京王線明大前駅1番線に進入する7000系7709F8両編成の各停八幡山行きです。累計5本目と9本目の八幡山行きに7709Fが運用されました。八幡山の幕が用意されているのが驚きです。
八幡山行きの運行は、平成15年11月28日(金)以来、実に9年ぶりであり、しかも京王車両による運行は初めてでした。
事前に駅に掲載された時刻表では、たった4本だけ運行の予定でしたが、結局計11本の各停八幡山行きが運行されました。
4本の八幡山行きの後に運行された桜上水行きは、桜上水到着後、そのまま桜上水始発の八幡山行きになり、桜上水駅で桜上水から八幡山まで幕を回すという場面も見られ、例えば写真の市ヶ谷など、貴重な行先を見る事ができました。
早朝4時35分に京王線桜上水駅2番線で出発を待つ8000系8732Fによる8両編成の各停八幡山行きです。9年ぶりに八幡山行きが復活した瞬間でした。8732Fはこの日1本目、3本目、6本目の車両に充当されています。
桜上水駅始発の八幡山行きは、たった2駅、2分間の運行となっており、八幡山、新線新宿で折り返し、新線新宿発の2番列車として再び八幡山行きとして運用されました。その後、新宿~つつじヶ丘間を往復した後、8732Fは調布地下化後の下り初列車として運行された模様です。
京王線桜上水駅2番線に進入する8000系8732F8両編成の各停八幡山行きです。撮影は6時22分で、もう明るくなっています。なお、10番列車には8000系8733Fが運用されました。
京王線明大前駅1番線に進入する9000系9702Fによる各停八幡山行きです。
この日2本目、4本目、8本目の車両に充当されています。なお、7番列車には9000系9708F、11番列車には9705Fが運用され、その後には各停つつじヶ丘行きが10分おきに運行されました。
このように、京王電鉄は、調布駅付近の地下線への切替工事に伴い、2012年8月19日(日)早朝に列車の運休を実施しました。運休時間と区間は、初電~7:00頃が八幡山~つつじヶ丘間、初電~7:40頃が飛田給~府中間、初電~9:35頃がつつじヶ丘~飛田給間と調布~京王稲田堤間でした。運休時間中は、新宿駅、新線新宿駅、京王八王子駅、高尾山口駅、若葉台駅から運休区間の駅までの間で折り返し運転が実施されたため、大変珍しい行先の列車が多数運転されました。
なお、京王稲田堤行きの表示はできず、臨時の表示だったようです。
8732F | 桜上水 | ②4:37 | ― | (各停) | → | 4:39① | 八幡山 | |
9702F | 新線新宿 | ⑤4:57 | ― | (各停) | → | 5:12① | 八幡山 | |
8732F | 新線新宿 | ⑤5:20 | ― | (各停) | → | 5:35① | 八幡山 | |
9702F | 新宿 | ③5:41 | ― | (各停) | → | 5:57① | 八幡山 | |
7709F | 桜上水 | ②6:04 | ― | (各停) | → | 6:06① | 八幡山 | |
8732F | 新宿 | ③6:10 | ― | (各停) | → | 6:24① | 八幡山 | |
9708F | 新宿 | ③6:20 | ― | (各停) | → | 6:34① | 八幡山 | |
9702F | 新宿 | ③6:30 | ― | (各停) | → | 6:44① | 八幡山 | |
7709F | 新宿 | ③6:40 | ― | (各停) | → | 6:54① | 八幡山 | |
8733F | 新宿 | ③6:50 | ― | (各停) | → | 7:04① | 八幡山 | |
9705F | 新宿 | ③7:00 | ― | (各停) | → | 7:14① | 八幡山 |
(八幡山行きはまず運用されない)
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