近畿日本鉄道 内部線日永駅1番線に進入する260系262-122-162による内部行きです。
内部・八王子線は、線路幅が762mmと狭く、ナローゲージとも呼ばれています。
その特殊さゆえ、鉄道ファンの注目を浴びていましたが、経営としては利用者の減少により廃止問題が以前から持ちあがっていました。平成24年8月には、近鉄は地元住民に対して内部・八王子線を廃止し、跡地をバス専用道路にしてバスによる運用に転換するBRT化の方針を発表しました。
しかし、地元の四日市市は鉄道の存続を強く望んだため、平成25年9月、四日市市が施設・車両を保有し、同市と近鉄が出資する新会社が運行する「公有民営方式」で存続させることで合意しました。
従って、近鉄が経営する内部線・八王子線は近いうちに消滅することが決定しています。
日永駅1番線を発車する260系265-124-115による内部行きです。
八王子線の西日野駅からの列車と接続してから発車するダイヤとなっています。
黄色、緑、オレンジ、水色、ピンクなどカラフルな車両です。7種類のカラーがあるようです。
260系265の車内の様子です。
レールの幅ほど狭い印象は受けません。
近鉄四日市駅の運賃表です。
今は近鉄が運営しているのでこの運賃ですが、新会社が運行する「公有民営方式」になれば、この運賃は値上げされてしまうでしょう。
近鉄四日市駅10番線に停車中の260系261-121-161による西日野行きです。
内部線近鉄四日市駅9・10番線ホームは、高架ホームの名古屋線とは離れた地上にあり、改札も分離されています。
日永駅3番線に進入する260系261-121-161による近鉄四日市行きです。
日永駅から近鉄線170円区間の乗車券です。別会社に分離されれば、近鉄四日市駅で接続している近鉄線への乗換乗車券は、別々に購入する必要が生じます。
![]() | 近鉄四日市 | 10:30 | ― | (1043) | → | 10:47 | 内部 |
(平成25年時点ではレアではないが、いつかは経営が近鉄から移行される)

平成25年3月16日の副都心線・東急東横線直通運転に伴うダイヤ改正以降、池袋からの地上運用ではなく地下鉄直通運用の
5本運行された





早朝夜間に限り、平日6本、土休日5本だけ


2013年の伊勢神宮式年遷宮は20年に1回の大イベントです。それに伴う観光客増を見越し、伊勢神宮内宮の最寄駅である五十鈴川駅(いすずがわえき)まで、近鉄では宇治山田行きの急行・快速急行を2014年1月まで延長運転しています。
伊勢鉄道は、河原田~津を結ぶ第三セクター鉄道ですが、河原田側はほとんどの列車が四日市まで乗り入れしています。