東京メトロ丸ノ内線四ツ谷2番線を発車した後楽園行きです。
車両は02系による6両編成です。
行先方向幕は幕式です。
丸ノ内線は、東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線で、池袋駅~荻窪駅間を結ぶ本線と、中野坂上駅~方南町駅間を結ぶ分岐線(通称 方南町支線)から構成されます。
通常、池袋 ~荻窪間の通し運転と、池袋 ~新宿間折り返し運転を基本としますが、朝夕と深夜には車両基地への入出庫のため池袋 ~方南町支線中野富士見町間の列車や、茗荷谷・後楽園・中野坂上始発・終着の列車が存在します。
後楽園駅の茗荷谷方に右の写真のように留置線が2本あり、2番線と繋がっています。
小石川検車区のある茗荷谷駅の隣駅であるにも関わらず留置線が設けられたのは、後楽園競輪場の帰宅客に対応した臨時列車を設定するためでしたが、後楽園競輪場は1972年に廃止されたので、本来の目的は失われました。
しかし現在も早朝の池袋行茗荷谷駅始発および朝ラッシュ後に新宿方面からの茗荷谷駅終着列車(土休日は新宿止まりの折り返しとなる回送)が定期ダイヤで運行され、留置線を出入りしています。
このように、荻窪駅から後楽園駅行きは、平日8時台に2本だけ運行されており、かなりマイナーな行き先といえる列車になります。
前面の行先表示器については第01~12編成は字幕式でしたが、順次LED式に更新されることとなっており、字幕式での後楽園駅行の行き先を見ることができるのもあとわずかかもしれません。
荻窪 | ②8:17 | ― | ( | B819 | ) | → | 9:01② | 後楽園 | |
荻窪 | ②8:29 | ― | ( | B873 | ) | → | 9:14② | 後楽園 |
レア度:★★★★☆
(1日2本しか運行されていなく、しかも幕式)
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