西武新宿駅発行の西武新宿→拝島間の車内特別補充券による特急券です。
地紋は黄色で「せいぶてつどう」とボールのイラストです。料金は大人1名で410円です。
平成23年11月27日に、初代レッドアロー色に塗り替えられたレッドアロークラシックの10000系の運行が池袋~西武秩父間を一往復するイベントで開始されましたが、第2弾として拝島線臨時特急電車が予定され、このように特急券の前売りが始まっています。
西武新宿線から分岐する拝島線では、これまで特急列車の運転がありませんでしたが、今回このレッドアロークラシック運行記念の一環として、期間限定で運行するものです。
拝島線の臨時特急列車の運転期間は12月12日(月)から12月18日(日)の1週間の期間限定となっています。
停車駅は、西武新宿・高田馬場・田無・小平・玉川上水・拝島です。
本数は1日1本拝島行き下り列車のみの運転(平日:西武新宿駅19時42分発、土日:西武新宿駅19 時40分発)となっています。
その特急券ですが、なんと車内特別補充券による販売となっています。
レッドアロークラシック運行に伴い、特急券もクラシックにするとは西武鉄道の憎い演出を感じます。
2003年3月12日まで運行されていたおくちちぶが印刷されているため、その当時の補充券と思われます。
ちなみにおくちちぶといえば西武新宿~西武秩父間の5000系による特急のイメージがありますが、「小江戸」登場後は池袋~西武秩父間に10000系で運行されていたようです。
西武新宿駅特急券発売窓口の傍らのロッカー前に専用の特急券申込書が備え付けてあり、希望を書いて窓口に提出すると、室内奥に日付ごとに準備してある補充券を切り取って販売してくれました。
このように、補充券の束が並んでいます。販売窓口を1か所に限定することで補充券での販売を可能にしています。
レア度:★★★☆☆
(期間限定発売)
こんばんは。
返信削除ご存知かと思いますが、昨年、西武の車急式車内特急券は精算にも対応できる新たな様式に切り替わりました(私は未入手ですが)。画像の券は旧様式ですね。
ファン向けの意味が強い今回の企画で、在庫のあった旧様式の券(逆に言うと使い道のない不良在庫)を活用し、それにより顧客のロイヤリティをさらに高めるというのは、マーケティングの見地から言うと、見事としか言いようがなく、同社の企画部門には頭が下がります。
とは言え、もしかすると、新宿線系統の職場では未だに旧様式の券を使用しているかもしれませんが(^^;
毎年開催されるライオンズファン恒例のライオンズクラシック
返信削除http://www.seibulions.jp/expansion/lc11/index.php
電車版の登場ですね。
コメントありがとうございます。
返信削除この旧様式の補充券を利用しようという提案があった企画会議の様子が目に浮かびます。
上司A「電車の塗装をクラシックにするだけではなく、他に何か盛り上げる方法はないか?」
社員B「切符もレトロにしたらいいんじゃないですか?古いのが余ってますし…」
上司A「それは名案だ!それでいこう!」