2025年7月31日に台北の國家鐡道博物館が一部オープンしましたが、そこに583系のモハネ582-106とモハネ583-106が中間車ではありますが2両展示されているとのことでしたので、先日見に行ってきました。
しかしなぜ583系が台湾で保存されているのでしょうか?
東洋経済onlineによると、以下の理由とのことです。
実は台湾でも日本統治時代から1983年にかけ、西部幹線を中心に寝台列車が運行され、中には583系のように下段が座席にも寝台にもなる可変式の車両も採用されていた。しかし、廃車の時点では政治体制などから文化遺産に対する理解が深まっていなかったこともあり、寝台客車は早期の木造車両1両を残し、1995年までに解体されてしまったのだ。そこで、同様の特徴を持つ車両を通じて記憶を再現すること、また、世界の名車両を展示することで、広い視点から鉄道の歴史を理解してもらうことを目的に所蔵を決めたという。
手前側に展示されているの3号車がモハネ582-106です。
単なる上野表示と、禁煙車自由席の表示を掲げています。なぜ単独上野表示?
モハネ582-106は、座席の状態での展示となっていました。
先頭車はJR東日本が保存することになったため、残りの中間車のみが台湾に運ばれてきました。しかし、屋内で綺麗に保存されていますし、台北であれば日本からも近いですので、583系としては幸せな余生を満喫できているのではないかと思います。
個人的には、中学生の頃、583系の寝台特急はくつる号で、上野駅から青森駅まで乗車し、その後青函連絡船で北海道に向かったのが唯一の特急時代の583系体験ですが、青い車体と★★の二つ星マークが印象的でした。
國家鐡道博物館の敷地への入場は無料ですが、583系等が展示されている柴電工場に入場するには100元(約500円)の入場料がかかります。
583系は、柴電工場の奥に展示されています。
583系のモハネ582-106とモハネ583-106が現れました!手前側に展示されているの3号車がモハネ582-106です。
単なる上野表示と、禁煙車自由席の表示を掲げています。なぜ単独上野表示?
モハネ582-106は、座席の状態での展示となっていました。
せっかくなら、側面表示は「ゆうづる」や「はつかり」、「はくつる」といった名列車にしていただきたいものです。
モハネ583-106は、寝台にセットした状態での展示となっていました。
秋田総合車両センターにいた583系であることが分かります。
簡単な車両の説明も記載してありました。
このエリアに展示されている車両一覧です。583系は06に展示されています。
モハネ583-106は、寝台にセットした状態での展示となっていました。
秋田総合車両センターにいた583系であることが分かります。
簡単な車両の説明も記載してありました。
このエリアに展示されている車両一覧です。583系は06に展示されています。
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