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2011年11月9日水曜日

JR東日本 岩泉駅 常備軟券乗車券2 常備往復乗車券

JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券3 常備往復乗車券
岩泉線
岩泉⇔宮古間の常備往復乗車券です。地紋は、水色で「JR E」です。
裏面は真っ白です。
縦7.3cm、横26.1cmの大型の常備往復乗車券の存在感は圧倒的です。

宮古から茂市の間だけ、かえり券を実使用しました。

岩泉駅では常備往復乗車券が、
宮古(950円×2=1,900円)
の1口座だけ用意されています。
JR東日本 岩泉駅 時刻表
JR東日本 岩泉駅 時刻表
しかし、とにかく岩泉線は運転本数が少なすぎます。
宮古へは今は代行バスで1日3.5往復しか本数がありません。
岩泉町民バスを利用して小本駅に出て、そこから三陸鉄道北リアス線で宮古に出るルートもありますが、JRを利用(950円)するより高くつきます(600円+600円=1,200円)。

日帰り往復するには、行きは早朝の1パターン、帰りは夕方の2パターンしか選択肢がありません。

行き
岩泉 7:47(代行バス) 9:34 宮古
帰り
宮古 15:02(代行バス) 16:57 岩泉
宮古 18:11(659D) 18:28 茂市18:36(代行バス) 19:53 岩泉

それでも時々この往復乗車券の利用者がいるようです。

レア度:★★☆☆☆
(常備往復乗車券は珍しい)


参考
JR東日本常備軟券発売駅

2011年11月8日火曜日

JR東日本 岩泉駅 常備軟券乗車券1 金額式

岩手県岩泉町にある、岩泉線の岩泉駅は東日本大震災前から土砂崩れのために代行バスしかやってきませんが、金額式常備軟券乗車券大人小児用:7種類、小児専用:1種類、合計8種類販売しています。
JR東日本 岩泉駅 常備軟券乗車券1 金額式
岩泉→180円区間、岩泉→200円区間です。
180円区間は隣の二升石駅までの区間のため利用者は少なく、旅人が記念に買う以外はほとんど売れません。
200円区間は浅内駅までの区間のため、浅内駅周辺の集落に帰る客に対し少しだけ売れます。
JR東日本 岩泉駅 常備軟券乗車券1 金額式
岩泉→230円区間、岩泉→570円区間です。
230円区間は岩手大川駅までの区間のため、大川集落に帰る客に対し少しだけ売れます。
570円区間は岩手和井内駅までです。岩手和井内駅は宮古市となり、岩泉町とは生活圏が異なるため利用者はなく、全く売れません。
そのため切符の色がとても褪せています。
JR東日本 岩泉駅 運賃表
JR東日本 岩泉駅 常備軟券乗車券1 金額式
岩泉→650円区間、岩泉→740円区間です。
650円区間は無人駅の岩手刈屋駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
740円区間は茂市駅までの区間のため少しだけ売れます。
JR東日本 岩泉駅 常備軟券乗車券1 金額式
岩泉→950円区間です。
950円区間は宮古駅までの区間のためこの駅で一番売れます。
JR東日本 陸中川井駅 常備軟券乗車券1 金額式
小児専用は、岩泉→230円区間だけ取り扱っています。
しかし、子供は鉄道を利用しないとのことで、旅人が記念に買う以外はほとんど売れません。
地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。

岩泉駅では、乗車券箱にきっぷを詰めて販売する体制を取っています。

レア度:★★☆☆☆
(岩泉線岩泉駅はあまりにも交通の便が悪い)



参考
JR東日本常備軟券発売駅

2011年11月7日月曜日

JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券3 一般式

八幡平駅では一般式常備軟券乗車券を大人小児用だけ2種類販売してます。
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券3 一般式
八幡平→弘前ゆき1,620円と八幡平→秋田ゆき2,520円の大人小児用一般式常備軟券乗車券です。
弘前ゆきは地紋が赤色なのに対し、秋田ゆきは2日間有効で地紋が水色となっており、経由欄には大館経由と記載されています。

JR東日本盛岡支社管内の常備軟券乗車券発売駅は現在、岩泉陸中川井宮守とここ八幡平の4駅のみとなっていますが、そのうち3駅に途中下車可能な青券が残っていることは嬉しいことです。

これまでの紹介内容をまとめます。
種類 花輪線 八幡平駅
営業時間6:00~20:30
金額式
(大人小児用)
230円、320円、480円、
1,110円、1,280円区間行
相互式
(大人小児用)
鹿角花輪(180円)、湯瀬温泉(180円)、
東大館(740円)、大館(820円)
相互式
(小児用)
鹿角花輪(90円)
一般式
(大人小児用)
弘前(1,620円)、
秋田(2,520円)
合計9,570円
八幡平駅ではこれらの常備軟券以外は一切販売していません。
窓口に人がいない場合でも、駅前の商店の方が受託員ですので、声をかければ対応してもらえます。

八幡平駅は高速道路が開通する前までは十和田湖や玉川温泉観光の拠点として賑わっており、急行「よねしろ」や快速「八幡平」が停車していたのですが、現在は鹿角花輪駅が拠点となったため、急速に寂れてしまい、1995年頃からは快速「八幡平」が通過してしまうほどの凋落ぶりです。

しかし、昭和57年11月15日より国鉄の厳しい審査を受けて当時としてはまだ珍しかった簡易委託駅ととしての受託業務を請け負った駅前の商店(食堂、民宿、喫茶店も併設)の努力により、現在も常備軟券乗車券を販売する簡易委託駅として駅の完全無人化を逃れているのです。
JR東日本 八幡平駅 駅前食堂あんべ
受託員さんの経営する駅前食堂で馬肉煮込定食(800円)をいただきました。
ピーナッツもやし、きのこ(種類失念)も地域の名物とのことです。

レア度:★★☆☆☆
(青券の常備軟券乗車券)



参考
JR東日本常備軟券発売駅

2011年11月6日日曜日

JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券2 相互式大人小児用

八幡平駅には、盛岡支社名物の相互式常備軟券乗車券大人小児用4種類、小児専用1種類、計5種類販売しています。
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券2 相互式大人小児用
八幡平⇔鹿角花輪 180円(小児90円)区間です。
この区間にだけ小児専用券が用意されています。
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券2 相互式大人小児用
八幡平⇔湯瀬温泉 180円区間です。
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券2 相互式大人小児用
八幡平⇔東大館 740円、八幡平⇔大館 820円区間です。

以前紹介した釜石線の宮守駅では金額式と相互式の常備軟券乗車券の区間が重なっており、相互式常備軟券乗車券の存在意義があまりないようにも思えたのですが、八幡平駅では金額式乗車券と重なる区間はありません。

八幡平駅は、秋田県鹿角市にある鹿角花輪駅管理の簡易委託駅です。
八幡平駅の委託には、鹿角市からの補助金は支出されていません。
平成22年度の一日平均乗車人員はわずか33人です。(引用:JR東日本 各駅の乗車人員
遠野市 八幡平駅
駅舎内には軽食喫茶「たびだち」が併設されていますが、現在は貸切営業のみとなっています。喫茶内は昭和を感じさせるレトロな雰囲気となっています。
遠野市 八幡平駅
きっぷ売場の左隅に立てかけてある入場券が目を引きますが、残念ながら硬券入場券は販売していません。

レア度:★★☆☆☆
(相互式常備軟券乗車券の販売駅は少ない)


参考
JR東日本常備軟券発売駅

2011年11月5日土曜日

JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券1 金額式

秋田県鹿角市にある、花輪線の八幡平駅では金額式常備軟券乗車券
大人小児用だけ5種類販売しています。
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券1 金額式
八幡平→230円区間、八幡平→320円区間です。
230円区間は十和田南駅までの区間のためそこそこ売れますが、
320円区間は田山駅及び末広駅までの区間のため利用者はなく、ほとんど売れません。
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券1 金額式
八幡平→480円区間、八幡平→1,110円区間です。
480円区間は荒屋新町駅までの利用があり、時々売れます。
1,110円区間は大更駅までの利用があり、時々売れます。
JR東日本 八幡平駅 運賃表
JR東日本 八幡平駅 常備軟券乗車券1 金額式
八幡平→1,280円区間です。
好摩駅までとなるため、そこそこ売れます。

全て地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。

レア度:★☆☆☆☆
(八幡平駅は遠いがいつでも購入可能)



参考
JR東日本常備軟券発売駅

2011年11月4日金曜日

JR東日本 羽後長野駅 高校通学用完全常備定期乗車券 羽後長野⇔角館 羽後長野⇔大曲

羽後長野駅では、一般式・矢印式の常備軟券乗車券の他に高校通学用の完全常備定期券(常備定期乗車券)を販売しています。JR東日本 羽後長野駅 高校通学用完全常備定期乗車券 羽後長野⇔大館
羽後長野⇔角館 高校通学 1箇月3,420円です。
JR東日本 羽後長野駅 高校通学用完全常備定期乗車券 羽後長野⇔大館
羽後長野⇔角館 高校通学 3箇月9,750円です。
角館駅は県立角館高等学校と県立角館南高等学校の最寄り駅のため、通学する高校生のため完全常備通学高校定期券が用意してあります。
JR東日本 羽後長野駅 高校通学用完全常備定期乗車券 羽後長野⇔大曲
羽後長野⇔大曲 高校通学 1箇月5,120円です。
JR東日本 羽後長野駅 高校通学用完全常備定期乗車券 羽後長野⇔大曲
羽後長野⇔大曲 高校通学 3箇月14,590円です。
大曲駅は県立大曲高等学校と県立大曲農業高等学校、県立大曲工業高等学校、秋田修英高等学校の最寄り駅のため、通学する高校生のため完全常備通学高校定期券が用意してあります。角館、大曲共に6箇月定期券はありません。

地紋は、赤色で「JR E」です。通勤用が青色の地紋であるのに対し、視覚的に区別できるようになっています。

これまでの紹介内容をまとめます。
種類 田沢湖線 羽後長野駅
営業時間6:30~17:00
両矢印式
(大人専用券)
羽後四ツ屋・角館(180円)、大曲・神代(230円)、
刈和野・田沢湖(480円)、横手・峰吉川(570円)
両矢印式
大人小児兼用
北大曲・生田(200円)
両矢印式
(小児専用券)
羽後四ツ屋・角館(90円)、大曲・神代(110円)、
刈和野・田沢湖(240円)
一般式
(大人小児用)
鶯野(140円)
一般式
(大人専用券)
秋田(1,110円)
盛岡(1,280円)
一般式
(小児専用券)
鶯野(70円)
完全常備定期券
(通学・高校生用)
羽後長野⇔角館 1箇月 3,420円 3箇月 9,750円
羽後長野⇔大曲 1箇月 5,120円 3箇月 14,590円
合計4,700円+32,880円(定期)=37,580円
羽後長野駅ではこれらの常備軟券以外は一切販売していません。

以上でJR東日本秋田支社の管轄する簡易委託駅で販売している乗車券を全て紹介できました。
秋田支社では、金額式の乗車券は一切なく、一般式と矢印式だけで構成されているという特徴があります。

レア度:★★★☆☆
(通学用のJR東日本完全常備定期券を売っている駅は少ない)
参考
JR東日本常備軟券発売駅

2011年11月3日木曜日

JR東日本 羽後長野駅 常備軟券乗車券2 一般式

秋田県大仙市にある田沢湖線の羽後長野駅では一般式常備軟券乗車券
大人専用2種類、大人小児1種類、小児専用1種類、計4種類販売しています。
JR東日本 羽後長野駅 常備軟券乗車券2 一般式
羽後長野から鶯野ゆき140円(小児70円)です。
JR東日本 羽後長野駅 常備軟券乗車券2 一般式
羽後長野から秋田ゆき1,110円、羽後長野から盛岡ゆき1,280円です。
県庁所在地である秋田駅だけでなく、隣県の県庁所在地、盛岡までのきっぷもあります。

地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。
JR東日本 羽後長野駅舎
羽後長野駅は、秋田県大仙市にある角館駅管理の簡易委託駅です。
平成21年3月15日に新しい駅舎が完成し、広い待合室も併設されています。
平成22年度の1日平均乗車人数は114人です。(引用:JR東日本 各駅の乗車人員
JR東日本 羽後長野駅舎
大仙市が公開している平成22年度 業務委託の状況(契約金額50万円以上)によると、秋田県大仙市中仙総合支所地域振興課が、羽後長野駅乗車券類簡易委託販売業務委託(長期継続契約)として年間148万2千円の予算で、ある個人と随意契約しています。
JR東日本 羽後長野駅舎
鉄道利用としての利用者は少ないのですが、毎週金曜日の14時半頃に野菜の直売所としておばちゃんが集まってきます。

列車を利用するわけではないのですが、駅がにぎわいの場として利用されることはよいことです。

レア度:★☆☆☆☆
(軟券乗車券は珍しいがいつでも購入可)

参考
JR東日本常備軟券発売駅