長野県上伊那郡辰野町にある、中央本線の小野駅では金額式常備軟券乗車券を大人小児用だけ6種類販売しています。
小野→190円区間、 小野 →230円区間です。
190円区間は塩尻駅及び辰野駅までの区間のため、最も売れます。大多数が塩尻までの乗客です。
230円区間は広丘駅、みどり湖駅及び川岸駅までの区間で、広丘駅までの利用客がたまにいます。
小野→320円区間、 小野 →400円区間です。
平成22年3月13日までは小野駅から岡谷以遠(下諏訪方面)の各駅へ向かう場合、最短経路となる辰野経由の乗車券で、塩尻経由でも乗車できましたが、旅客営業規則第157条第1項第27号の選択乗車の条文廃止により、乗車経路どおりの乗車券が必要になったため、小野駅から岡谷までの乗車券は下記に示した運賃表のように辰野経由なら320円、塩尻経由なら400円となりました。
しかし1日に上り12本、下り11本しか停車しない小野駅利用者に選択の余地はなく、ささやかな改悪となっています。
この選択乗車廃止のため、岡谷以遠(下諏訪方面)の各駅への運賃は2種類存在することになったため、矢印式常備軟券乗車券は平成22年3月12日をもって設備廃止となってしまいました。
小野→480円区間、 小野 →570円区間です。
小野駅から上諏訪までの乗車券は辰野経由なら480円、塩尻経由なら570円となっています。
また、飯田線の伊那市駅までも480円ですが、JR東海への乗車券は別途用意されています。
その乗車券を含む一般式常備軟券乗車券は明日紹介します。
レア度:★☆☆☆☆
(小野駅に行けばいつでも購入可能)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
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