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2015年1月24日土曜日

JR東日本 信濃白鳥駅 一般式常備軟券乗車券1 2014.4~2015.3販売分4枚

長野県下水内郡栄村にある飯山線の信濃白鳥駅では、2014年4月以降、当日限り有効の一般式常備軟券乗車券大人小児用4種類販売しています。
以下全て紹介します。

JR東日本 信濃白鳥駅 一般式常備軟券乗車券
信濃白鳥→森宮野原(210円)、信濃白鳥→上境・戸狩野沢温泉(240円)です。
森宮野原は栄村役場のある中心地で、上境には温泉があり、それなりの利用者があります。
信濃白鳥駅 常備軟券乗車券1 一般式
横倉→北飯山・飯山(410円)、横倉→北長野・長野(970円)です。
飯山には病院があるため、飯山までのきっぷが最も売れます。
県庁所在地長野駅までの切符はもちろん備え付けられています。
しかし、この長野までの券はは2015年3月13日(金)をもって設備廃止が決まっています。
2015年3月14日(土)のしなの鉄道北しなの線開業後、豊野までの乗車券が設備される予定であり、しなの鉄道線内の料金は着駅清算になりそうです。

2014年4月1日の運賃改訂以前には、設備のあった東京都区内ゆきの長距離券、長野駅からの新幹線自由席特急券など19種類の常備券を取り扱っていましたが、これらの設備は廃止となっており、この4種類が信濃白鳥駅で販売している切符全てです。

受託駅員の女史は7時から18時までの列車発着時間前後に駅舎にいますが、列車が来ない時間帯は食事を取りになど、駅舎を不在になることがあります。また、日曜日は定休日ですので、切符を買いに行く方はご注意ください。
信濃白鳥駅舎
信濃白鳥駅舎は、2008年(平成20年)12月12日(金)に新築され、供用を開始しました。
信濃白鳥駅舎本体の建設費はJRが出していますが、中の事務室部分については約200万円、村が負担しています。
冬の間はこのように雪に埋もれています。
信濃白鳥駅舎
ちなみに、雪にない時期の駅舎はこのような感じです。
信濃白鳥駅舎
冬の景色に戻りますが、駅前の道はこのように雪に覆われ、私の足跡以外に人の形跡は見られません。
信濃白鳥駅舎
信濃白鳥駅のホーム側です。駅舎から乗車口までは除雪されていますが、それ以外の部分は線路を含め、雪に覆われています。
信濃白鳥駅舎
駅舎内窓口の様子です。窓口上に掲げられている、木製の「信濃白鳥驛」は、旧駅舎に掲げられていたものです。
信濃白鳥駅舎
信濃白鳥駅舎
冬と夏の駅名標です。雪に埋もれた駅名標から、付け根はもはやどこだか想像できません。
平成27年1月時点の飯山線時刻表(例)
長野 ④12:32(135D) 14:17② 森宮野原
レア度:★★☆☆☆
(信濃白鳥駅から長野駅行きの常備券の販売はH27.3まで)

参考
JR東日本常備軟券発売駅

2015年1月23日金曜日

飯山線 森宮野原行き キハ110形(計画運休に伴う運行)

森宮野原行き キハ110形
長野県栄村にある、大雪に囲まれた飯山線森宮野原駅に到着したキハ110-211+キハ111-211による普通ワンマン列車 森宮野原行きです。
森宮野原行き キハ110形
飯山線は、除雪作業のため、12月頃から2月頃までの積雪量の多い時期は、ほぼ毎日13時頃から16時頃まで、森宮野原~十日町駅間で運休となります。バスによる代行輸送は行いません。
これは地元では、計画運休と呼ばれています。
このため、定期列車では長野駅始発の終電でしか設定のない、森宮野原行きが冬の間は連日運行されています。

例えば、多くの日は森宮野原~十日町間で除雪のための計画運休が以下の通り、上下2本ずつあります。

運休となる列車の時刻表
<上り>
1.十日町11:19発→森宮野原11:57着
(森宮野原から長野方面へは森宮野原11:59発の列車が森宮野原始発で走ります。)
2.十日町13:36発→森宮野原14:15着
(森宮野原から長野方面へは森宮野原14:18発の列車が森宮野原始発で走ります。)

<下り>
3.森宮野原12:00発→十日町12:37着
(戸狩野沢温泉11:21発の列車は森宮野原止まりとなります。)
4.森宮野原14:18発→十日町14:57着
(戸狩野沢温泉13:40発の列車は森宮野原止まりとなります。)

この計画運休の特徴として、代行バスの運行がないことが挙げられます。
前日までに運休の事実を広報し、不要不急の外出を控えさせる作戦です。
地元の足としてだけ使われている前提の路線でしか使えない戦術です。

なお、森宮野原駅から越後湯沢駅までは路線バスが運行していますので、栄村から新潟県に抜けることは可能です。
森宮野原行き キハ110形
豊野駅改札前に掲示された、飯山線区間運休に伴う行先変更のお知らせです。
森宮野原行き キハ110形
長野駅~戸狩野沢温泉駅間では車掌が乗務し、3両編成での運行です。
側面表示は森宮野原となります。
森宮野原行き キハ110形
戸狩野沢温泉駅では、後ろの1両を切り離し、前2両だけでワンマン運転となり、ワンマン森宮野原行きとして長野県の最東端、新潟県との境界である栄村に向かいます。
森宮野原行き キハ110形
森宮野原駅には、日本最高積雪地点があり、この棒の高さまで積もったとのことです。
森宮野原行き キハ110形
森宮野原駅の発車時刻表です。
下り列車はことごとく運休し、この日の始発列車は16時54分です。
森宮野原行き キハ110形
森宮野原駅近くの建物では、雪下ろし中でした。
身長より高い雪をこんな高さから降ろすなんて、命がけですね。
平成27年1月時点の計画運休の時の飯山線時刻表(例)
長野 ④12:32(135D) 14:17② 森宮野原
レア度:★★☆☆☆
(日中の森宮野原行きは、冬季積雪期にはほぼ毎日運行される)

2015年1月22日木曜日

仙山線 作並行き E721系(毎日2本運行)

仙山線 普通 作並行き E721系
仙山線仙台駅8番線に停車中のE721系P43+P14+P28 6両編成による作並行き2833Mです。

作並行き E721系側面仙台から仙山線下り方面へ、毎日早朝と夕方に計2本だけ作並行きの設定があります。早朝の列車は作並駅ではすぐに折り返し始発の仙台行きとなり、この送り込み列車という位置づけのようです。
作並行き 案内@仙台
仙台駅8番線に表示される作並行きの発車案内です。

なお、夕方の2837ME721系2+2の4両編成で運行されていますが、2015年3月14日のダイヤ改正以降、愛子行きに区間短縮されることがJR東日本仙台支社より発表されているため、今後は早朝の1本だけでしか作並行きは運行されなくなります。
平成27年3月13日(金)までの仙山線 作並行き時刻表
仙台 ⑧6:37(2833M) 7:26 作並
仙台 ⑧18:27(2837M) 19:09 作並
レア度:★☆☆☆☆
(作並行きは毎日早朝と夕方のみ2本運行だが、H27.3以降は早朝のみに)

2015年1月21日水曜日

石巻線 ワンマン 浦宿行き・渡波行き キハ48形(H27.3.20まで運行)

石巻線 ワンマン 浦宿行き キハ48形行先
石巻線キハ48形による浦宿行き及びワンマン浦宿行きの側面表示です。
石巻線は2011年3月11日に発生した東日本大震災の被害のため、一時全線不通となっていましたが、2013年3月16日までに小牛田駅~浦宿駅間が復旧し、浦宿駅~女川駅間は不通となってます。
しかし、2015年3月21日に女川駅を150m内陸側に移設し、かさ上げした上で全線復旧することがJR東日本と女川町から発表されています。
これにより、現在設定されている浦宿行きの列車は、2015年3月20日までの運行となることが確定しています。
石巻線 ワンマン 浦宿行き キハ48形行先
石巻駅では、このように浦宿行きの案内表示が見られます。

石巻線 ワンマン 浦宿行き キハ48形行先
石巻線石巻駅の発車時刻表です。通勤通学時間帯以外の列車はワンマン運転で、下り列車は全て浦宿行きとなっています。
石巻線 ワンマン 渡瀬行き キハ48形行先
石巻線キハ48形による渡波行き及びワンマン渡波行きの側面表示です。

2012年3月17日には石巻~渡波間が復旧し、2013年3月16日には渡波 - 浦宿間が復旧したため約1年間はこの渡波行きが設定されていました。
石巻線 ワンマン 浦宿行き キハ48形行先
石巻線石巻駅に停車中のキハ48-1511+キハ48-501による浦宿行きです。
2両編成を組むキハ48形の場合、側面で行先を表示し、正面はワンマン普通の表示です。
平成27年3月20日までの石巻線 浦宿行き時刻表(例)
石巻 16:05(637D) 16:29 浦宿
レア度:★★☆☆☆
(石巻線 浦宿行きの運行は2015年3月20日まで)

2015年1月20日火曜日

石巻線 直通快速 石巻行き キハ110系(H27.6まで運行)

石巻線 直通快速 石巻行き キハ110系(H27.3.20まで運行)
東北本線仙台駅5番線に停車中のキハ110系123+107+108 3両編成による直通快速 石巻行きです。

直通快速 石巻行きキハ110系側面仙石線は2015年6月に全線復旧予定ですが、それまでの間、仙台~石巻間を東北本線・石巻線経由でノンストップで結ぶ直通快速が平日は朝夕2往復、土休日は石巻から日帰り往復設定で1往復だけ運行されています。

仙石線経由の乗車券・定期券で乗車できるのがポイントです。

列車の種別そのものが直通快速です。

小牛田駅では運転停車するだけで、仙台~石巻間を63分で駆け抜けます。

仙石線の快速が被災前に仙台~石巻間を約60分強で運行していたことを考えると、かなりの韋駄天ぶりといえます。東北本線内を爆走できるのがミソでしょう。
直通快速 石巻行き@仙台
当初はキハ48形で運行されていましたが、その後キハ110系に変更されています。
平成27年6月までの直通快速 石巻行き時刻表(例)
仙台 ⑤17:58(直通快速3623D) 19:01 石巻
レア度:★★☆☆☆
(直通快速 石巻行きの運行は2015年6月まで)

2015年1月19日月曜日

仙石線 陸前小野・矢本・石巻行き キハ110系(H27.5.29まで日中運行)

仙石線 普通 陸前小野・矢本行き キハ110系
仙石線矢本駅2番線に到着するキハ110系245+240による陸前小野行きです。

陸前小野行き キハ110系側面仙石線は東日本大震災の被害のため、現在高城町駅~陸前小野駅間は不通となっていますが、2015年6月に復旧の見通しとなっています。
陸前小野~石巻間は、もともと電化区間ですが、仮復旧中は陸羽東線用のキハ110系ディーゼルカーを使用しての運行となっています。
仙石線 普通 陸前小野行き キハ110系
仙石線矢本駅2番線に停車中のキハ110系245+240による陸前小野行きです。
矢本駅では、上下線ともに、構内踏切を横切らない2番線を原則使用しています。
仙石線 普通 陸前小野行き キハ110系
仙石線石巻駅の陸前小野行き案内表示です。
朝晩の通勤通学時間帯は4両、それ以外の時間帯は2両編成です。
仙石線 普通 矢本行き キハ110系
矢本行き キハ110系側面仙石線矢本駅は自動改札が導入されていますが、列車代行バスに乗り継ぐ客は、有人改札を通るように案内されています。
矢本~陸前小野駅間は、代行バス・列車共に運行されており、駅前ロータリーが矢本駅前にはあり、陸前小野駅前にはないために、乗継は矢本駅でするように案内されています。
仙石線 矢本行き案内@石巻
仙石線石巻駅の矢本行き案内表示です。
全ての列車が陸前小野まで運行されるわけではなく、半分程度は今でも矢本止まりとなっています。
仙石線 普通 陸前小野・矢本行き キハ110系
松島海岸駅前ロータリーに停車中の東洋交通による矢本行き代行バスです。
仙石線 普通 陸前小野・矢本行き キハ110系
石巻行き キハ110系側面下り列車は全て石巻行きとなっています。

キハ110系のLED表示は、シャッタースピード1/60以上でないと映り込まないため、撮影にはかなり苦労しました。

石巻~陸前小野間は13km、所要時間は20分程度ですが、東日本大震災後の復興のためには心強い存在となっています。
平成27年1月時点の仙石線 陸前小野行き・矢本行き時刻表(例)
石巻 ①14:16(7436D) 14:36② 陸前小野
石巻 ①15:17(7526D) 15:31② 矢本
レア度:★★☆☆☆
(仙石線 陸前小野・矢本行きの運行は2015年6月まで)京成・京浜急行・京王・東急・東武・東京メトロ・
西武・小田急

2015年1月18日日曜日

仙石線 快速 高城町行き 205系3100番台(H27.5.29まで日中運行)

仙石線 快速 高城町行き 205系3100番台
仙石線本塩釜駅1番線に到着する205系3100番台M12編成による快速 高城町行きです。

快速 高城町行き 205系3100番台側面仙石線は東日本大震災の被害のため、現在高城町駅~陸前小野駅間は不通となっていますが、2015年6月に復旧の見通しとなっています。
そのため、日中と夜間に運行される快速も高城町行きとなっています。これも2015年6月には石巻駅まで全線復旧しますが、仙石東北ラインが新たに開通しますので、石巻行きに戻るのか、はたまた高城町行きのまま残るのか、いったいどうなるでしょうか。確実にその姿が見られるのはあとわずかです。

快速 高城町行きは10時から12時までに1時間おきに計3本、18時と19時台に各1本の計5本だけ運行されています。
平成27年1月時点の仙石線 高城町行き時刻表
あおば通 10:07(快速3031S) 10:38 高城町
あおば通 11:06快速(3131S) 11:37 高城町
あおば通 12:06(快速3235S) 12:37 高城町
あおば通 18:03(快速3835S) 18:34 高城町
あおば通 19:10(快速3935S) 19:41 高城町
レア度:★★☆☆☆
(快速 高城町行きの運行は2015年5月29日(金)まで)

2015年2月27日補足:仙石線あおば通~高城町の快速運転は予想通り仙石東北ラインが2015年5月30日(土)に開通するのに合わせ廃止されることが決まりました。

仙石線 205系3100番台 関連記事
小鶴新田行き 
高城町行き
快速 高城町行き