京王線笹塚駅の京王八王子方面にある引き上げ線は、地形的な制約から北側(写真右側)が8両対応、南側(写真左側)が10両対応と1本ずつ有効長が異なります。
しかし、これではダイヤ運営上困難が生じてしまいます。
そこで、2010年12月5日に8両対応の引き上げ線を10両対応に改良する工事が行われ、引き上げ線は2本とも10両対応となります。
その工事の準備として、笹塚駅の新宿方面ホーム八王子方で新しい複分岐器(三枝分岐器)が挿入されていました。
京王のニュースリリースによると、2010年12月5日(日)に中規模の運休を行い、奥の方に見えるシーサスクロッシングを手前に持ってくる工事を行うようです。
ダイヤ変更の概要
(1)笹塚駅の京王八王子側にある2つの折り返し線の両方が使用できないため、7時30分~21時30分の間、京王新線(新線新宿駅~笹塚駅間)の運転本数が通常時の70%程度(同区間は約10分間隔の運転)になります。
※京王線・相模原線⇔都営新宿線の直通急行・快速列車は通常通り運転いたします。
(2)桜上水7時25分発各駅停車本八幡行きの電車の桜上水~新線新宿間が運休になります。
(3)上記(1)(2)以外は通常通りの運行予定です。
(4)都営新宿線内は一部の笹塚発着の電車が新線新宿発着に変更されるほかは、通常通りの運行予定です。
2つの折り返し線の両方が使用できないということは、笹塚折り返しの列車は、桜上水まで回送されることが予想されます。
レア度:★★★☆☆
(2010年12月5日以降は分岐器の位置が変わる)
0 件のコメント:
コメントを投稿