2010年12月5日の工事の様子をお伝えします。
まず、11月中旬に笹塚駅の新宿方面ホーム八王子方で新しい複分岐器(三枝分岐器)が挿入されました。
11月下旬には、新しいシーサスクロッシングが挿入され、奥のシーサスクロッシングとのコラボレーションを見ることができました。
工事当日の朝までには、工事現場は緑色の柵で覆われました。
アップにするとこんな感じです。
引き上げ線への信号は、原始的に板で「×」されていました。
笹塚止まりの列車は引き上げ線に進むことができないので、桜上水まで回送されていきました。
そして100人位?の工事作業員の皆さんにより、工事は進められていきました。
列車が通過するたびに、「ピ~~~」という笛の音が響き、作業は一時中断されるというパターンが繰り返されました。
住民の方に許可を得て、近くのマンションからも工事の様子を撮影してみました。これは11月下旬の様子です。手前に見えるのは古いシーサスクロッシングで、まだ新しいシーサスクロッシングは姿を現していません。
そして工事当日、新旧シーサスクロッシングの間の線路がはがされています。なんだかビックリしますね。
沢山の作業員により工事は進んでいきます。まずは新しいシーサスクロッシングを設置します。沢山の土嚢とバケツ、砂利が用意されていました。
そして夜になってもライトをつけて工事は続きます。
新しいシーサスクロッシングを取り付けた後には、古いシーサスクロッシングを取りはずす作業に取り掛かりました。
右に左に行きかう電車の間で、黙々と工事は進んでいきます。作業員の皆さん、危険な環境の中、お疲れ様です。この日、雨が降らなくて良かったですね。
そして無事に工事は終了したのでした。
翌週、12日の様子です。
列車は、以前までシーサククロッシングがあった場所で止まっています。
上から見ると、まだポイントの痕跡が残っています。
手前にポイントの痕跡が残っているのが分かります。
参考
京王線笹塚駅引き上げ線工事1 複分岐器導入で10両対応へ(工事前の様子)
2010年12月5日だけの笹塚駅の臨時時刻表です。通常時は1時間に9本運行されていますが、3本が運休になり、1時間に6本、工事中は約10分間隔で列車は運行されていました。
レア度:★★★☆☆
(2010年12月5日以降は分岐器の位置が変わった)