高崎線北上尾駅付近を通過するE233系D03+L05編成による快速アーバン高崎行きです。前5両の付属編成は籠原で切り離されるため、行先は快速アーバン籠原となっており、後10両の基本編成だけが快速アーバン高崎を表示して運行されています。
快速アーバンは1989年(平成元年)3月11日に運行が始まりました。主に上野駅~高崎駅・前橋駅間の運行ですが、これまで池袋、籠原、新前橋発着の列車の設定もありました。湘南新宿ラインが大幅増発された2004年10月16日のダイヤ改正により、日中は湘南新宿ラインの特別快速に置き換えられたため、以前より本数が減少し、現在の設定は下り列車においては平日は早朝の2本のみ、土休日は夜間の通勤快速が快速運転となるためこの5本が加わり7本の設定があります。
早朝の2本は共にE233系による快速アーバン高崎としての運用となっていますが、前5両の付属編成は籠原で切り離されるため、快速アーバン高崎を前面に表示して走行することはありません。高崎線北上尾駅付近を通過するE233系D07+L17編成による快速アーバン高崎行きは、快速アーバン籠原と快速アーバン高崎線の表示を交互に表示して走行します。
以前紹介した上りの上野行き快速アーバンは、快速アーバン高崎線の表示をせずにずっと快速アーバン上野表示での走行であるため、快速アーバン高崎線表示は下り列車でしか見ることができません。高崎線籠原駅3番線に到着するE233系D02+L13編成による快速アーバン高崎行き3923Mです。1997年(平成9年)10月1日以降、熊谷以北は各駅停車となるため、表示もこのように普通高崎線の表示となってしまいます。
![]() | 上野⑤8:39 | ― | (快速アーバン3921M) | → | 10:17② | 高崎 | |
![]() | 上野⑮9:31 | ― | (快速アーバン3923M) | → | 11:16② | 高崎 |
(E233系の快速アーバン 高崎行きは毎日2本だけ運行)

E231系による
しかし、上野始発時点で10両編成の上野9時42分発855Mを除く5本は5+10=15両編成の運用で、前5両は籠原止まりとなり、ご丁寧にもその前5両の行先表示は
E233系による
JR東日本の日光線は、宇都宮~日光間を結ぶ全線単線のローカル線で、日中の運行頻度は1時間に1本程度となっています。しかし、朝夕ラッシュ時に限り、それぞれ2本ずつ、1日合計で4本だけ、宇都宮~鹿沼間の区間運転列車が運行されます。




東北本線(宇都宮線)宇都宮~黒磯間は2013年8月24日より、205系600番台による運行が中心となっていますが、小金井駅の宇都宮寄りには小山車両センターが設置されているため、出入庫する列車の一部は宇都宮~小金井間も営業運転しています。
東武宇都宮線は、東武日光線の新栃木駅から東武宇都宮駅までの単線ローカル線で、普通列車は現在は全てワンマン運転となっています。上り列車の多くは朝夕ラッシュ時の新栃木行き11本以外、日光線の栃木駅まで乗り入れしています。
下り列車は栃木始発の場合、栃木~新栃木間の1区間だけ、東武日光線を走行します。栃木市の中心駅は新栃木ではなく栃木駅ですので、運用上は当然の対応といえます。