東京モノレール10000形による区間快速羽田空港第2ターミナル行き側面表示です。区間快速をRapidと英訳するところがポイントです。
区間快速は、浜松町駅と羽田空港第2ターミナル駅間を約21分で結ぶ種別で、2007年3月18日のダイヤ改正より、従来の快速に代わる形で空港快速とともに運行開始しました。
停車駅は浜松町駅、天王洲アイル駅、大井競馬場前駅、流通センター駅、羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第1ターミナル駅、羽田空港第2ターミナル駅の7駅となっています。羽田空港利用者のために浜松町と羽田空港を結ぶ役割に加え、開発著しい天王洲アイルや大井競馬場への輸送も担っているのが特徴です。先行する普通列車を追い抜くことはなく、後続の空港快速に追い抜かれることもありません。
浜松町駅の区間快速発車案内です。オレンジ色の種別色となっています。
この区間快速は、2021年3月13日のダイヤ改正で抜本的に廃止されることとなり、下り区間快速の羽田空港第2ターミナル行きは消滅します。
なお、上りに関しては羽田空港第2ターミナルを5時11分に出発する浜松町行き初電1本のみの運転となり、明らかな種別存続だけのための運行となります。
なお、上りに関しては羽田空港第2ターミナルを5時11分に出発する浜松町行き初電1本のみの運転となり、明らかな種別存続だけのための運行となります。
2021年3月12日まで、日中は空港快速毎時5本、区間快速毎時5本、普通毎時5本の12分サイクルダイヤで合計毎時15本の運転となっていましたが、ダイヤ改正後は空港快速毎時6本、普通毎時6本の10分サイクルダイヤで合計毎時12本の運転となってしまいます。
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う、旅行旅客者の99%近くというとてつもない激減は、当然のように空港利用者輸送を担う東京モノレールの経営を圧迫し、結果としてこの減量ダイヤとなります。今後、JR東日本が空港新線を建設するという計画も、羽田空港利用者が半永久的に減少するなら当然見直されると考えられ、空港輸送を担う会社は引き続き苦しい経営が見込まれます。
2021年3月12日(金)までの区間快速 羽田空港第2ターミナル行き 土休日時刻表(例)
浜松町 | 8:44 | ― | (区間快速0811) | → | 9:05 | 羽田空港第2ターミナル |
(区間快速 羽田空港第2ターミナル行きは2021年3月で廃止)
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