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2011年10月22日土曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券22 伊勢崎線 東武和泉駅

栃木県足利市にある、東武伊勢崎線の東武和泉駅ではある限られた条件でのみ金額式常備軟券乗車券をいまでも入手することができます。匿名さんの情報をもとに再訪したところ、きっぷを購入することができましたので紹介します。
東武鉄道 常備軟券乗車券22 伊勢崎線 東武和泉駅
東武和泉から140円区間、東武和泉から160円区間です。
東武鉄道 常備軟券乗車券22 伊勢崎線 東武和泉駅
東武和泉から190円区間、東武和泉から240円区間です。

東武和泉駅は1面1線で行き違いができません。平成22年度の一日平均乗車人員は781人と無人駅にしてはかなり多いです。(引用:東武鉄道 東武和泉駅
これは、足利工業大学附属高等学校の最寄り駅であるためです。
東武伊勢崎線 東武和泉駅舎
東武和泉駅は1974年(昭和49年)4月1日に無人化され、簡易委託が開始されました。
当初は駅前の東武鉄道の社宅の建物を利用して、乗車券の簡易発売業務を行っていました。
委託員がこの社宅に住んでいたわけではありません。

しかし社宅は利用されなくなり、更に乗降車駅証明書発行機の設置及びPASMOの導入のため、乗車券を購入する必要がなくなり、いつしか簡易委託は行われなくなりました。
東武伊勢崎線 東武和泉駅 きっぷ
駅前の社宅には今でもこのように簡易委託を示す「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板が掲げられていますが、営業はしていません。しかし、委託員への委託契約は継続されており、委託員の老夫婦が平日早朝、駅の掃除のため車でやってきます。

そのタイミングに合うときっぷを購入できる可能性があります。
東武鉄道 常備軟券乗車券 伊勢崎線 東武和泉駅 販売所開業中
このように、この社宅のドアが開いている光景を見る事はほとんどできません。
伊勢崎線 東武和泉駅
種類140円、160円、190円、240円
営業時間平日早朝のみ 
レア度:★★★★☆
(東武和泉駅では、一般向けの常備軟券の販売は現在行っていない)


(まとめ)
このたび、平成23年10月時点で購入可能な東武鉄道の常備軟券乗車券をすべて紹介してきましたが、剛志駅などの一部の駅を除いて切符販売は事実上の役割を終えつつある状況でした。
委託先には毎月数万円の委託料が東武鉄道から支払われ、きっぷをいくらたくさん売っても1枚も売らなくても切符販売による儲けはない仕組みとなっています。きっぷが品切れとなった場合、50枚単位で管理駅から現金前払いで新たな常備軟券の束を購入する必要があるため、特に高額券等を中心に、新たな切符を委託店で補充しなくなってしまうようです。
しかし、委託業務としては駅の掃除なども含まれているようなので、委託員の高齢化により一部の駅の販売は今後なくなる可能性はありますが、細々とこの制度が続いていくような印象を抱きました。

(補足) 野州山辺駅でも常備軟券を販売していましたが、委託先の駅前自転車預り所が、駅前の再開発により平成20年3月31日を持って閉鎖してしまったため、新たに入手することはできなくなってしまいました。
東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞

2011年10月21日金曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券21 佐野線 多田駅(委託解除)

栃木県佐野市にある、東武佐野線の多田駅は、簡易委託駅です。
金額式常備軟券乗車券を5種類販売しています。
東武鉄道 常備軟券乗車券21 佐野線 多田駅
多田から140円区間、多田から160円区間です。
140円区間は葛生駅と田沼駅までとなります。
160円区間は吉水駅と掘米駅までとなります。
東武鉄道 常備軟券乗車券21 佐野線 多田駅多田から300円区間のきっぷです。
300円区間は館林駅までとなるため、一番売れるとのことです。

地紋は、橙色で「TRC とぶてつ」です。
サイズはA型です。

」も合わせていただくことができました。
平成23年10月16日に購入しましたが、スタンプのゴムが切れてしまっていたため、日付は捺してもらえませんでした。
東武鉄道 常備軟券乗車券21 佐野線 多田駅
多田から940円区間、多田から1030円区間の切符です。
940円区間は北千住、1030円区間は浅草までで、1000円以上の高額券は平成23年以降、この多田駅でしか手に入れることはできません。

多田駅は、駅前の民家で乗車券の簡易発売業務を受託しています。
平成22年度の一日平均乗車人員は161人です。(引用:東武鉄道 多田駅
東武鉄道 常備軟券乗車券きっぷ 佐野線 多田駅
簡易委託を示す「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板があるのですぐに分かりますが、上の写真のようにこの委託販売所は委託員不在のことが多く、私は3回目の訪問でやっと委託員に会うことができました。
東武鉄道 常備軟券乗車券きっぷ 佐野線 多田駅
この委託販売を請け負っていた老夫婦は、もともと販売小屋の隣の家(写真の奥の家)に住んでいましたが、今は不在で、代わりに近所に住むその娘さんが車で駆けつけて販売しています。
しかしそのような事情のため、娘さんの用事が優先され、販売所が不在になる事が多いです。
しかしもはや駅にPASMO読み取り機も設置され、乗降証明書も備え付けてあるため、不在でも支障がないのが現状です。
佐野線 多田駅
種類140円、160円、300円、940円、1030円
営業時間原則9時頃~14時頃 但し不在の確率高い
レア度:★★★☆☆
(閉まっていることが多い)

(追記)
2017年時点ですでに委託解除されています。


東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞

2011年10月20日木曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券20 佐野線 吉水駅

栃木県佐野市にある、東武佐野線の吉水駅は、簡易委託駅です。
金額式常備軟券乗車券を5種類販売しています。

以下、全て紹介します。
東武鉄道 常備軟券乗車券20 佐野線 吉水駅
吉水から140円区間、吉水から190円区間です。
140円区間は佐野駅までとなります。
160円区間は佐野市駅までとなります。
東武鉄道 常備軟券乗車券20 佐野線 吉水駅
吉水から190円区間、吉水から300円区間です。
190円区間は田島駅までとなるため、ほとんど売れません。
300円区間は館林駅までとなるため、一番売れるとのことです。
東武佐野線 吉水駅舎
東武鉄道 常備軟券乗車券20 佐野線 吉水駅吉水から940円区間です。
940円区間は北千住、浅草までで、結構売れるとのことです。

地紋は、橙色で「TRC とぶてつ」です。
サイズはA型です。

5枚セットの軟券の一番上についている「」も合わせていただくことができました。

東武佐野線の吉水駅は、東西2か所の駅前自転車預り所で乗車券の簡易発売業務を受託しています。

佐野日本大学学園の最寄り駅のため、通学生で朝夕は混雑し、平成22年度の一日平均乗車人員は1084人です。(引用:東武鉄道 吉水駅
東武鉄道 常備軟券乗車券6 小泉線 小泉町駅
こちらは西口にある自転車預り所です。簡易委託を示す「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板があるのですぐに分かります。現在の東武委託員で最年少の奥様が対応してくれました。ここは当分きっぷ販売は安泰だと思われます。
東武鉄道 常備軟券乗車券20 佐野線 吉水駅
東口にある自転車預り所です。こちらも簡易委託を示す「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板があるのですぐに分かります。
吉水駅は東武鉄道唯一の1駅で2か所の委託店がある駅です。
他の駅とは異なり、利用者が多かったことがその要因と推測されます。
佐野線 吉水駅
種類140円、160円、190円、300円、940円
営業時間常識の範囲で年中無休
レア度:★☆☆☆☆
(常備軟券は珍しいがいつでも購入可能)


東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞

2011年10月19日水曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券19 佐野線 堀米駅

栃木県佐野市にある、東武佐野線の堀米駅は、簡易委託駅です。
金額式常備軟券乗車券を1種類だけ販売しています。
東武鉄道 常備軟券乗車券19 佐野線 堀米駅
堀米から140円区間区間です。
佐野駅と吉水駅までとなります。

PASMOの普及などにより、ほとんど切符が売れなくなってしまったので、140円券しか置いていないとのことでした。

5枚セットの軟券の一番上についている「」も合わせていただくことができました。

東武佐野線 田島駅の平成22年度の一日平均乗車人員は407人です。(引用:東武鉄道 堀米駅
駅前のふとん屋で切符の販売をしています。
東武鉄道 常備軟券乗車券19 佐野線 堀米駅
簡易委託を示す「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板があるのですぐに分かります。
店主のご主人は奥の青い屋根の建物でふとんを打ち直していました。
今の時代、ふとん屋で生計を立てるのも難儀だと思います。
佐野線 堀米駅
種類140円
営業時間7時~19時頃 日曜定休
レア度:★☆☆☆☆
(常備軟券は珍しいがいつでも購入可能)


東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞

2011年10月18日火曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券18 佐野線 田島駅(委託解除)

栃木県佐野市にある、東武佐野線の田島駅は、簡易委託駅です。
金額式常備軟券乗車券を3種類販売しています。
東武鉄道 常備軟券乗車券18 佐野線 田島駅
田島から140円区間、田島から190円区間です。
140円区間は佐野市駅までとなります。あまり売れないようで、日焼けが激しいです。
160円区間は佐野駅と館林駅までとなり、一番売れます。
東武佐野線 田島駅運賃表
東武鉄道 常備軟券乗車券18 佐野線 田島駅田島から190円区間区間です。
190円区間は茂林寺駅、吉水駅までとなるため、あまり売れません。

5枚セットの軟券の一番上についている「」も合わせていただくことができました。

東武佐野線 田島駅の平成22年度の一日平均乗車人員は137人です。(引用:東武鉄道 田島駅

駅入り口横のプレハブ小屋で切符の販売をしています。
受託者が駅に出向いて販売する唯一の駅となっています。
駅から離れたところにお住まいのおばあちゃんが、駅前の食堂が移転してしまった後を引き継いできっぷ販売を受託しています。
東武鉄道 常備軟券乗車券6 小泉線 小泉町駅
簡易委託を示す「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板があるプレハブ小屋の左側が入り口、右側が駅舎兼トイレとなっています。
東武鉄道 常備軟券乗車券6 小泉線 小泉町駅
この駅は店じまいが15時と早いので注意が必要です。
2回目の訪問できっぷを入手できました。
佐野線 田島駅
種類140円、160円、190円
営業時間9時~15時 水曜定休
レア度:★☆☆☆☆
(常備軟券は珍しいがいつでも購入可能)


東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞

2011年10月17日月曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券17 鬼怒川線 小佐越駅

東武鉄道 常備軟券乗車券17 鬼怒川線 小佐越駅栃木県日光市にある、東武鬼怒川線の小佐越駅(こさごええき)では
金額式常備軟券乗車券を1種類だけ販売しています。
小佐越から140円区間は新高徳、鬼怒川温泉までの区間です。

地紋は、橙色で「TRC とぶてつ」です。
サイズはA型です。
軟券の一番上についている「」も合わせていただくことができました。
東武鬼怒川線 小佐越駅 運賃表
東武鬼怒川線の小佐越駅は、駅前商店が乗車券の簡易発売業務を受託しています。
平成22年度の一日平均乗車人員は363人です。(引用:東武鉄道 小佐越駅
東武日光線 小佐越駅舎
東武鉄道 乗降車駅証明書小佐越駅は1973年(昭和48年)9月1日に無人化され、簡易委託が開始されました。
1993年(平成5年)4月に東武ワールドスクウェア開園に伴い駅舎が改築され、無人駅にしては立派な駅舎ができています。

平成23年3月11日の東日本大震災までは、毎日駅員が出張してきて9時から17時頃まで補充券でのきっぷ販売を行っていましたが、それ以後は週2回ほどの臨時改札だけになっています。

東武ワールドスクウェアを含めた鬼怒川温泉は、福島県に近いという心理的影響から、風評被害による観光客減少がはなはだしく、小佐越駅の利用者数も大幅減となってしまっています。
東武日光線 上今市駅 常備軟券乗車券 都商店
東武日光線 上今市駅 常備軟券乗車券 都商店駅を出て通行量の多い道路を左手に見ると酒屋がすぐにあります。

この酒屋は、「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板を以前はキリンビールの看板と一緒に掲げていたのですが、改装の時に誤って捨ててしまったとのことでした。

そのため東武の社員に怒られてしまい、困っていた所、きっぷマニアの方がこのポスターを手作りしてくれたとのことです。


鬼怒川線 小佐越駅
種類140円
営業時間8時から22時まで 年中無休
レア度:★☆☆☆☆
(常備軟券は珍しいが今でも購入可能)


東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞

2011年10月16日日曜日

東武鉄道 常備軟券乗車券16 鬼怒川線 大桑駅

栃木県日光市にある、東武鬼怒川線の大桑駅では
金額式常備軟券乗車券を3種類販売しています。
東武鉄道 常備軟券乗車券15 鬼怒川線 大桑駅
大桑から140円区間です。
140円区間は新高徳、大谷向までの区間です。
東武鉄道 常備軟券乗車券15 鬼怒川線 大桑駅
大桑から160円区間、大桑から190円区間です。
160円区間は上今市、下今市、小佐越までの区間です。
190円区間は鬼怒川温泉、鬼怒川公園までの区間です。
地紋は、橙色で「TRC とぶてつ」です。
サイズはA型です。
発行日を東武の簡易委託駅で唯一、西暦でスタンプしています。
軟券の一番上についている「」も合わせていただくことができました。
東武鬼怒川線 大桑駅 運賃表
東武鬼怒川線の大桑駅は、駅前商店が乗車券の簡易発売業務を受託しています。
平成22年度の一日平均乗車人員は173人です。(引用:東武鉄道 大桑駅
東武日光線 大桑駅舎
東武鉄道 乗降車駅証明書大桑駅は1973年(昭和48年)9月1日に無人化され、簡易委託が開始されました。

左のような乗降車駅証明書を発行できるので、簡易委託きっぷ売場できっぷを買わなくても乗車することが可能です。

駅舎を出て、目の前に「東武鉄道 きっぷ発売所」の看板を掲げた商店があります。

中には店主のおばあちゃんとタバコをふかした近所のおじいちゃん2人の計3名がおり、世間話をしているところでした。
東武日光線 上今市駅 常備軟券乗車券 梅仙商店
この商店はもともと文房具屋で、いわゆる「学校門前文房具屋」だったのですが、今は文房具屋はもう止めており、専らきっぷ販売だけを請け負っています。
鬼怒川線 大桑駅
種類140円、160円、190円
営業時間7時から17時まで 年中無休
レア度:★☆☆☆☆
(常備軟券は珍しいが今でも購入可能)


東武鉄道 常備軟券乗車券 販売駅一覧
伊勢崎線
東武和泉野州山辺世良田剛志
日光線
合戦場家中楡木樅山
北鹿沼下小代明神上今市
鬼怒川線
大谷向大桑小佐越
桐生線
三枚橋
佐野線
田島堀米吉水多田
小泉線
篠塚小泉町竜舞