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2025年8月12日火曜日

西武新宿線 急行 多摩湖行き1 新2000系・20000系・30000系

 西武新宿線での撮影は2012年6月30日の快速急行、拝島快速廃止、下り方面の拝島・西武遊園地行き分割急行の廃止といった大規模改正直前に通い詰めて以来、ほとんどしていませんでした。
 その後、2021年に「西武遊園地」の駅名が「多摩湖」に改名されたり、初期型の2000系が完全廃車となったり、3色LED車両がフルカラーLED化されて消滅したりと大きな変化がありましたが、他路線と乗り入れをしていない西武新宿線の優先順位が低く、10年以上放置していました。
 先日、2016年3月以降不定期列車化されている急行を撮影しようと思い、大変久しぶりに西武新宿線で撮影してきました。
 撮影地は、急行が停車し、走行写真の撮影が可能と思われる唯一の駅、花小金井駅としました。花小金井駅の新宿寄りには相変わらず鉄道柵があり、「さすが手つかずの西武新宿線」と思わせました。

急行多摩湖行きは不定期運行となっていますが、少なくとも2025年7月と8月の土日は毎日2本運行されていました。
そのうちの1本目、西武新宿9時11分発の急行多摩湖行き2551レは基本30000系、時々20000系が充当する運用となっていますが、今回は2日間出向いたところ、両方の編成を撮影することが出来ました。

西武新宿線花小金井駅2番線に到着する20000系20156F 8両編成による急行多摩湖行きです。
20000系による急行多摩湖行き側面表示です。
花小金井駅2番線に到着する30000系38101F 8両編成による急行多摩湖行きです。
30000系による急行多摩湖行き側面表示です。

次に2本目、西武新宿9時32分発の急行多摩湖行き2553レは基本新2000系が充当する運用となっています。
花小金井駅2番線に到着する新2000系2087F 8両編成による急行多摩湖行きです。
新2000系による急行多摩湖行き側面表示です。

現時点では、西武新宿線の8両編成は新2000系、20000系、30000系の3種類だけなので、2日で全車種撮影できて良かったです。
2025年3月15日のダイヤ改正以降の急行 多摩湖行き土休日不定期時刻表
西武新宿 ②9:11(急行2551) 9:51① 多摩湖
西武新宿 ③9:32(急行2553) 10:11① 多摩湖
レア度:★☆☆☆☆
(急行 多摩湖行きは土休日不定期に2本だけ運行)

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2025年8月11日月曜日

西武池袋線 通勤急行 池袋行き3 9000系・20000系3色LED(2021年消滅)


西武池袋線東久留米駅に到着しようする9000系9102Fによる通勤急行池袋行きです。(2012年7月30日()撮影)
9000系による通勤急行池袋行き側面表示です。

2021年に西武池袋線を引退した9000系は前面にエコマークを装着していたので、遠くから見ても2000系と見分けることが可能でしたが、晩年はエコマークがはがされていました。
東久留米駅に到着しようする20000系20105F による通勤急行池袋行きです。(2012年8月10日撮影)
20000系3色LED車による通急池袋行き側面表示です。
前面は通勤急行と省略なしで表示しているのに対し、側面は通急と省略されていました。

この列車を撮影した2012年頃は、20000系は全て3色LEDでしたが、2015年から2016年にかけて全ての編成がフルカラーLED化されました。
2016年3月26日時点の通勤急行 池袋行き 平日刻表(例)
飯能7:51(通勤急行2512) 8:50 池袋
レア度:★★☆☆☆
(20000系3色LED・9000系の通勤急行池袋行きは既に消滅)

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2025年8月10日日曜日

西武池袋線 通勤急行 池袋行き2 新2000系・新2000系幕車・新2000系フルカラーLED


西武池袋線東久留米駅に到着しようする新2000系2063F+2457F 8+2両編成による通勤急行池袋行きです。(2012年7月30日()撮影)
新2000系幕車による通勤急行池袋行き側面表示です。

新2000系2063Fは池袋線に残る8両編成唯一の幕車でしたが、2021年11月2日、横瀬車両基地へ回送され廃車となってしまいました。新2000系幕車の池袋方面が幕車なのはこの2063Fだけだったので、通勤急行池袋行きに充当する機会を捉えることができたのはラッキーでした。
ひばりヶ丘駅を通過しようする新2000系2071F+2457F 8+2両編成による通勤急行池袋行きです。(2012年7月3日()撮影)
新2000系3色LED車による通勤急行池袋行き側面表示です。

この列車を撮影した2012年頃は、8両編成の新2000系は2063F以外は全て3色LEDでした。
ひばりヶ丘駅を通過しようする新2000系2079F+2463F 8+2両編成による通勤急行池袋行きです。(2021年7月21日(水)撮影)
新2000系フルカラーLED車による通急池袋行き側面表示です。前面表示は通勤急行なのに対し、通急と省略されています。

2020年を過ぎると、これまでと一転3色LEDの編成は消滅し、幕車以外は全てフルカラーLED化されていました。

こんな西武池袋線の新2000系による通勤急行池袋行きですが、現在は2両編成が全て撤退したこともあり、見かけることはなくなってしまいました。
2016年3月26日時点の通勤急行 池袋行き 平日刻表(例)
飯能7:51(通勤急行2512) 8:50 池袋
レア度:★★☆☆☆
(新2000系の通勤急行池袋行きは既に消滅)

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2025年8月9日土曜日

身延線 普通 富士行き・鰍沢口行き・甲府行き 313系(2025神明の花火大会に伴う運行)

毎年8月7日に、山梨県西八代郡市川三郷町で「神明の花火大会」が開催され、市川大門行きが運行されることは昨日報告しましたが、それ以外の定期列車も車両を増やして運転されました。

今の身延線列車は朝晩のごく一部の列車を除いてほぼすべてワンマン運転の2両編成となっているため、それでは乗客を捌ききれず、8月7日に限り、3両もしくは4両編成での運行となりました。

1.普通 鰍沢口行き

身延線南甲府駅2番線に到着する313系V3+L3編成による普通 鰍沢口(かじかざわぐち)行き3734Mです。


313系V3編成による普通 鰍沢口行き側面表示です。
南甲府駅2番線を発車する313系V3+L3編成による普通 鰍沢口行き3734Mです。

313系L3編成による普通 鰍沢口行き側面表示です。

現ダイヤでは、ワンマン運転ではない普通 鰍沢口行きは甲府17時34分発の3738Mただ1本だけであり、3両N編成での運用となっているため、幕車であるV編成が先頭での普通 鰍沢口行きはめったにお目にかかることができません。
南甲府駅2番線に到着する313系J5編成による普通 鰍沢口行き3736Mです。
313系J5編成による普通 鰍沢口行き側面表示です。
大垣車両区に所属し、普段は豊橋と米原の間の運用に重用されているJ5編成が助っ人として身延線にやってきましたが、身延線の行先が装備されていないため、行先は空白のまま充当していました。
4両固定編成の身延線定期運用充当は史上初めてで、かなり珍しいです。

2.普通 甲府行き
南甲府駅2番線に到着する313系L3+V3編成による普通 甲府行き3743Mです。

313系L3編成による普通 甲府行き側面表示です。

現ダイヤでは、ワンマン運転ではない普通 甲府行きは朝2本、夜1本の3本だけであり、全て3両N編成での運用となっているため、2+2=4両編成の普通 甲府行きはかなり珍しいです。


南甲府駅2番線に到着する313系V4+L4編成による普通 甲府行き3633Mです。
こちらはダブルでレアとなっています。
まず1つ目、幕車であるV編成が先頭での普通 甲府行きはめったにお目にかかることができません。
そして2つ目、南甲府駅2番線への逆線入線です。1番線には、臨時の市川大門行きが停車中のため、空いている2番線での発着となりました。
313系V4編成による普通 甲府行き側面表示です。

3.普通 富士行き
甲府駅5番線で発車を待つ313系V8編成による普通 富士行き3636Mです。
係員が、市川大門方面の列車を看板で案内しています。
313系V8編成による普通 富士行き側面表示です。

ワンマン運転ではない普通 富士行きは朝1本(2+2=4両編成)、昼1本(3両編成)の計2本だけ存在するので、V編成が先頭で普通 富士行きに充当することもあるのですが、2両編成のV編成による普通 富士行き定期運用はなく、これまた珍しい状況となっています。
南甲府駅2番線に到着する313系T5編成による普通 富士行き3638Mです。
313系T5編成による普通 富士行き側面表示です。

今日紹介した列車の中で一番撮影しやすい表示だと思いますが、それでも1日2本しか設定がなく、簡単に撮影できるものではないため、市川大門行き撮影と合わせ、ワンマン列車がほとんどの身延線で珍しい行き先が短時間で収集できてよかったです。
2025年8月7日(木)の増結列車 臨時時刻表(例)
甲府 ⑤16:06(3734M) 16:52② 鰍沢口
甲府 ⑤16:46(3736M) 17:27② 鰍沢口
レア度:★★★☆☆
(313系幕車の普通鰍沢口行き・甲府行きは毎年8月7日のみ運行)

☑身延線 臨時 市川大門行き 関連記事
2 313系(2025神明の花火大会に伴う運行)
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2025年8月8日金曜日

身延線 臨時 市川大門行き2 313系(2025神明の花火大会に伴う運行)

毎年8月7日に、山梨県西八代郡市川三郷町で「神明の花火大会」が開催され、
15時台~19時台に普段は運行されない市川大門行きが運行されます。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言が発出されていたりして、外出が制限されていた2020年は中止、2021年は大幅縮小で開催されたこともあり、臨時列車の運行もありませんでした。
しかし、2022年以降は再び市川大門行きが設定されています。
2025年の運行内訳は、以下の6本でした。
「甲府発」→「市川大門行」1本
「南甲府発」→「市川大門行」5本

以下、今年の状況を報告いたします。
1本目

身延線甲府駅4番線で発車を待つ313系N4編成による臨時 市川大門行き9726Mです。
甲府駅の発車案内です。市川大門行きは定期行先と異なり、フォントの幅が異なるため、4番線の案内が切れてしまっています。

配線の関係で甲府駅に乗り入れる臨時列車はこの1本だけとなっています。

定期の富士行きに乗って、南甲府行きに先回りします。

身延線南甲府駅2番線に到着する313系N4編成による臨時 市川大門行き9726Mです。


313系による市川大門行き側面表示です。

2本目

2本目の臨時列車は1番線側の側線に止まっており、出発前に表示が臨時 市川大門行きに変わります。
一旦、身延側の本線に回送され、折り返し2番線に進入していきます。
身延線南甲府駅2番線に到着する313系T14編成による臨時 市川大門行き9730Mです。

313系T14編成による臨時 市川大門行き前面表示です。

3本目
3本目の臨時列車は2番線側の側線に止まっており、出発前に表示が臨時 市川大門行きに変わります。

南甲府駅1番線に到着する313系N10編成による臨時 市川大門行き9732Mです。

南甲府駅1番線で発車を待つ313系N10編成による臨時 市川大門行き9732Mです。

先発する特急ふじかわ12号静岡行きが2番線から発着するため、通常は甲府行きが発着する1番線から臨時 市川大門行き9732Mは発車していきました。

南甲府駅1番線からの逆線発車は珍しいのではないでしょうか。

4本目

南甲府駅1番線で発車を待つ313系N4編成による臨時 市川大門行き9734Mです。

1本目で市川大門行きに充当していたN4編成が回送として南甲府まで戻ってきて、4本目の臨時列車に充当しました。この列車も1番線からの逆線発車でした。

この様に、N4,T14,N10の3編成を使用して、神明の花火大会対応臨時列車が今年は大きな遅れなく運行されました。
2025年8月7日(木)の臨時 市川大門行き 臨時時刻表
甲府 ④15:19(9726M) 16:06② 市川大門
南甲府 ②15:58(9730M) 16:28② 市川大門
南甲府 ①16:44(9732M) 17:12② 市川大門
南甲府 ①17:09(9734M) 17:40② 市川大門
南甲府 ①18:08(9738M) 18:33② 市川大門
南甲府 ①19:25(9742M) 20:00② 市川大門
レア度:★★★★☆
(市川大門行きは毎年8月7日のみに運行される)

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