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2011年9月8日木曜日

JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式

岩手県宮古市にある、山田線の陸中川井駅では金額式の常備軟券乗車券を
大人小児用金額式常備軟券乗車券:8種類
小児専用金額式常備軟券乗車券:2種類
合計10種類販売しています。

以下、全て紹介します。
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
陸中川井→200円区間、陸中川井→230円区間です。
200円区間は無人駅の箱石駅・腹帯駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
230円区間は有人駅の茂市駅までの区間のため、少しだけ売れます。
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
陸中川井→320円区間、陸中川井→400円区間です。
320円区間は無人駅の蟇目駅までとなるため利用者はなく、ほとんど売れません。
切符の色がとても褪せています。
400円区間は無人駅の平津戸駅までとなるため利用者はなく、全く売れません。
切符の色が濃い橙色に変色しており、切符片は所々セロハンテープで補修されている有様です(その切符はまだ駅にあるでしょう)。
JR東日本 陸中川井駅 運賃表
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
陸中川井→480円区間、陸中川井→570円区間です。
480円区間は無人駅の千徳駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
570円区間は宮古駅までの区間のためこの駅で一番売れます。
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
陸中川井→1,280円区間、陸中川井→1,450円区間です。
1,280円区間は上盛岡駅までとなるため、時々売れます。
1,450円区間は盛岡駅までとなるため、時々売れます。
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
小児専用は、陸中川井→230円区間と陸中川井→1,450円区間だけ取り扱っています。
しかし、子供は鉄道を利用しないとのことで、ほとんど売れません。
地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。

陸中川井駅では、短冊状に連なった常備軟券を引き出しの中に切らずにしまって保管しており、販売するときに受託者がきっぷ同士のミシン目を切り販売する体制を取っています。
このブログでは今は紹介しませんが、一部の軟券はいわゆる「耳」がついた状態で販売してもらいました。

耳には、「金」(金額式の場合)、金額式の金額区間(大人/小人)、発行駅名が印刷されています。
JR東日本 陸中川井駅
JR東日本 陸中川井駅
山田線の陸中川井駅は、川井交通がJR盛岡支社から乗車券類の簡易発売業務を受託しています。
平成22年度の一日平均乗車人員はたった42人で、JR東日本の有人駅1028駅の中で、22番目に少ない乗車人員です。(引用:JR東日本 各駅の乗車人員

平成22年度予算集計表(一般会計・各特別会計)が宮古市のホームページで公開されており、それによると、
川井地域バス運行管理事業として、平成22年度には1,124万8千円が計上されていました。

川井地域バスは旧国鉄バスの廃止代替路線として運行している市営バスです。
川井交通は、このバスを運行するために設立した第三セクターの会社で、
わずかな運賃収入と市の委託費でバスの運行をしています。

陸中川井駅の住所は以前は川井村だったのですが、平成22年1月1日に宮古市に吸収合併され、現在は宮古市となりました。

そのため、盛岡市と宮古市がお隣の市(接している)という、理解しがたい状況となっております。

レア度:★★☆☆☆
(山田線陸中川井駅から400円区間の切符を実使用する人はいない)



参考
JR東日本常備軟券発売駅

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