東急東横線武蔵小杉駅4番線に進入する日吉行きを表示した03系幕式による8両編成です。
平成25年3月16日から、渋谷駅での副都心線と東急東横線との直通運転を開始することを東京メトロ、東急、東武、西武の4社はプレスリリースしましたが、東京メトロと東急のプレスの最後に、ひっそりと「なお、副都心線・東横線の相互直通運転にあわせ、現在日比谷線と相互直通運転を実施している東横線の列車は渋谷方面行きとし、日比谷線は中目黒駅を始発・終着駅にします。」との記載がありました。
1964年(昭和39年)8月29日に全線開通した日比谷線は、同日より東横線中目黒~日吉間の乗り入れを開始し、1988年(昭和63年)8月9日からは菊名駅まで延長して直通運転されていました。2007年(平成19年)8月22日で日吉駅発着の列車は全廃となり、現在は日中30分おきの菊名乗り入れと、ラッシュ時のみ武蔵小杉行きが数本のみ設定されています。
しかし、副都心線の東横線乗り入れの影響を受け、3ドア車でホームドア設置の大きな障壁である03系はひっそりと東横線から引退することとなりました。
日比谷線乗り入れ用の東急1000系の去就も気になる所です。引退も近いと思われます。
とにかく、日比谷線03系、東急1000系の菊名行き、武蔵小杉行きを撮影できるチャンスはあとわずかの期間です。特に、03系武蔵小杉行きは土日早朝に1本だけ設定されているだけです。北千住行きを気楽に撮影できるのも地上区間を走る東横線の魅力でした。南千住行きも平日ラッシュ時のみですが数本運転されています。
日比谷線03系が東横線内を走る光景が見られるのはあと8か月足らずです。
北千住 | ⑥7:25 | ― | (A750S) | → | 8:25① | 武蔵小杉 |
(日比谷線車両の東横線直通は平成25年3月15日をもって廃止)