新大阪駅17番線に進入する雷鳥8号大阪行きです。
車両は485系の9両編成です。
特急「雷鳥」は、1964年10月1日に東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正により、大阪駅~富山駅間運行の電車特急として運転を開始しました。しかし、実際には専用車両となる481系電車の落成が遅れた関係で運行開始は同年12月25日までずれ込んでいます。
681系の後継車である683系の投入により、「雷鳥」は次々「サンダーバード」に置き換えられ、「雷鳥」の運転本数は1往復までに減少し、現在は大阪駅~金沢駅間で、定期列車は8号と33号の1日1往復、所要時間は2時間50分で運行されています。
「雷鳥」にも食堂車が連結されていましたが1985年1月に連結を中止し、同年3月14日に食堂車を改造した4人用座敷風グリーン個室「和風車だんらん」が連結されていました。
1989年3月11日からは神戸駅発着列車が1997年3月7日まで1往復設定され、また一部の列車で湖西線の最高速度を130km/hに引き上げた「スーパー雷鳥」の運転を開始時に、「ラウンジカー」(半室グリーン車)に再改造されました。
「スーパー雷鳥」は、大阪駅~金沢駅間を最速2時間39分で結び、当初7両編成で運転を開始しましたが乗車率もよくのち9両編成に増強されました。2001年3月3日に683系が投入されたのをきっかけに、富山駅・和倉温泉駅発着の「サンダーバード」と、金沢駅発着の「雷鳥」に再編し、「スーパー雷鳥」は廃止されました。このときに「雷鳥」の新潟駅発着列車も廃止されています。
そして2011年3月12日ですべて681系・683系に置き換えて、「サンダーバード」として運転されることになりました。よって485系電車の運用を終了し、「雷鳥」が廃止されることになりました。
このように、2011年3月12日のダイヤ改正で「雷鳥」の名称は廃止されてしまいます。
従って、特急雷鳥を見ることができるのは2011年3月11日までとなります。
金沢 | ③7:10 | ― | ( | 8号) | → | 10:04③ | 大阪 | ||
大阪 | ⑪17:12 | ― | ( | 33号) | → | 20:04⑦ | 金沢 |
レア度:★★★☆☆
(平成23年3月11日で廃止)
0 件のコメント:
コメントを投稿