長門三隅から180円、190円区間行です。最も販売実績が多いのは長門市までの180円区間行で、券番号も1115番と他を圧倒する販売実績です。
長門三隅から230円、320円区間行です。
2番目に売れるのがが萩までの320円区間行です。
長門三隅から400円、480円区間行です。
3番目に売れるのがが東萩までの400円区間行です。
長門三隅から570円、820円区間行です。
820円区間は最も売れず、券番はなんと4番です。
長門三隅から950円、1,110円区間行です。
長門三隅から1,280円、1,450円区間行です。
下関までの1,450円区間も時々売れるとのことでした。
小児専用券は90円、160円区間行の2種類だけです。売上1番目と2番目の区間に限り小児専用券が用意されています。
地紋は赤色「JR W」で、長門市駅発行です。
長門三隅駅ホームに降りると、駅舎出て左側に商店が見えます。
駅舎は無人ですが、右写真のように、「きっぷは、駅前の新谷商店で販売しています。」と案内があります。
近づいてみると、右写真のように、「長門三隅駅 JR西日本乗車券発売所」の看板が掲げられています。
お店には80歳と82歳の夫婦が店番をしていました。
毎日7時から18時頃までお店は営業していますが、日曜日の午後は閉店します。
きっぷはあらかじめ切ってあり、このような券箱に備え付けてあります。
店の中には手作りの運賃表が張ってあります。特牛までの650円区間、滝部までの720円区間のきっぷは備え付けられてないことが分かります。
平成24年11月時点で、長門三隅駅には上下それぞれ9本/日しか列車の運行がなく、9時頃から13時頃の日中には列車の運行がない閑散区間にあります。早朝6時30分には高校生のために隣の長門市駅までたった1駅だけの通学列車が設定されています。
2000年度乗車人数(降車客含まず)155人/日から、2010年度乗車人数が84人/日へと10年で半減している状況をみると、この地域の過疎化も厳しいものがあります。
長門三隅駅は相対式ホーム2面2線です。駅舎は上りホーム側に設けられており、下りホームとは跨線橋でつながっています。
駅舎には以前は介護予防拠点施設「はつらつステーション三隅」が併設されていましたが、閉鎖されてしまったため真の意味で「無人駅」です。
これまでの紹介内容をまとめます。
種類 | 山陰本線 長門三隅駅 営業時間 毎日7:00~18:00 日曜午後休 (外出時など不定期に閉店するので注意) |
---|---|
金額式 (大人用) | 180円、190円、230円、320円、400円、480円、570円、 820円、950円、1,110円、1,280円、1,450円区間行 |
金額式 (小児用) | 90円、160円区間行 |
合計 | 8,410円 |
レア度:★★☆☆☆
(山陰本線長門三隅駅は交通の便が悪いが、行けば常備軟券は買える)