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2011年8月15日月曜日

JR東日本 諏訪湖花火往復乗車券2 みどり湖・塩尻・広丘・村井・平田・南松本・松本・明科駅(2011年第63回)

平成23年8月15日(月)に長野県の諏訪湖で第63回諏訪湖祭湖上花火大会が行われます。

花火大会当日の乗車券は通常の券売機・窓口売りでは乗客が多すぎて対応できないため、臨時発売所を設けて対応し、花火大会用の常備往復乗車券を手売りします。

昨日は富士見から辰野駅までの切符を紹介しましたが、その続きです。
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 みどり湖・塩尻駅
塩尻駅では塩尻駅発売分以外に、無人駅のみどり湖駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、みどり湖駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。

塩尻駅・広丘駅から上諏訪までの運賃は共におとな片道400円であるため、両者をまとめた券を作成しても良さそうですが、敢えて花火当日の作業を一切なくすために別個に印刷してあると考えられます。
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 広丘・村井駅

村井駅・平田駅から上諏訪までの運賃は共におとな片道480円であるため、両者をまとめた券を作成しても良さそうですが、やはり別個に印刷してあります。
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 平田・南松本駅
南松本駅と松本駅から上諏訪までの運賃もやはり大人570円と同額ですが、別個に常備券が用意されています。
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 松本・明科駅
明科駅だけはなぜか大人専用券だけの販売で、小児専用券は販売されていません。

写真を見ていただいて分かるように、切符の地紋の色が濃い水色薄い水色の2種類あることが分かります。
例えば松本おとなの券は濃い水色ですが、松本こどもの券は薄い水色です。
傾向としておとなの券は濃い水色こどもの券は薄い水色となっています。

信濃境駅や有明駅で常時販売されている往復乗車券にも2種類の色があるのは日焼けの影響とも考えられますが、そもそも印刷の時点で色が違うことも十分に考えられます。

花火当日には
松本方面へのナイアガラ号、甲府方面へのスターマイン号が運転されました。
日頃は運転されない
青柳行き
も運行されます。
今年はE233系による花火臨は運行されず、普通列車は豊田車両センターから貸し出された横須賀線色(スカ色)を含め、専ら115系で運転されました。

少なくとも平成2年はD型硬券による往復乗車券が販売されていましたが、ネットで調べる限り、平成12年は信濃境などで現在も販売しているゆき券とかえり券が連綴されたタイプの常備往復券が販売されていたようです。
平成16年以降はこのタテ73mm×ヨコ130mmの軟券が毎年用意されているようです。

D型硬券から大型軟券に移行した時期、大型軟券から小型軟券に移行した時期はいつなのでしょうか?

レア度:★★★☆☆
(諏訪湖花火往復乗車券は毎年8月15日に販売される)

諏訪湖花火往復乗車券 関連記事
1 2011年(富士見・すずらんの里・青柳・茅野・川岸・岡谷・下諏訪・辰野駅)
2 2011年(みどり湖・塩尻・広丘・村井・平田・南松本・松本・明科駅)

2011年8月14日日曜日

JR東日本 諏訪湖花火往復乗車券1 富士見・すずらんの里・青柳・茅野・川岸・岡谷・下諏訪・辰野駅(2011年第63回)

平成23年8月15日(月)に長野県の諏訪湖で第63回諏訪湖祭湖上花火大会が行われます。
会場に近い上諏訪駅では、花火当日に自動改札の解放や駅南側に臨時通路を設けるなど、大量旅客輸送対応が取られます。

花火大会当日の乗車券は通常の券売機・窓口売りでは乗客が多すぎて対応できないため、臨時発売所を設けて対応し、花火大会用の常備往復乗車券を手売りします。

平成23年は8月8日から15日まで常備往復乗車券の前売りが以下の駅で行われました。
設定区間 発売箇所 発売価格(円)
(おとな)
発売価格(円)
(こども)
富士見 富士見 640 320
すずらんの里 富士見 640 320
青柳 茅野 460 220
茅野 茅野 380 180
下諏訪 下諏訪 360 180
岡谷 岡谷 360 180
川岸 岡谷 460 220
辰野 辰野 640 320
みどり湖 塩尻 640 320
塩尻 塩尻 800 400
広丘 広丘 800 400
村井 村井 960 480
平田 平田 960 480
南松本 南松本 1,140 560
松本 松本 1,140 560
明科 明科 1,640 発売なし
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券 常備券 軟券 富士見・すずらんの里駅
富士見駅では富士見駅発売分以外に、無人駅のすずらんの里駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、すずらんの里駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。

JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 青柳・茅野駅
茅野駅では茅野駅発売分以外に、無人駅の青柳駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、青柳駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 川岸・岡谷駅
岡谷駅では岡谷駅発売分以外に、無人駅の川岸駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、川岸駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。
JR東日本 第63回諏訪湖花火往復乗車券1 常備券 軟券 下諏訪・辰野駅
辰野駅へ向かう列車はJR東海の飯田線直通列車が主であり、数が少ないため購入するのに苦労しました。

券面には「諏訪湖花火往復乗車券」と印刷されています。
地紋は、水色で「JR E」です。
券の大きさはタテ73mm×ヨコ130mmです。
裏は真っ白です。

信濃境など、一部の簡易委託駅で発売されている常備往復券はゆき券とかえり券が連綴されたものとなっていますが、この往復乗車券は「ゆき」券に相当する部分は回収できないようになっており、一券片にまとめたものとなっています。
上諏訪駅を出る場合、または入る場合は、このきっぷをお見せいただくだけで結構です。」という注意書きがあります。
平成23年8月15日」と日付まで印刷されています。
通常の往復乗車券同様、2日間有効です。

各駅での販売枚数はそれぞれ異なり、上諏訪に近い岡谷や茅野では3000枚程用意されていますが、例えば辰野では700枚しか用意されていません。

年に1日のイベントのために毎年専用の常備券を印刷するとは、長野支社の意気込みを感じます。

レア度:★★★☆☆
(諏訪湖花火往復乗車券は毎年8月15日に販売される)

諏訪湖花火往復乗車券 関連記事
1 2011年(富士見・すずらんの里・青柳・茅野・川岸・岡谷・下諏訪・辰野駅)
2 2011年(みどり湖・塩尻・広丘・村井・平田・南松本・松本・明科駅)

2011年8月13日土曜日

寝台特急あけぼの号 迂回運転【twitterまとめ】

寝台特急あけぼの号は新潟県集中豪雨による上越線不通ため運休となっていましたが、平成23年8月10日から12日まで、東北本線~北上線~奥羽本線経由の迂回運転(下り9025レ、上り9026レ)がされました。

twitter等でその様子が報告されていましたのでまとめてみました。

EF510牽引による運行でしたが、残念ながらヘッドマークの取り付けはありませんでした。
寝台特急あけぼの号迂回運転
下り列車は5号車車内での喫煙が原因と推測されるボヤ騒ぎがあったようで、大宮駅で長時間停車となってしまいました。
あけぼの5号車前は警察官と消防士が現れ、騒然としていたようです。
寝台特急あけぼの号迂回運転
寝台特急あけぼの号迂回運転
大宮駅を23時5分頃発車し、3時間以上の遅れでの運転となった模様です。

一ノ関に6時43分到着。青森に向かう乗客に対し「新幹線振替乗車票」が発行されました。
北上には7時15分頃到着し、EF510からディーゼルカーに機関車を交代です。
北上線ではDE10重連で運行されましたが、ヘッドマークは付いていませんでした。

(下り列車@北上)
寝台特急あけぼの号迂回運転

(上り列車@大曲)
寝台特急あけぼの号迂回運転

(下り列車@大曲)
寝台特急あけぼの号迂回運転

(下り列車@北上線)
寝台特急あけぼの号迂回運転

遅れに対する僅かばかりの償いとして、朝食(おにぎり2個と500mLペットボトル入のお茶)が無料配布されたようです。
寝台特急あけぼの号迂回運転

上り列車も遅れが発生し、宇都宮駅で「新幹線振替乗車票」が発行されました。上野にいつ着くかわからないということで、反強制的に新幹線への振り替えを案内されたようです。
寝台特急あけぼの号迂回運転

上り列車はEF510-509(カシオペア専用機)による運行でした。
寝台特急あけぼの号迂回運転
なお、写真は各サイトに直接リンクしており、当ブログでダウンロードは一切しておりません。そのため各サイトが削除した場合はこのブログからも見えなくなりますのでご了承ください。

レア度:★★★★☆
(寝台特急あけぼの号の北上線迂回運転は久しぶり)


2011年8月12日金曜日

JR東海 身延線 臨時 市川大門行き 313系(神明の花火大会に伴う運行)

身延線 普通 市川大門行き 313系(神明の花火大会に伴う運行)
身延線南甲府駅1番線に進入する臨時 市川大門行きです。
車両は313系による3両編成です。

身延線 普通 市川大門行き 313系(神明の花火大会に伴う運行)
身延線甲斐住吉駅を発車した臨時 市川大門行きです。

毎年8月7日に、山梨県西八代郡市川三郷町で「神明の花火大会」が開催され、
17時台~19時台に普段は運行されない市川大門行き列車が運行されました。
平成23年の運行内訳は、事前のプレス発表では以下の通り19本運行予定でした。

身延線 臨時 市川大門行き 313系(神明の花火大会に伴う運行)身延線沿線の花火大会に『臨時列車』運転
「富士発」→「市川大門行」1本
「甲府発」→「市川大門行」1本
「南甲府発」→「市川大門行」4本

しかし、実際にはさらなる増発が行われ、
「甲府発」→「市川大門行」の列車は2本運行されました。
身延線 臨時 市川大門行き 増発案内
事前のプレス発表では知らされていなかった市川大門行きは、種別を臨時と表示していました。
平成23年8月7日の臨時時刻表(実際には落雷の影響で40分ほど遅延)
甲府 ④15:41(普通) 16:25② 市川大門


レア度:★★★★☆
(市川大門行きは毎年8月7日のみに運行される)

参考
JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行
JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行
JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行

2011年8月11日木曜日

JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)

JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)
2011年8月7日(日)に市川大門駅の花火大会に係る臨時発売で購入した、
地図式補充券による自由席特急券です。
地紋は、橙色で「JR C」です。

地図式補充券の事由欄には片道・往復・連続をはじめBグリーン・新幹線自由席・新幹線特定特急券、手回り品、買替乗車券にも対応してます。

右側の券は身延線 市川大門→甲府の自由席特急券です.
この区間は18.6kmのA特急料金で、指定席だと1,440円ですが、自由席の場合は30km迄の場合特定特急券として310円となります。

左側の券は中央本線 甲府→立川の自由席特急券です.
この区間は96.6kmのB特急料金で、100km以内ギリギリのため自由席特急券の場合は900円となります。

JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)
この写真のように、毎年新品の補充券の束が用意されています。
果たして在庫はあと何年分あるのでしょうか?

ちなみに次に8月7日が土日に重なるのは2016年です。

レア度:★★★★☆
(JR地図式補充券は現在、8月7日にのみ購入可能と思われる)




参考
JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行
JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行
JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行

2011年8月10日水曜日

JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)

JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)
2011年8月7日(日)に甲斐住吉駅の花火大会に係る臨時発売で購入した、
身延線 甲斐住吉→南甲府間の地図式補充券による片道乗車券です。
地紋は、橙色で「JR C」です。

事由:片道
日付:7
領収額(円):140

JR東海は簡易委託駅にまでマルス端末を配備し、補充券を極力発券しない会社で有名ですが、どういうわけか毎年8月7日だけはこの地図式補充券が登場します。

平成14年9月に新設された御殿場線の長泉なめり駅が印刷されていない(裾野駅~下土狩駅の間にあるはず)ので平成14年以前に印刷された券であると推定できます。
また、小沢が小沢になっているミス券となっています。

対応できる範囲は静岡支社管内はもちろん、JR東日本管内の大宮・千葉・長野・小海、果てはJR西日本管内の広島市内まで対応しており、私鉄連絡も小田急線、伊豆急行線、伊豆箱根線に対応しています。新横浜の隣には「横浜線経由」という枠まであります。

8月7日の「神明の花火大会」に伴う地図式補充券臨時発売は、市川大門に近い順から、

市川大門(身延駅発行)
市川本町(身延駅発行)
常永(南甲府駅発行)
国母(南甲府駅発行)
甲斐住吉(南甲府駅発行)

でも行われました。

甲斐住吉駅では甲斐住吉から身延線内の駅に限定しての発売でした。 

下の写真のように、待合室の隅に1名の社員が出張し、補充券を発行していました。

甲斐住吉駅は「南甲府駅発行」の補充券が販売されていました。
JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)
この日は天気予報にない雷雨が15時前に突然起こり、東花輪駅構内の信号設備が落雷のために故障するというハプニングがあったため、列車ダイヤが乱れていました。

花火の臨時列車を優先するため、特急ふじかわの身延~甲府間を運休にするという大胆な決断もなされていたようです。

レア度:★★★★☆
(JR地図式補充券は現在、8月7日にのみ購入可能と思われる)




参考
JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行
JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行
JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行

2011年8月9日火曜日

JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)

JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)

2011年8月7日(日)に市川大門駅の花火大会に係る臨時発売で購入した、
身延線 市川大門→中央本線 立川間の地図式補充券による乗車券です。
地紋は、橙色で「JR C」です。(スキャナーで取り込むとピンクに見えてしまいます)

事由:片道
日付:7
有効:2日
領収額(円):1,890

縦17.6cm、横8.0cmの大型の地図式補充券の存在感は圧倒的です。

毎年8月7日に、山梨県西八代郡市川三郷町の三郡橋下流笛吹川河畔で
市川三郷町ふるさと夏まつり 神明の花火大会が開催されます。
打ち上げ数は20,000発と、隅田川花火と同規模の大規模花火大会です。
例年、花火業者5社による競技花火を盛り込んでいますが、今年は順位を付けず、東北への
エールをそれぞれ花火で表現しました。
2011年は雨は降るは、無風で煙が立ち込めるはと、悪条件の中での開催となってしまいました。

花火会場最寄り駅の身延線市川大門駅は通常は無人駅です。

15時前に駅に到着すると、駅入り口向かって右側にテントが張ってあり、臨時きっぷうりばの設営準備をしていました。

2010年までは移動式の自動券売機4台が用意されていたようですが、今年(2011年)は事前に発行された950円区間までの自動改札対応磁気券と、地図式補充券2束で、全部対面販売での対応となっていました。

ということで、地図式補充券は950円を超える市川大門発で地図上の任意の区間での購入が可能でした。

市川大門駅は南甲府駅管理なのですが、例年「身延駅発行」の補充券が販売されています。
JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)
JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行(神明の花火大会に伴う臨時発売)
JR東海の公式ホームページによると、
特殊区間用特別補充券地図式大人小児用というのが正式名称です。
http://railway.jr-central.co.jp/ticket-rule/cjr-regulation/_pdf/000006132.pdf

JR東日本のsuica導入前はあたりまえのように見かける機会があったJRの地図式補充券も、いまやこの日この場所でしか見ることができません。

途中、甲府・石和温泉で途中下車しました。

レア度:★★★★☆
(JRの地図式補充券は現在、8月7日にのみ購入可能と思われる)

参考
JR東海 地図式補充券による乗車券1 身延駅発行
JR東海 地図式補充券による乗車券2 南甲府駅発行
JR東海 地図式補充券による自由席特急券 身延駅発行

(2014年8月7日加筆)
2014年8月7日に、市川大門駅をはじめ各駅で地図式補充券の販売はされず、JRの地図式補充券販売は2013年8月7日を最後に絶滅した模様。