鉄道ファン必見!都営5500形が特急京急川崎行き及び特急品川行きとして運行される、非常にレアなシーンに遭遇しました。今回は、京急本線京急蒲田駅で撮影した貴重なシーンを写真とともにご紹介します。
京浜急行電鉄京急本線京急蒲田駅3番線に到着しようとする都営5500形5515Fによる特急京急川崎行きです。
2025年1月4日(土)未明に発生した南太田駅〜井土ヶ谷駅間での沿線火災の影響で、架線、信号ケーブル、踏切施設などの鉄道設備も燃えてしまいました。そのため当初は横浜〜金沢文庫間、その後横浜〜上大岡間で運転見合わせとなり、その前後区間でそれぞれ折り返し運転が行われました。運転再開は16時過ぎで、関係者の苦労がしのばれます。
10時頃位から、品川側は空港線直通列車のみ都営浅草線との直通運転となり、本線は特急が品川〜京急川崎間、普通は品川〜横浜間の折り返し運転となったのですが、その特急列車の編成の1つに都営浅草線から三崎口まで直通するはずだった37Tに充当していた都営5500形5515Fが取り残され、定期運用のない特急京急川崎行き、特急品川行きに何度も充当しましたので報告します。
この事故の影響で、本線の快特、特急の行先はすべて京急川崎止まりとなり、普通の行先はすべて横浜止まりとなり、定期列車の設定がない都営5500形の特急京急川崎行きが運行されました。そもそも、都営5500形による本線特急の設定が少ない中、5500形が充当し、かつ定期設定のない京急川崎行きに充当するという本当にレアな場面に遭遇しました。
都営5500形による特急京急川崎行き側面表示です。側面表示の流し撮りにも成功して満足です。これを日中に見られることはほぼありません。
都営5500形による特急京急川崎行き前面表示です。この表示は特別な光景です。この後、この5500形5515Fは37T→53HT→71HT→09T→37Tなどに順次運用変更することで品川~京急川崎間の特急によるピストン運用に充当し、上り列車でこれも珍しい特急品川行きに充当しました。
京急蒲田駅6番線に到着しようとする都営5500形5515Fによる特急品川行き01HT代走です。
品川駅2番線に到着しようとする都営5500形5515Fによる特急品川行き71HT代走です。
都営5500形による特急品川行き側面表示です。
大晦日の終夜運転による普通横浜行き、箱根駅伝開催に伴う快特京急川崎行きの存在を知っているものとしては、2025年正月の終わりかけの日中に堂々と運行される都営車両の特急京急川崎行き、特急品川行きは、鉄道ファンにとって驚きの出来事でした。
(おまけ)
品川駅で特急京急川崎行きの設定が分からない車掌が、一瞬だけ特急京急蒲田行きを表示しました。レアすぎます。
青砥 | 9:01 | ― | (普通~特急37T) | → | 9:53 | 京急川崎 |
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