京王電鉄 急行 調布行き6 都営10-000形190F・200F・210F(廃車)

京王線明大前駅1番線に進入する都営10-000形10-210Fによる急行調布行き41T（調布から各停高尾山口行き）です。

1986年に製造された10-000形3次車の3編成10-190F、10-200F、10-210Fのうち、最後まで残っていた10-210Fが2014年1月7日(火)に大島から若葉台まで廃車回送され、都営新宿線から幕車が消滅してしまいました。

こんなこともあろうかと思い、平成25年2月22日のダイヤ改定で登場し、日の長い夏至前後にだけ走行写真撮影可能だった急行調布行きの10-000形最後の幕車全編成をあらかじめ撮ってありました。
平成25年だけ見られた、急行調布行きに充当された幕車の光景をすべて紹介します。

桜上水駅1番線に進入する都営10-000形10-190Fによる急行調布行き41Tです。
10-190Fは2013年9月26日(木)に大島から若葉台まで廃車回送されました。この10-190Fは、長らく10-000形で唯一急行表示が白地に赤の文字を使用されていました。

千歳烏山駅1番線に進入する都営10-000形10-200Fによる急行調布行き41Tです。
10-200Fは2013年11月25日(月)に大島から若葉台まで廃車回送されました。この10-200Fと10-210Fは、平成25年2月22日のダイヤ改定以前まで、急行表示が黒地赤文字で表記され、視認性が大変悪かったです。
京王線の種別カラーで急行が赤色だった名残を最後まで残した急行表示、もう見ることができなくなってしまいました。
平成25年2月22日以降の平日時刻表(例)

本八幡

17:32

―(各停 1741T)→

18:12

新宿

―(急行1505)→

18:39

調布

調布18:40

―(各停7113)→

19:34

高尾山口

レア度：★★★☆☆
（都営10-000形幕式による急行調布行きはもう見られない）

関連記事
京王電鉄　急行　調布行き1　8000系(東京電力計画停電に伴う運行)
京王電鉄　急行　調布行き1　8000系(東京電力計画停電に伴う運行)
京王電鉄　急行　調布行き3　9000系(平日4本運行)
京王電鉄　急行　調布行き4　都営10-300形(平日1本運行)
京王電鉄　急行　調布行き5　9000系新LED(H25.2限定)
京王電鉄　急行　調布行き6　都営10-000形190F・200F・210F(廃車)

東京メトロ副都心線 各停 小竹向原行き2 東急5050系(2014元旦終夜運転)

東京メトロ副都心線渋谷駅5番線に進入する東急5050系5157F 8両編成による各停小竹向原行きです。


東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転が始まってから初めての年末年始に、両線では直通の終夜運転が行われ、東急車による各停小竹向原行きが6本運行されました。6本全てが東急K運用でした。

なお、東急車両による小竹向原行きの定期列車による運行は現ダイヤではありません。

平成26年1月1日の小竹向原行き時刻表（例）

元町・中華街

2:53

―

(各停222K)

→

4:05②

小竹向原

レア度：★★★☆☆
（東急車両による各停 小竹向原行きは終夜運転のみ）

関連記事
東京メトロ副都心線　各停　小竹向原行き1　7000系(2011元旦終夜運転)
東京メトロ副都心線　各停　小竹向原行き2　東急5050系(2014元旦終夜運転)

東京メトロ南北線 目黒行き3 東急5080系(2014元旦終夜運転)

深夜の東京メトロ南北線目黒駅1番線に到着した東急5080系5189Fによる目黒行きです。


東京メトロ南北線の目黒方面への行き先はほぼ全て日吉ですが、大晦日終夜運転の時に5本だけ目黒行きが運行されます。
これは、東急は終電の繰り下げ、始発電車の繰り上げを行いますが、終夜運転は実施しないためです。

2014年終夜運転では、目黒行きに東急5080系が運用につきました。

なお、目黒線の終電では目黒行きが毎日ありますが、各停目黒行きなので、表示が異なります。

「N01目黒」が、目黒線ではなく、南北線の終点であることを示しています。
平成26年1月1日の南北線　目黒行き時刻表

	浦和美園	①0:58	―	(24xx?)	→	1:58①	目黒
	浦和美園	①1:28	―	(134S)	→	2:27①	目黒
	赤羽岩淵	①1:58	―	(104K)	→	2:57①	目黒
	赤羽岩淵	①2:28	―	(2xx?)	→	3:27①	目黒
	赤羽岩淵	①2:58	―	(2xx?)	→	3:57①	目黒

レア度：★★★★☆
（単なる目黒行きは1年間で、大晦日終夜運転しか運行されない）

関連記事
都営地下鉄三田線　目黒行き1　6300形(大晦日終夜運転)
都営地下鉄三田線　目黒行き2　東急3000系(大晦日終夜運転)
東京メトロ南北線　目黒行き1　9000系(大晦日終夜運転)
東京メトロ南北線　目黒行き2　埼玉高速鉄道2000系(大晦日終夜運転)
東京メトロ南北線　目黒行き3　東急5080系(2014元旦終夜運転)

東京メトロ南北線 駒込行き 9000系(H26.3で平日運行廃止)

東京メトロ南北線目黒駅1番線で発車を待つ9000系9101Fによる駒込行きです。

東京メトロ南北線の北方面への行き先はほとんど埼玉高速鉄道の浦和美園もしくは鳩ヶ谷ですが、終電で1本のみ目黒線方面から各停駒込行きが運行されます。

東急目黒線内では各停駒込行きと、各停表示がありますが、目黒到着後、南北線内では単なる駒込表示だけとなって運行されます。

しかし、平成26年3月16日の南北線ダイヤ改正により、平日にはこの駒込行きの列車が赤羽岩淵駅まで区間運長運転されることとなり、平日のA線駒込行きは廃止されることになりました。土休日の運行は続くようです。
平成26年1月時点の土日時刻表

日吉

③23:40

―

(A2354S)

→

0:30①

駒込

レア度：★★★☆☆
（終電1本しか運行されない）

関連記事
東急目黒線　東京メトロ南北線直通　各停　駒込行き　9000系(終電運行)

東京メトロ南北線 赤羽岩淵行き 9000系・埼玉高速鉄道2000系・東急5080系(2014元旦終夜運転)

東京メトロ南北線目黒駅1番線で発車を待つ埼玉高速鉄道2000系2105Fによる赤羽岩淵行きです。

埼玉高速鉄道車による赤羽岩淵行きは、定期列車での運用がなく、終夜運転でも運用はないのですが、2014年の終夜運転で、まさかのS運用代走でした。

2014年の終夜運転では、埼玉高速鉄道での終夜運転が行われなかったため、東京メトロ南北線で4本の赤羽岩淵行きが運行されました。

東京メトロ南北線目黒駅1番線で発車を待つ東急5080系5189Fによる赤羽岩淵行きです。
1本目と4本目の赤羽岩淵行きは東急5080系により運行されました。
東急車による赤羽岩淵行きは、定期列車での運用がないため、終夜運転でしかお目にかかれません。

目黒駅1番線で発車を待つ9000系9113Fによる赤羽岩淵行きです。
赤羽岩淵は東京メトロ南北線の終点ですが、埼玉高速鉄道と直通運転しているため、赤羽岩淵行きは定期列車では終電1本だけしか運行されません。
目黒線内では各停赤羽岩淵行きと、各停表示がありますが、目黒到着後、南北線内では単なる赤羽岩淵表示だけとなって運行されます。
なお、2011年の節電ダイヤの際には、データイムに毎時2本の赤羽岩淵行きが運行されていました。
平成26年元旦　赤羽岩淵行き終夜運転時刻表

	武蔵小杉	③1:14	―	(A104K)	→	2:13①	赤羽岩淵
	目黒	①2:05	―	(A2xxS)	→	2:44①	赤羽岩淵
	目黒	①2:35	―	(A234S)	→	3:14①	赤羽岩淵
	目黒	①3:05	―	(A304K)	→	3:44①	赤羽岩淵

レア度：★★★★☆
（東京メトロ車以外の赤羽岩淵行きは終夜運転でしか運行されない）

関連記事
東急目黒線　東京メトロ南北線直通　各停　赤羽岩淵行き　9000系(終電運行)

都営地下鉄三田線 新板橋行き 6300形(2014元旦終夜運転)

深夜の都営地下鉄三田線芝公園駅2番線に到着する6300形6314Fによる新板橋行きです。

昨日紹介した、三田行きは、折り返しの新板橋行きとして運行されました。新板橋行きは平成26年3月15日のダイヤ改正以降、新たに白金高輪始発の終電として復活する予定ですが、終電のため撮影チャンスがなかなかないため、撮影できてよかったです。

この新板橋行きも、東京ドームで毎年行われるジャニーズカウントダウンライブの乗客を春日駅から巣鴨駅、板橋駅などのJR線にさばくことが最も大きな運行理由です。

東京メトロ南北線、東急目黒線だけでなく、三田線の始発駅、終着駅にも全く関係のない三田～新板橋間を走るこの臨時列車、ジョルダンなどの時刻表にも掲載されることのない真の臨時列車でした。
平成26年1月1日の新板橋行き時刻表

三田

④1:55

―

(133T)

→

2:19②

新板橋

レア度：★★★☆☆
（新板橋行きは元旦終夜運転1本と、H26.3からは終電でしか運行されない）

関連記事
都営地下鉄三田線　目黒行き1　6300形(大晦日終夜運転)
都営地下鉄三田線　東急目黒線直通　奥沢行き　6300形(2014元旦終夜運転)
都営地下鉄三田線　三田行き　6300形(2014元旦終夜運転)
都営地下鉄三田線　新板橋行き　6300形(2014元旦終夜運転)

都営地下鉄三田線 三田行き 6300形(2014元旦終夜運転)

深夜の都営地下鉄三田線大手町駅1番線に到着する6300形6307Fによる三田行きです。

昨日紹介した、奥沢行きの後に、偶然にも三田行きが運行されることを駅の案内表示で見つけました。三田行きの運行は2011年3月11日の大地震後の区間運転、事故による突発的な区間運転以来であり、臨時とはいえ時刻表通りの運転は三田線の目黒延長以来と思われます。

この三田行きは、東京ドームで毎年行われるジャニーズカウントダウンライブの乗客をJR山手線にさばくことが最も大きな運行理由です。

これまで、丸ノ内線の銀座行きがジャニーズコンサート対策で運転されていましたが、三田線も対応するようになりました。

東京ドームの最寄り駅の1つである春日駅で、この列車には女性ばかり大勢の乗客が乗り込み、あたかも日中のような混雑を呈します。大手町到着時の混雑率は100％は超えていました。

三田駅では西高島平方面行の列車が発車する4番線に到着しました。三田駅が都営三田線の終着駅だった時のようで、懐かしいですね。
平成26年1月1日の三田行き時刻表

西高島平

①1:05

―

(132T)

→

1:50④

三田

レア度：★★★★☆
（三田行きは1年間で元旦終夜運転1本しか運行されない）

関連記事
都営地下鉄三田線　目黒行き1　6300形(大晦日終夜運転)
都営地下鉄三田線　東急目黒線直通　奥沢行き　6300形(2014元旦終夜運転)
都営地下鉄三田線　三田行き　6300形(2014元旦終夜運転)
都営地下鉄三田線　新板橋行き　6300形(2014元旦終夜運転)

↓鉄道コムにはこちらからお戻りください↓

☑あなたにオススメの記事