珍しい行き先、鉄道に関するもの等について記録を残しています。 ★5つが最も珍しいという評価です。フィードURLはhttps://rail7.blogspot.com/feeds/posts/default です。
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2011年9月14日水曜日
三陸鉄道 車内特別補充券(駅名式)
三陸鉄道北リアス線宮古駅で購入した
一の渡から佐羽根ゆき 小児50円区間(臨時割引普通運賃)の車内特別補充券(駅名式)です。
地紋は、橙色で「さんりく てつどう」です。
宮古駅と一の渡駅の間に開業した山口団地駅などの新駅は印刷されていません。
南リアス線と北リアス線の様式を併せたもので、自社地紋である社紋が大きく印刷されています。
特徴的なのは、太線と細線が適切に組み合わされ、券面の駅名欄に4か所、小さな▲印が印刷されていることです。
これは、右上の八戸から▲の方向へ折り曲げながら駅名を読んでいくと、八戸線~北リアス線~山田線~南リアス線~大船渡線と辿って一ノ関への駅名順になっていることがわかります。
また、東京都区内の印刷があるのも特徴です。連絡運輸区域が年々縮小される社線が多いなか、三陸鉄道は東京都区内までの連絡運輸を現在も継続しておこなっております。
三陸鉄道は現在、復興支援の一環としてきっぷの通信販売を行っており、車内特別補券(駅名式)は宮古から一の渡までの区間のみ販売しています。それ以外の区間は現地に行かないと購入できません。
レア度:★★☆☆☆
(宮古から一の渡ゆき以外の車内特別補充券は通信販売していない)
2011年9月13日火曜日
三陸鉄道 出札補充券 小本駅
三陸鉄道北リアス線
山口団地から宮古ゆき 100円区間(臨時割引普通運賃)の出札補充券です。
地紋は、水色で「さんりく てつどう」です。
宮古駅で済のハンコを捺してもらいました。
裏面には仙台市内、東京都区内ゆきの場合の注意事項などが記載されています。
三陸鉄道はJR東日本の仙台市内、東京都区内まで連絡運輸の対象となっています。
三陸鉄道は現在、復興支援の一環としてきっぷの通信販売を行っており、出札補充券は宮古から山口団地までの区間のみ販売しています。それ以外の区間は現地に行かないと購入できません。
現在北リアス線の南側は、宮古~小本間で4往復のみ、臨時ダイヤでの運行となっています。
小本駅2番線で出発を待つ宮古行き復興支援列車です。
車内には、「がんばろう東北の鉄道!写真展」からのメッセージが掲示されています。
しかし乗車人数はわずか15人程度。この先大丈夫か心配になりました。
復興支援列車の掲示が正面だけでなく、側面にも貼ってあります。
レア度:★★☆☆☆
(宮古から山口団地ゆき以外の出札補充券は通信販売していない)
場所:
日本, 小本駅(岩手)
2011年9月12日月曜日
三陸鉄道 小本駅 硬券乗車券・硬券入場券
左は三陸鉄道北リアス線
小本から山口団地ゆき 680円区間を運賃変更(500円)した大人小児用硬券乗車券です。
地紋は、水色で「さんりく てつどう」です。
右は小本駅の硬券 普通入場券です。
地紋は無地です。
サイズは共にB型です。
本来、小本駅から、宮古駅の1駅手前の山口団地駅までの運賃は680円ですが、東日本大震災による特別ダイヤ運行が行われている関係で、180円安い500円となっています。
三陸鉄道は現在、復興支援の一環としてきっぷの通信販売を行っていますが、小本駅からの硬券乗車券は小本から宮古ゆき(600円)のみの販売のため、それ以外の区間の硬券は現地に行かないと購入できません。
硬券入場券は通信販売も行っているので、希少価値はありません。
小本駅は岩泉町受託の簡易委託駅です。
小本観光センターに併設された駅舎の1階に出札窓口があり、売店も併設されています。
窓口内には乗車券箱が設置されており、多数の硬券が備え付けられています。
島式ホーム1面2線の高架駅で、現在は専ら山側の2番線が使用されています。
当初の計画ではJR東日本岩泉線は更に延伸され、ここ小本駅で旧国鉄宮古線と合流する予定となっていましたが、宮古線は第三セクター化され三陸鉄道北リアス線となり、しかも現在の津波被害による運行停止。幻の幻となっています。
小本駅から陸中野田駅の間は津波による被害のため復旧のめどが全く立っておらず、車両が駅の北側に留置されていました。朝の通学時間帯には2両編成で運行されます。
小本駅から10分ほど海側に歩いたところにある小本橋付近は、がれきこそ片付けられていましたが、各地に津波の爪痕がそのまま残っていました。
レア度:★★☆☆☆
(小本から宮古ゆき以外の小本駅からの三陸鉄道の硬券乗車券は通信販売していない)
場所:
日本, 小本駅(岩手)
2011年9月11日日曜日
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券4 常備普通回数乗車券
山田線
陸中川井⇔宮古間の常備普通回数券です。地紋は、水色で「JR E」です。
裏面は真っ白です。
陸中川井駅では常備普通回数券が、
宮古(570円×10=5,700円)
の1口座だけ用意されています。
宮古の病院に通う方が主に購入していますが、現在は106急行バスの利便性にかなわず、この回数券はほとんど販売実績がないとのことです。
在庫限りで消滅するものと思われます。
これまでに紹介した陸中川井駅の常備軟券乗車券をまとめます。
種類 | 山田線 陸中川井駅 営業時間6:39~18:50 |
---|---|
金額式 (大人小児用) | 200円、230円、320円、400円、480円、570円、 1,280円、1,450円区間 |
金額式 (小児用) | 110円、720円区間 |
相互式 (小児用) | 宮古(280円) |
往復乗車券 (大人小児用) | 宮古(1,140円) |
普通回数券 (大人小児用) | 宮古(5,700円) |
合計 | 12,880円 |
補充券は一切ありません。
レア度:★★★★☆
(陸中川井駅の常備普通回数券は消滅寸前)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
場所:
日本, 陸中川井駅(岩手)
2011年9月10日土曜日
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券3 常備往復乗車券
山田線
陸中川井⇔宮古間の常備往復乗車券です。地紋は、水色で「JR E」です。
裏面は真っ白です。
縦7.3cm、横26.1cmの大型の常備往復乗車券の存在感は圧倒的です。
陸中川井駅では常備往復乗車券が、
宮古(570円×2=1,140円)
の1口座だけ用意されています。
しかし、とにかく山田線は運転本数が少なすぎます。
宮古へは1日6本、盛岡へは1日4本しか列車がありません。
この往復乗車券を使用して宮古へ日帰りするには、6時35分か7時53分、12時29分の列車に乗って宮古へ行き、午後の3本のいずれかの列車で帰るしか選択肢がありません。
106急行バスは1日15往復ですから、利便性では全くかないません。
陸中川井駅に停車中の盛岡行き653D列車です。
陸中川井駅は1面1線しかありません。
陸中川井駅の駅舎は昭和8年11月30日に開業した当時のままの姿です。
窓口販売の時間帯は、6:39頃から18:50頃までです。
営業日は年末年始を除き、毎日営業しています。
土日祝日は事務職員は休みで、タクシー業も行っている会社ですので、交代制で社員が待機しており、タクシー運転手が窓口業務をしてくれます。
したがって事務員が常駐しているわけではなく、場合によっては不在となることがあるかもしれません。
レア度:★★☆☆☆
(常備往復乗車券は珍しい)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
2011年9月9日金曜日
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券2 相互式小児専用
山田線 陸中川井⇔宮古 280円区間の
小児専用相互式常備軟券乗車券です。
地紋は、赤色で「JR E」です。
A型の軟券乗車券です。
平成23年9月時点で、陸中川井駅には相互式の常備軟券乗車券が小児専用1種類だけ残っています。
陸中川井駅から橋を渡り徒歩5分ほどのところに、食堂うちさわがあります。そば、定食などを提供する一般的な食堂ですが、盛岡~宮古間を結ぶ国道106号線の途中にはほとんど飲食店がないため、それなりの需要があるようです。
そばが食べてみたいので、幕の内定食(900円)を食べてみました。
レア度:★★☆☆☆
(陸中川井駅の相互式常備軟券乗車券は1種類だけ)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
小児専用相互式常備軟券乗車券です。
地紋は、赤色で「JR E」です。
A型の軟券乗車券です。
平成23年9月時点で、陸中川井駅には相互式の常備軟券乗車券が小児専用1種類だけ残っています。
陸中川井駅から橋を渡り徒歩5分ほどのところに、食堂うちさわがあります。そば、定食などを提供する一般的な食堂ですが、盛岡~宮古間を結ぶ国道106号線の途中にはほとんど飲食店がないため、それなりの需要があるようです。
そばが食べてみたいので、幕の内定食(900円)を食べてみました。
レア度:★★☆☆☆
(陸中川井駅の相互式常備軟券乗車券は1種類だけ)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
2011年9月8日木曜日
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
岩手県宮古市にある、山田線の陸中川井駅では金額式の常備軟券乗車券を
大人小児用金額式常備軟券乗車券:8種類
小児専用金額式常備軟券乗車券:2種類
合計10種類販売しています。
以下、全て紹介します。
陸中川井→200円区間、陸中川井→230円区間です。
200円区間は無人駅の箱石駅・腹帯駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
230円区間は有人駅の茂市駅までの区間のため、少しだけ売れます。
陸中川井→320円区間、陸中川井→400円区間です。
320円区間は無人駅の蟇目駅までとなるため利用者はなく、ほとんど売れません。
切符の色がとても褪せています。
400円区間は無人駅の平津戸駅までとなるため利用者はなく、全く売れません。
切符の色が濃い橙色に変色しており、切符片は所々セロハンテープで補修されている有様です(その切符はまだ駅にあるでしょう)。
陸中川井→480円区間、陸中川井→570円区間です。
480円区間は無人駅の千徳駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
570円区間は宮古駅までの区間のためこの駅で一番売れます。
陸中川井→1,280円区間、陸中川井→1,450円区間です。
1,280円区間は上盛岡駅までとなるため、時々売れます。
1,450円区間は盛岡駅までとなるため、時々売れます。
小児専用は、陸中川井→230円区間と陸中川井→1,450円区間だけ取り扱っています。
しかし、子供は鉄道を利用しないとのことで、ほとんど売れません。
地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。
陸中川井駅では、短冊状に連なった常備軟券を引き出しの中に切らずにしまって保管しており、販売するときに受託者がきっぷ同士のミシン目を切り販売する体制を取っています。
このブログでは今は紹介しませんが、一部の軟券はいわゆる「耳」がついた状態で販売してもらいました。
耳には、「金」(金額式の場合)、金額式の金額区間(大人/小人)、発行駅名が印刷されています。
山田線の陸中川井駅は、川井交通がJR盛岡支社から乗車券類の簡易発売業務を受託しています。
平成22年度の一日平均乗車人員はたった42人で、JR東日本の有人駅1028駅の中で、22番目に少ない乗車人員です。(引用:JR東日本 各駅の乗車人員)
平成22年度予算集計表(一般会計・各特別会計)が宮古市のホームページで公開されており、それによると、
川井地域バス運行管理事業として、平成22年度には1,124万8千円が計上されていました。
川井地域バスは旧国鉄バスの廃止代替路線として運行している市営バスです。
川井交通は、このバスを運行するために設立した第三セクターの会社で、
わずかな運賃収入と市の委託費でバスの運行をしています。
陸中川井駅の住所は以前は川井村だったのですが、平成22年1月1日に宮古市に吸収合併され、現在は宮古市となりました。
そのため、盛岡市と宮古市がお隣の市(接している)という、理解しがたい状況となっております。
レア度:★★☆☆☆
(山田線陸中川井駅から400円区間の切符を実使用する人はいない)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
大人小児用金額式常備軟券乗車券:8種類
小児専用金額式常備軟券乗車券:2種類
合計10種類販売しています。
以下、全て紹介します。
陸中川井→200円区間、陸中川井→230円区間です。
200円区間は無人駅の箱石駅・腹帯駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
230円区間は有人駅の茂市駅までの区間のため、少しだけ売れます。
陸中川井→320円区間、陸中川井→400円区間です。
320円区間は無人駅の蟇目駅までとなるため利用者はなく、ほとんど売れません。
切符の色がとても褪せています。
400円区間は無人駅の平津戸駅までとなるため利用者はなく、全く売れません。
切符の色が濃い橙色に変色しており、切符片は所々セロハンテープで補修されている有様です(その切符はまだ駅にあるでしょう)。
陸中川井→480円区間、陸中川井→570円区間です。
480円区間は無人駅の千徳駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
570円区間は宮古駅までの区間のためこの駅で一番売れます。
陸中川井→1,280円区間、陸中川井→1,450円区間です。
1,280円区間は上盛岡駅までとなるため、時々売れます。
1,450円区間は盛岡駅までとなるため、時々売れます。
小児専用は、陸中川井→230円区間と陸中川井→1,450円区間だけ取り扱っています。
しかし、子供は鉄道を利用しないとのことで、ほとんど売れません。
地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。
陸中川井駅では、短冊状に連なった常備軟券を引き出しの中に切らずにしまって保管しており、販売するときに受託者がきっぷ同士のミシン目を切り販売する体制を取っています。
このブログでは今は紹介しませんが、一部の軟券はいわゆる「耳」がついた状態で販売してもらいました。
耳には、「金」(金額式の場合)、金額式の金額区間(大人/小人)、発行駅名が印刷されています。
山田線の陸中川井駅は、川井交通がJR盛岡支社から乗車券類の簡易発売業務を受託しています。
平成22年度の一日平均乗車人員はたった42人で、JR東日本の有人駅1028駅の中で、22番目に少ない乗車人員です。(引用:JR東日本 各駅の乗車人員)
平成22年度予算集計表(一般会計・各特別会計)が宮古市のホームページで公開されており、それによると、
川井地域バス運行管理事業として、平成22年度には1,124万8千円が計上されていました。
川井地域バスは旧国鉄バスの廃止代替路線として運行している市営バスです。
川井交通は、このバスを運行するために設立した第三セクターの会社で、
わずかな運賃収入と市の委託費でバスの運行をしています。
陸中川井駅の住所は以前は川井村だったのですが、平成22年1月1日に宮古市に吸収合併され、現在は宮古市となりました。
そのため、盛岡市と宮古市がお隣の市(接している)という、理解しがたい状況となっております。
レア度:★★☆☆☆
(山田線陸中川井駅から400円区間の切符を実使用する人はいない)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
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