本楯駅では、一般式・矢印式の常備軟券乗車券の他に通勤用の完全常備定期券(常備定期乗車券)が金庫の中に眠っていました。
本楯⇔酒田 1箇月5670円です。
地紋は、水色で「JR E」ですが、かなり色褪せが激しく、目をこらさないとよく見えません。
以前は完全常備通学高校定期券、
本楯⇔酒田 1箇月3430円、3箇月9810円、6箇月18570円
も販売していたのですが、平成17年12月に酒田駅に自動改札が導入されたため、紙製の完全常備定期券は使い勝手が悪くなり、返納してしまいました。
しかし、どういう訳か1箇月の通勤定期券だけは金庫の中に残っていました。
ただ長年、券箱にしまってあったため、色褪せが激しく、水色の地紋はとても薄くなってしまっています。
今でも岩泉駅や羽後長野駅では完全常備通学高校定期券を販売しています。しかし通勤用の完全常備定期券は取り扱っていません。
平成23年にJR東日本の(通学用ではなく)通勤用常備定期乗車券を購入したのはおそらく長野県内以外では私だけだと思います。
なお完全常備定期券は残り2枚となっていました。しかも隅が折れていたり、状態はかなり悪かったです。欲しい方は早めに駅を訪れてみてください。
これまでの紹介内容をまとめます。
種類 | 羽越本線 本楯駅 営業時間7:00~11:00(平日のみ) |
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一般式 (大人小児兼用) | 南鳥海(140円)、遊佐(180円)、酒田(190円) 余目(320円)、金浦(650円) |
一般式 (大人専用券) | 秋田(1,620円) |
一般式 (小児専用券) | 酒田(90円) |
矢印式 (大人小児兼用) | 吹浦・砂越(230円)、上浜・藤島・狩川(480円) 象潟・清川・鶴岡(570円) |
完全常備定期券 | 本楯⇔酒田 1箇月 5,670円 |
合計 | 10,140円 |
国鉄時代は回数券も発売していたのですが、JRになってからJRの利益が少ない(11枚分の回数券を売ると委託駅が2枚分の儲けとなる)というなんともケチな理由のため、取り扱いをしなくなったということです。
営業時間は平日7時から11時までです。
土日祝日は窓口を閉鎖しています。
レア度:★★★★☆
(本楯駅のJR完全常備定期券は既に売り切れで販売終了)
参考
JR東日本常備軟券発売駅
(2014年4月5日追加補足)
2014年3月31日をもって、宮守駅の乗車券委託販売業務は終了しました。
初めまして
返信削除先日、本楯駅へ行ったところ、まだ2枚残っておりました。
受託者の方は初めてこの(定期の日付印)スタンプを使う、と仰っていましたので、別の方のようです。
私が購入しましたので、残り1枚です。はたしていつ売り切れるのでしょうか・・・
購入報告ありがとうございます。
返信削除平日午前中のみの営業時間という敷居の高さが趣味発券を阻んでいると思われます。
どなたかからの最後の1枚の報告もお待ちしています。
こんばんは。初めまして。ブログのほういつも参考にさせていただいております。先日本盾駅へ行ってきまして常備定期券の最後の1枚を購入してまいりました。貴重な情報ありがとうございました!
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