JR東日本では特急草津号の運転開始から50周年を迎えるのを記念し、『特急草津号50周年感謝キャンぺーン』にあわせて185系特急車両の1編成を80系電車を模した「湘南色」に塗色変更して運行することとしました。
同編成を使用した「草津51号」は10月9日(土)、10日(日)に運転されました。
大宮総合車両センター(宮オオ)所属の185系200番台「OM 03編成」が、10月11日の9004M「草津52号」(長野原草津口→新宿間)として新宿駅5番線に14時54分に到着しました。4番線ホームからの撮影です。
平成22年10月10日の時刻表
長野原草津口 | ②12:13 | ― | ( | 52号) | → | 14:54⑤ | 新宿 |
前面には,草津50周年の特製ヘッドマークが掲出されました。
1960年6月1日、上野駅~長野原駅間を運行する臨時準急列車として「草津」が運行され、運行当初は80系電車を使用し電化されていない長野原線内ではC11形蒸気機関車またはC58形蒸気機関車に牽引されて運行されたというから驚きです。
今回湘南色になったのも、この1960年の再現というわけです。
6号車サロ185-206側面窓下には、淡緑色(淡緑6号)の帯が表示されています。急行型電車・普通電車のグリーン帯は、国鉄末期に塗装の省略化のために廃止されました。
淡緑色の帯の表示の車両の出現は、平成8年3月15日に165系急行東海の末期にグリーン帯が復活し、廃止されて以来となります。
レア度:★★★☆☆(いつまでみられるか不明)
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