成田線 我孫子行き E231系

常磐線E231系による成田線の側面表示です。

常磐線E231系による我孫子の側面表示です。上記表示との交互表示です。




成田線新木駅1番線に進入するE231系133編成5両編成による我孫子行きです。正面は成田線と我孫子の交互表示となっています。

E231系で交互表示がなかったのは、これまで松戸区所属のE231系だけでしたが、平成27年3月14日のダイヤ改正以降、松戸区所属の常磐線系統E231系も行先と路線名の交互表示がされるようになりました。
これにより、新たに安孫子～成田間の成田線を走行するE231系でも、このように成田線表示を見ることができるようになりました。

平成23年3月14日以降の成田線時刻表(例)

成田

7:58

―

(838M)

→

8:41

我孫子

レア度：☆☆☆☆☆
（H27.3以降はE231系成田線表示はいつでもみられる）

常磐線快速 「我孫子・成田」行き2 E231系(2015年～)

常磐線北千住駅1番線に進入するE231系137+115編成15両編成による我孫子・成田行きです。

時刻表では成田行きとだけ表示されているため、実際に見ないと分からないことですが、成田線に15両編成は乗り入れられないため、15両編成の成田行きはご丁寧にも行先表示を我孫子・成田として運転されます。

我孫子駅に到着した列車は、前5両を切り離し、後ろ10両だけが成田駅に向かって行きます。側面表示は前5両が我孫子、後ろ10両が成田で、最後尾の行先表示は成田となっています。

2015年3月14日のダイヤ改正以降、品川駅始発、上野東京ライン経由の「我孫子・成田」行きも1日3本登場しました。この列車は、上野東京ライン　常磐・成田線直通の表示を出してもよさそうですが、昨日紹介した我孫子・取手と同様、我孫子・成田を表示する場合は、路線名との交互表示ができないため、品川駅始発時点からずっと正面は我孫子・成田を表示しての運行となります。

ROMとしては上野東京ライン　常磐・成田線直通の表示は準備されていますが、現ダイヤでは定期列車がその表示をする機会はないのです。

もし、品川始発の成田行きが10両編成なら、上野東京ライン　常磐・成田線直通の表示をするはずですが、現ダイヤではすべて5+10の15両編成なので、表示しません。

この「我孫子・成田」行き運用は1日6本だけ存在します。

平成27年3月14日以降の我孫子・成田行き　土日時刻表

	上野	⑫9:06	―	(935H～839M)	→	10:28	成田
	上野	⑩9:33	―	(961H～841M)	→	10:58	成田
	品川	⑪16:47	―	(1693H～871M)	→	18:31	成田
	品川	⑪17:47	―	(1745H～875M)	→	19:27	成田
	品川	⑩18:26	―	(1839H～879M)	→	20:17	成田
	上野	⑩20:17	―	(2065H～887M)	→	21:40	成田

レア度：★☆☆☆☆
（常磐線快速に我孫子・成田行きがあることは知られていない）

常磐線快速　「我孫子・成田」行き　関連記事
1　E231系(2015年まで)
2　E231系(2015年～)

常磐線快速 「我孫子・取手」行き E231系(H27.3より登場)

常磐線北千住駅3番線に進入するE231系138+118編成15両編成による我孫子・取手行きです。

平成27年3月14日の上野東京ライン・北陸新幹線開業などの大規模ダイヤ改正において、こっそりと面白い行先の列車が登場していましたので紹介します。

常磐線快速列車において、15両編成を我孫子駅で分割し、進行方向の前5両については我孫子止まり、後より10両編成については取手駅まで運転する列車が3月14日のダイヤ改正より新しく設定されました。
ご丁寧に前面表示では我孫子・取手と表示しての運行です。


例えば単なる我孫子行き、取手行きであれば常磐線表示との交互表示となっていますが、我孫子・取手行きの場合は常磐線表示はなく、前面はずっと我孫子・取手表示です。
側面も交互表示ではなく、前5両は我孫子、後ろ10両は取手表示のままです。最後尾車両の前面表示は取手のままです。

なお、ダイヤ改正以前には我孫子・取手という設定はありませんでした。

この我孫子・取手行きの設定は平日は上野駅発20：48・21：54の2本、土休日上野駅発8：41・20：48・22：02の3本だけです。
日中走行写真の撮影が可能なのは土休日上野駅8時41分発だけとなります。

平成23年3月14日以降の土休日　我孫子・取手行き時刻表(例)

上野

⑪8:41

―

(883H)

→

9:26

取手

レア度：★☆☆☆☆
（H27.3以降に初めて安孫子・取手行きが登場）

関連記事
常磐線快速　上野・松戸・我孫子・取手・成田行き　E231系

上野東京ライン 常磐・東海道線直通 E231系（早朝2本だけのレア表示）

常磐線E231系による上野東京ライン　常磐・東海道線直通の側面表示です。
この表示、早朝2本だけのレア表示となっています。



成田線新木駅1番線に進入するE231系104編成10両編成による品川行きです。
正面は上野東京ライン　常磐・東海道線直通と品川の交互表示となっています。

この新木駅の上り時刻表のように、7時1分、7時33分発の2本だけは品川行きとなっています。成田線から上野東京ライン経由で東海道線の品川駅まで直通する列車は1日にこの2本だけとなっています。
我孫子駅に到着した列車は、後5両を増結し、15両編成で品川駅に向かって行きます。この際、車掌が表示を単なる上野東京ライン　東海道線直通に変更してしまうことがあるので、安孫子以南での撮影ができないこともあります。
成田駅から東京方面へのライバル、京成電鉄でも、都営浅草線・京浜急行電鉄経由で品川まで直通することができますが、所要時間や運賃ではJRに軍配が上がります。運転本数では京成が有利ですが、JRも利用客は伸びたのでしょうか。

平成23年3月14日以降の成田線からの品川行き時刻表

	成田	6:31	―	(830M～752H)	→	8:12	品川
	成田	7:00	―	(834M～754H)	→	8:42	品川

レア度：★★☆☆☆
（「上野東京ライン　常磐・東海道線直通」表示は早朝2本だけ）

関連記事
常磐線快速　上野・松戸・我孫子・取手・成田行き　E231系

鹿島線 209系のすべての側面表示を撮る！

成田線佐原駅0番線で出発を待つ209系500番台C430編成による鹿島線　鹿島神宮行きです。

鹿島線の車両運用は2011年以降、209系に統一されています。このたび、すべての定期運用行先の撮影できましたので、紹介いたします。


鹿島線
鹿島線の列車は、この鹿島線と以下の行先との交互表示である
レア度：☆☆☆☆☆


鹿島線　佐原
平成27年3月14日のダイヤ改正以降、鹿島神宮駅からの上り列車のほとんどは佐原行きとなった。
レア度：☆☆☆☆☆


鹿島線　鹿島神宮　
平成27年3月14日のダイヤ改正以降、鹿島神宮行きのほとんどは佐原駅始発となった。
レア度：☆☆☆☆☆

これ以外に、鹿島サッカースタジアム行きの設定もあり、鹿島アントラーズの試合があるときなどには実際に運用実績があるようですが、最近は運行されなくなってしまったようです。

2015年10月4日追記
2015年9月26日(土)に、「鹿島アントラーズ対浦和レッズ」戦の開催に伴い、臨時列車（9531M、成田10:51発～鹿島サッカースタジアム11:50着と9533M、佐原駅13:30発～鹿島サッカースタジアム14:04着）が運行されました。
平成27年3月14日(土)以降の鹿島線　鹿島神宮行き　時刻表(例)

佐原

⓪15:57

―

(537M)

→

16:18②

鹿島神宮

レア度：☆☆☆☆☆
（鹿島線　佐原行き、鹿島神宮行きは鹿島線内でいつでも見られる）

東金線に関連する209系のすべての側面表示を撮る！

大網駅21時55分発の東金行きは、千葉駅からの直通列車であり、表示は外房・東金線　東金行きとなります。１日１本だけのレア表示です。


内房線本千葉駅1番線に到着する209系500番台C620編成による外房・東金線　成東行きです。

東金線の車両運用は2011年以降、209系に統一されていますが、一部レアな行先表示も存在します。このたび、すべての定期運用行先の撮影できましたので、紹介いたします。

東金線
東金線の列車は、この東金線と以下の行先との交互表示である。
レア度：☆☆☆☆☆


東金線　大網
成東駅からの上り列車のほとんどは大網行きである。
レア度：☆☆☆☆☆
東金線　東金　
大網駅23時10分始発の最終列車のみが東金線　東金行きである。この列車は209系ではなく、京葉線のE233系がバイト運用している。そのため、209系による東金線　東金表示は見ることができない。


東金線　成東　
大網駅始発の東金線下り列車のほとんどは成東行きである。
レア度：☆☆☆☆☆


外房・東金線　
千葉駅始発の東金線直の列車は、この外房・東金線と以下の行先との交互表示である。
レア度：☆☆☆☆☆


外房・東金線　東金　
大網駅21時55分発の東金行きは、千葉駅からの直通列車であり、表示は外房・東金線　東金行きとなる。
レア度：★★☆☆☆


外房・東金線　成東　
千葉駅からの外房・東金線経由　成東行きは12本運行されている。
なお、総武本線経由の成東行きも存在するため、路線表示は重要である。
レア度：☆☆☆☆☆


東金・外房線　千葉　
上記の反対の経路だと、路線名もしっかりと外房線が先になるのが房総地区209系の細かい表示である。
成東駅からの東金・外房線　千葉行きは12本、東金駅始発で1本運行されている。
レア度：☆☆☆☆☆


内房線蘇我駅2番線に到着する209系500番台C417編成による東金・外房線　千葉行きです。

東金・外房線　
成東・または東金駅始発の東金線経由千葉行きの列車は、この東金・外房線と上の行先との交互表示である。
レア度：☆☆☆☆☆
平成27年3月14日(土)以降の外房・東金線　東金行き　時刻表

千葉

19:12

―

(2384M)

→

19:32③

東金

レア度：★★☆☆☆
（外房・東金線　東金行きは千葉始発で1本だけの設定）

成田線 209系のすべての側面表示を撮る！

成田空港行きの鉄道は、成田エキスプレス、エアポート成田、京浜急行から都営浅草線経由で京成電鉄のスカイアクセス線がすべてと思われがちですが、千葉駅からローカル運用の209系による運用も存在します。

成田線下総神崎駅1番線に到着する209系500番台C430編成による成田線　千葉行きです。

成田線（佐倉～松岸）の車両運用は2011年以降、209系に統一されていますが、ややレアな行先表示も存在します。このたび、すべての定期運用行先の撮影できましたので、紹介いたします。


成田線
成田線の列車は、この成田線と以下の行先との交互表示である
レア度：☆☆☆☆☆


成田線　千葉
上り列車のすべてがこの行先
レア度：☆☆☆☆☆


成田線　成田　
千葉駅からの9本/日の設定
レア度：☆☆☆☆☆


成田線　成田空港　
千葉駅7時32分発と20時11分発の2本だけの設定
レア度：★☆☆☆☆


成田線　佐原　
千葉駅16時34分発と22時21分発の2本だけの設定
レア度：★☆☆☆☆


成田線　銚子　
下り列車で約1本/時の頻度で設定がある。
レア度：☆☆☆☆☆
平成27年3月14日(土)以降の成田線　成田空港行き　時刻表

千葉

⑨7:32

―

(1431M)

→

8:24

成田空港

レア度：★☆☆☆☆
（成田線　成田空港行き、佐原行きは2本だけの設定）