2024年3月ダイヤ改正時点で、木更津駅始発、内房線から外房線直通のワンマン上総一ノ宮行きは始発駅基準で9時台から18時台まで計10本設定があります。その行先表示は運行中、以下のように4パターンに変更され表示されます。
①ワンマン 上総一ノ宮
↓
②ワンマン上総一ノ宮館山方面
↓
③ワンマン上総一ノ宮安房鴨川方面
↓
④ワンマン上総一ノ宮外房線
撮影する側からいうとかなりの難易度(面倒?)でしたが、以下紹介します。
内房線木更津駅2番線に到着するE131系R09編成によるワンマン 上総一ノ宮行きです。
木更津駅到着時点ではこのように白文字でワンマンと表示していますが、すぐに次の表示に切り替わります。
内房線木更津駅3番線で発車を待つE131系R09編成によるワンマン上総一ノ宮行きです。
内房線館山駅1番線で発車を待つE131系R02編成によるワンマン上総一ノ宮行きです。
館山駅に到着すると、ワンマン上総一ノ宮行き次駅表示に加え、ワンマン上総一ノ宮安房鴨川方面表示に変わります。
外房線安房鴨川駅1番線で発車を待つE131系R08編成によるワンマン上総一ノ宮行きです。
安房鴨川駅に到着すると、ここからは外房線に路線名が変わるため、ワンマン上総一ノ宮行き次駅表示に加え、ワンマン上総一ノ宮外房線表示に変わります。
これは、走る路線ごとに色をわけたため。外房線は赤、内房線は青、成田線は緑、総武本線は黄となっています。
この色分け表示は、国鉄時代に誤乗防止を目的に始まりました。蒸気機関車が客車を引いていた時代から、例えば安房鴨川駅行きは内房線経由と外房線経由、銚子駅行きが総武本線経由と成田線経由など、同じ行先でも経由が異なる列車が運転されていました。これらの乗り間違いを防ぐため、客車列車では側面のサボの色をを路線別に区別たのです。その後、113系、211系で行き先が幕で表示できるようになったため、方向幕で色分けしました。
しかし、その次に導入された209系では、3色LEDのために色表示ができず、いったん廃止されてしまたのですが、2019年に登場したフルカラーLEDのE131系の登場で、2013年の211系引退以来、約8年ぶりに房総エリアの色分けが復活しました。
木更津駅に青、赤の色の使い分けと路線図が掲載されていました。
なお、安房鴨川始発の外房線内完結のワンマン上総一ノ宮行きは2本設定されているため、外房線内では12本のワンマン上総一ノ宮行きが設定されています。
木更津 | ③9:31 | ― | (3129M) | → | 12:30① | 上総一ノ宮 | |
木更津 | ②10:29 | ― | (3131M) | → | 13:33① | 上総一ノ宮 | |
木更津 | ②11:17 | ― | (3133M) | → | 14:33① | 上総一ノ宮 |
(E131系の木更津始発のワンマン上総一ノ宮行きは10本設定)
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