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2015年9月25日金曜日

【悲願!】京王電鉄 準特急 千歳烏山駅停車の歴史的背景とは?

【悲願!感無量!祝】京王電鉄 準特急 千歳烏山駅停車
「昔はね~準特急は烏山を通過したんだよ」
「へ~、そうなんだ~」
そんな時代がやってきます。

2015年9月25日(金)に京王電鉄では大規模なダイヤ改正を実施し、準特急が新たに笹塚と千歳烏山に停車するとともに、日中は毎時6本運行(10分おきではないのが残念だが)されることになりました。

千歳烏山駅は、2014年度の1日当たり乗降客が75,913人で、京王電鉄の駅の乗降客としては、
1位:新宿(734,578人)
2位:渋谷(336,805人)
3位:吉祥寺(140,880人)
4位:調布(115,238人)
5位:下北沢(114,056人)
6位:橋本(91,265人)
7位:分倍河原(89,249人)
8位:府中(85,279人)
9位:京王多摩センター(84,345人)
に次いで、10位を誇っています(明大前乗り換え客を除く)。

千歳烏山駅は50年以上前から駅周辺に商店街が発達し、乗降客が多かったため、京王線に特急運転が始まった直後から特急停車の要望が地元住民ではありました。

しかし、特急停車の噂が立つことは頻繁にあったものの、なかなか特急の停車は実現しませんでした。

特急停車の噂は地元不動産会社をはじめとした関係者の中でも伝わっており、千歳烏山駅周辺に引っ越しを検討している人に対して、
「もうすぐ特急が千歳烏山駅には停車するらしい」
という誘い文句を話す不動産会社の人もいました。

また、千歳烏山駅に設置されていたものと同じタイプの「パタパタ案内板」の停車駅に、「調布、千歳烏山、明大前…」というパターンがあることから、準特急が千歳烏山駅に近いうちに停車するのではと噂されることもありました。

そんな千歳烏山駅に、今日から準特急が停車し、新宿駅まで最短11分の所要時間となりました。

といっても、急行と比べて、桜上水を通過するだけの停車駅の違いなので、真の意味で特急停車ではないのが残念です。

準特急が千歳烏山駅に停車するのは嬉しいのですが、感覚的に、急行が桜上水を通過するだけという感じなのは私だけではないでしょう。

かつて、高尾山口行き急行が20分おきに設定されていたこと、新宿~千歳烏山間の急行での所要時間は12分でした。

京王電鉄 千歳烏山駅
最後に千歳烏山駅の1枚の過去写真です。

2010年11月に千歳烏山駅の東口改札口は廃止となり、まさかの上下線改札分離、上り2番線ホーム側には北口設置、下り1番線ホームには南口が設置されました。
鉄道コム

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