会場に近い上諏訪駅では、花火当日に自動改札の解放や駅南側に臨時通路を設けるなど、大量旅客輸送対応が取られます。
花火大会当日の乗車券は通常の券売機・窓口売りでは乗客が多すぎて対応できないため、臨時発売所を設けて対応し、花火大会用の常備往復乗車券を手売りします。
平成23年は8月8日から15日まで常備往復乗車券の前売りが以下の駅で行われました。
設定区間 | 発売箇所 | 発売価格(円) (おとな) | 発売価格(円) (こども) |
---|---|---|---|
富士見 | 富士見 | 640 | 320 |
すずらんの里 | 富士見 | 640 | 320 |
青柳 | 茅野 | 460 | 220 |
茅野 | 茅野 | 380 | 180 |
下諏訪 | 下諏訪 | 360 | 180 |
岡谷 | 岡谷 | 360 | 180 |
川岸 | 岡谷 | 460 | 220 |
辰野 | 辰野 | 640 | 320 |
みどり湖 | 塩尻 | 640 | 320 |
塩尻 | 塩尻 | 800 | 400 |
広丘 | 広丘 | 800 | 400 |
村井 | 村井 | 960 | 480 |
平田 | 平田 | 960 | 480 |
南松本 | 南松本 | 1,140 | 560 |
松本 | 松本 | 1,140 | 560 |
明科 | 明科 | 1,640 | 発売なし |
富士見駅では富士見駅発売分以外に、無人駅のすずらんの里駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、すずらんの里駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。
茅野駅では茅野駅発売分以外に、無人駅の青柳駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、青柳駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。
岡谷駅では岡谷駅発売分以外に、無人駅の川岸駅の分も販売しています。
8月15日花火当日は、川岸駅に駅員が配置され、この常備券を販売します。
辰野駅へ向かう列車はJR東海の飯田線直通列車が主であり、数が少ないため購入するのに苦労しました。
券面には「諏訪湖花火往復乗車券」と印刷されています。
地紋は、水色で「JR E」です。
券の大きさはタテ73mm×ヨコ130mmです。
裏は真っ白です。
信濃境など、一部の簡易委託駅で発売されている常備往復券はゆき券とかえり券が連綴されたものとなっていますが、この往復乗車券は「ゆき」券に相当する部分は回収できないようになっており、一券片にまとめたものとなっています。
「上諏訪駅を出る場合、または入る場合は、このきっぷをお見せいただくだけで結構です。」という注意書きがあります。
「平成23年8月15日」と日付まで印刷されています。
通常の往復乗車券同様、2日間有効です。
各駅での販売枚数はそれぞれ異なり、上諏訪に近い岡谷や茅野では3000枚程用意されていますが、例えば辰野では700枚しか用意されていません。
年に1日のイベントのために毎年専用の常備券を印刷するとは、長野支社の意気込みを感じます。
レア度:★★★☆☆
(諏訪湖花火往復乗車券は毎年8月15日に販売される)
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1 2011年(富士見・すずらんの里・青柳・茅野・川岸・岡谷・下諏訪・辰野駅)
2 2011年(みどり湖・塩尻・広丘・村井・平田・南松本・松本・明科駅)
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