北総鉄道京成高砂駅3番線に到着する都営5500形5527Fによる急行印旛日本医大行きです。
都営5500形5527Fによる急行印旛日本医大行き側面表示です。
2022年11月26日(土)に、京急・都営浅草線・京成・北総等のダイヤ改正が行われます。
新鎌ヶ谷駅の下り方面時刻表です。平日夜間にのみ表示された青い時刻も消滅です。
京急の日中快急特急化、京成のスカイライナー新鎌ヶ谷停車などが大きな話題となるダイヤ改正でしたが、その陰でひっそりと北総線の急行がひっそりと廃止されました。
京急の大幅改正は23年ぶりですが、北総急行消滅は29年ぶりです。
ここで、北総鉄道50年の歴史 特別サイトなどより、北総線の急行の歴史を振り返ってみます。
今から約29年前の1993年4月1日、初めて急行運転が開始されました。当時は京成高砂~千葉ニュータウン中央間のみの営業運転であり、朝ラッシュ時に限っての運転でしたが、京成高砂~千葉ニュータウン中央間の所要時間が5分短縮されました。
1995年4月1日、千葉ニュータウン中央~印西牧の原間が開業するとともに、夕ラッシュ時の急行運転が始まりました。
2001年9月15日、朝ラッシュ時の急行は特急に格上げされ、廃止されました。特急は最高速度が105km/hに向上するとともに、通過駅を拡大し、都心方面への所要時間の短縮が図られました。
2010年代には平日夕方以降に5本だけ運行される体制が続きました。京成線内の種別の呼び方の変更(急行→快速)などにより、急行を名乗って走る区間は京成高砂~印旛日本医大間だけどなる時代が続きました。
夕方以降に5本運行の時代は、北総N運用2本、京急H運用1本、都営T運用2本での運用でしたが、2022年2月26日ダイヤ改正以降は都営T運用2本だけの設定となり、最後は都営5500形が専ら運用についていました。
新鎌ヶ谷駅の路線図です。急行と特急との違いは新柴又、矢切に止まるか否かだけでした。新鎌ヶ谷駅の下り方面時刻表です。平日夜間にのみ表示された青い時刻も消滅です。