ダイヤに伴う運行)
東京メトロ副都心線池袋駅6番線に到着した各停 池袋行きです。
車両は10000系による10両編成です。
東京メトロ副都心線は、池袋~小竹向原間は有楽町線と並行しているため、有事の際はすぐに運休となる事が多く、平成23年夏の節電ダイヤの際は各停 池袋行きが頻繁に運行されました。
以前紹介したように、終電で各停 池袋行きは運行されますが、その運用は8両編成であるため、10両編成が基本である10000系による池袋行きは有楽町線の終電以外ではほとんど見る事ができません。
渋谷 | ③15:13 | ― | (B1551S) | → | 15:30⑥ | 池袋 |
東京メトロ副都心線 各停 池袋行き 7000系(終電運行)
レア度:★★★★☆
(原則運行されない)
ラベル:
★★★★,
地震・停電・節電,
東京メトロ副都心線 各停
場所:
日本, 池袋駅(東京)
2012年3月4日日曜日
特急 あまぎ号 185系大宮車OM08編成
東京駅10番線に進入する特急あまぎ伊豆急下田行きです。
車両は185系大宮車OM08編成の7両編成です。
東京駅の案内では「あまぎ」表示はできないため、単に「特急」と案内されています。
185系大宮車OM08編成は2012年春に157系を模したカラーリングに塗り替えられ、2012年3月3日(土)の高崎~伊豆急下田の特急「上州踊り子」号より営業運転を開始しました。3日の東京行き上り列車と、4日の東京~伊豆急下田往復は、特急「あまぎ」号として運転されました。
前面のヘッドマークはシールによる「あまぎ AMAGI」表示、側面の行先表示は臨時でした。
東京駅には少なくとも50名ほどの撮影者がおり、停車時間が短いこともあって、やや混乱していました。
東京駅への入線を撮影後、京浜東北線で南下したところ、有楽町駅には10名程度の撮影者が東京駅寄りホームに集まっていました。おそらく彼らは良い写真が撮れたでしょう。
浜松町の駅を発車しようとした頃、後方から特急 あまぎ号が迫ってきました。これはシャッターチャンスと思い、車内から撮影しました。
田町駅には30名程度の撮影者がいたと思いますが、私の乗っていた京浜東北線が完全に被ったような気がします。
東京 | ⑩8:00 | ― | (特急 あまぎ号) | → | 10:40 | 伊豆急下田 |
(明るい時間帯の185系あまぎ号運行は平成24年3月4日のみ)
場所:
日本, 田町駅(東京)
2012年3月3日土曜日
特急 くろしお5号 白浜行き 381系
新大阪駅11番線で発車を待つくろしお5号白浜行きです。
車両は381系による6両編成です。
特急くろしおには、紀勢本線が電化された1978年に381系が投入されました。
投入から34年を経過する2012年に287系6両編成6本と3両編成5本の計51両が投入され、2012年3月17日のダイヤ改正から運転開始となります。
よって、381系によるくろしお号を見る機会は今後減っていきます。
通常は6両で運転されますが、多客期は8両または10両で運転されます。
平成23年1月時点の時刻表
新大阪 | ⑪9:31 | ― | ( | 5号) | → | 11:57 | 白浜 |
レア度:☆☆☆☆☆
(毎日7往復運行されているが、今後減少傾向にある)
場所:
日本, 新大阪駅(大阪)
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