平成24年8月19日京王線調布駅付近地下化以降の京王電鉄ダイヤ時刻表が7月17日にホームページで公開されました。
(新設)
快速つつじヶ丘行き(若葉台駅基準で平日5時台に2本)の新設
→相模原線の各駅停車調布行きが調布で折り返せないので、つつじヶ丘まで折り返しに行くついでに営業運転するものと思われます。
日中時間帯の
各停 京王多摩センター行き(新宿駅平日9時47分発)が新設
京王線内を走る
各停 大島行き(橋本駅平日8時45分発)が新設
(縮小・変更)
各停 つつじヶ丘行き(都営新宿線直通平日夕方運行)が2本のみに減少
→残る2本の折り返し本八幡行きが設定されていないので、つつじヶ丘からは調布方面へ回送される模様。
新線新宿基準で平日17時以降の急行橋本行きが快速調布行き(調布から急行橋本)に変更
平日ラッシュ時の通勤快速高幡不動行き(が2本から1本に削減(代わりに通勤快速若葉台行きが1本から2本に増える)
土休日早朝の急行多摩動物公園きが2本から1本に削減
(廃止)
多くの種別行先が廃止となっていますが、気がついた主なところでは
特急が完全廃止
急行新線新宿行きが廃止(競馬開催時のみ運行されていた)
快速京王多摩センター行き(新宿発)が廃止(平日夕方に2本あった)
都営8両編成の快速橋本行きが廃止(平日夕方に1本だけあった)
土休日早朝の各停 つつじヶ丘行きが廃止
注目は、快速つつじヶ丘行きの新設です。2011年3月14日(月)の計画停電特別ダイヤの際に快速つつじヶ丘行きが多数設定されて以来の運行となります。
全体的に見て、調布駅での折り返しが不可能になり、調布行き列車が全てつつじヶ丘で折り返す影響を受けたダイヤ構成となっています。
そのため、平日夕方ラッシュ時の各停 つつじヶ丘行きが廃止になり、その代替を快速調布行きが担う、つつじヶ丘~国領駅間の回送列車増に伴う踏切閉鎖時間増、所要時間の増加など、残念ながら利用者にメリットはほとんどなく改悪を印象付けるダイヤとなっているのが特徴です。
来年春の、九段下駅のノーラッチ乗り換え開始、岩本町~秋葉原の乗り換え駅指定開始までの暫定ダイヤではありますが、本格ダイヤ変更で「ダイヤ改正」にしてもらいたいものです。
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