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2012年11月5日月曜日

JR西日本 常備軟券自由席特急券 山口線 三谷駅

JR西日本 常備軟券自由席特急券 三谷駅
山口線三谷駅には3往復運転されている特急「スーパーおき」号のすべてが停車します。

三谷駅では昨日紹介した金額式常備片道普通乗車券の他に、50kmまでの常備自由席特急券(730円)も販売しています。北近畿タンゴ鉄道の各駅で販売している常備B自由席特急券は発駅補充式のため、JR西日本の常備自由席特急券を販売しているのはこの三谷駅が最後と思われます。

この50kmまでの常備自由席特急券以外は一切販売しておらず、新山口駅までの特急利用に特化しています。

2010年度の乗車人数(降車客含まず)がたった45人/日の三谷駅に特急が止まること自体が謎ですが、そのおかげでJR西日本唯一の常備軟券による自由席特急券がこのように残存しています。

なお、10年前の三谷駅における2000年度乗車人数(降車客含まず)が123人/日であったことを考えると、この10年間で利用者がなんと約3分の1に減少しており、鉄道離れは深刻というより無惨としかいいようがありません。
常備軟券自由席特急券表紙 三谷駅

表紙をいただくことができました。この発駅印刷済みの「委託販売自由席特急券」はJR西日本管内ではここ三谷駅だけが取り扱っています。
スーパーおき5号せっかくなので、この常備軟券自由席特急券を利用して新山口までスーパーおき5号に乗ってみました。三谷駅から乗ったのは私だけでした。

JR西日本管内で常備軟券と常備軟券自由席特急券の組み合わせで特急に乗れるのは三谷駅からだけです。

これまでの紹介内容をまとめます。
種類 山口線 三谷駅
営業時間 毎日7:00頃~21:00頃
(外出時など不定期に閉店するので注意)
金額式
(大人用)
140円、180円、200円、230円、320円、480円、
570円、650円、740円、950円、1,110円、1,280円、
1,450円、1,620円区間行
金額式
(小児用)
100円、240円、370円区間行
自由席特急券
(大人用)
50kmまで(730円)
合計11,360円

レア度:★★★☆☆
(JR西日本唯一の常備軟券による自由席特急券)

2012年11月4日日曜日

JR西日本 金額式常備軟券乗車券2 山口線 三谷駅

山口県山口市阿東生雲東分字三谷にある山口線の三谷駅(みたにえき)は、山口地域鉄道部管理の無人駅ですが、駅前の村上酒舗で金額式常備軟券乗車券を大人専用14種類、小児専用3種類、計17種類も販売している簡易委託駅です。以下すべて紹介します。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅

三谷から140円、180円区間行です。地紋は赤色「JR W」です。140円区間のきっぷだけ、他のきっぷとフォント及び文字のレイアウトが違うことが分かります。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅
三谷から200円、230円区間行です。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅
三谷から320円、480円区間行です。最も販売実績が多いのは断トツで山口までの480円区間行で、上山口・宮野・津和野もこの480円区間になるのでもうほとんどこれしか売れません。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅
三谷から570円、650円区間行です。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅
三谷から740円、950円、1,110円、1,280円、1,450円、1,620円区間行です。480円区間の次に売れるのが新山口までの740円区間行とのことです。このように営業キロが100キロ以下の当日限り有効の切符が売られています。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅
JR西日本 金額式常備軟券乗車券 山口線 三谷駅小児専用券は100円、240円、370円区間行の3種類だけです。100円区間は篠目、240円区間は山口、370円区間は新山口までの切符で、240円、370円区間行は少ないながらも需要があることを伺わせます。小児100円区間のきっぷも、他のきっぷとフォント及び文字のレイアウトが違うことが分かります。

平成3年頃に委託業務を受託して以来、変わらずこれら計17種類のきっぷを販売しているとのことでした。
山口線 篠目駅 給水塔
三谷駅舎は2001年5月16日に漏電が原因と思われる火災で焼失し、その後プレハブ駅舎を経て2010年にこの木造駅舎(待合室のみ)が建てられました。ポストと背の高い木だけは旧駅舎時代から残っています。
山口線 篠目駅 駅名標
三谷駅村上酒舗看板村上酒舗は駅舎を出て道路を左手に曲がり、30秒ほどの所にあります。厳密な意味では駅前ではなく、少し離れています。

近づいてみると、右写真のように、「三谷駅 JR西日本乗車券発売所」の看板が掲げられています。
お店には70歳代の女性が店番をしていました。

三谷駅では自由席特急券も販売しており、明日紹介します。

レア度:★★☆☆☆
(山口線三谷駅は交通の便が悪いが、行けば常備軟券は買える)

2012年11月3日土曜日

JR西日本 金額式常備軟券乗車券1 山口線 篠目駅

山口県山口市阿東篠目字細野にある山口線の篠目駅は、山口地域鉄道部管理の無人駅ですが、駅前の吉田商店で金額式常備軟券乗車券を大人専用だけ計6種類販売している簡易委託駅です。以下すべて紹介します。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券1 山口線 篠目駅
篠目から180円、200円区間行です。
200円区間は実使用しましたので、無効処理がされています。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券1 山口線 篠目駅
篠目から230円、320円区間行です。最も販売実績が多いのは山口までの320円区間行、次が宮野・上山口までの230円区間行です。
JR西日本 金額式常備軟券乗車券1 山口線 篠目駅
篠目から400円、570円区間行です。3番目に売れるのが新山口までの570円区間行とのことです。きっぷの地紋は赤色「JR W」で、山口駅発行です。このように、営業キロが32キロ以下の当日限り有効の切符が売られています。

JR西日本 金額式常備軟券乗車券表紙 山口線 篠目駅
店主のご厚意により、11枚綴りの委託販売片道乗車券の表紙をいただくことができました。11枚綴りで、11枚分の値段が印刷されています。
しかし、販売額の5%のマージンしかJR西日本から委託先には支払われません。しかも11枚分前払いです。
山口線 篠目駅舎と吉田商店
吉田商店案内@篠目駅篠目駅ホームに降りると、駅舎の向かい側に吉田商店が見えます。
駅舎は無人ですが、右写真のように、「きっぷは、駅前の吉田商店で販売しています。」と案内があります。
山口線 吉田商店
吉田商店きっぷ売り場案内@篠目駅吉田商店は、以前は農協だったようで、建物上部にその文字の跡が残っています。
近づいてみると、右写真のように、「篠目駅 JR西日本乗車券発売所」の看板が掲げられています。
お店には近所に住む89歳の女性が店番をしており、時折訪れる近所の方と世間話をしていました。
店の中には最小限の日用品が陳列されており、「いつ店を閉めても大丈夫な状態」にしてあるとのことでした。
きっぷを購入した後、玄米茶をいただきました。
山口線 篠目駅 給水塔
篠目駅といえば給水塔が有名です。この給水塔は1922(大正11)年に建てられ、1973(昭和48)年に蒸気機関車の運行が廃止されるまで使用されました。
山口線 篠目駅 給水塔
津和野駅側から篠目駅を望みました。巨大な給水塔が鎮座しているのが分かります。この光景がレトロ感溢れているため、2004年にTBS系列で放送された松本清張原作、中居正広主演のテレビドラマ「砂の器」の撮影に亀嵩駅として当駅が使われました。
山口線 篠目駅 給水塔
給水塔をバックに篠目駅を発車するキハ47-1131を先頭にする2両編成の2546D普通 山口行きです。腕木式信号機も復元されており、絵になります。
山口線 篠目駅 給水塔
キハ40-2070単行の2545D 普通 益田行きです。
ホーム上には通常の駅名標のほか、文字が変体仮名で右から左に書かれた木製の駅名標が設置されています。
山口線 篠目駅 給水塔
2543D 普通 益田行きと篠目駅で行き違いし、給水塔をバックに通過するスーパーおき3号新山口行きです。

このように、篠目駅は金額式常備軟券乗車券とレトロな給水塔の2つを楽しむことができます。

これまでの紹介内容をまとめます。
種類 山口線 篠目駅
営業時間 毎日8:00頃~日没頃
(病院受診時など不定期に閉店するので注意)
金額式
(大人用)
180円、200円、230円、320円、400円、570円区間行
合計1,900円

レア度:★★☆☆☆
(山口線篠目駅は交通の便が悪いが、行けば常備軟券は買える)

2012年3月3日土曜日

特急 くろしお5号 白浜行き 381系

特急 くろしお5号 白浜行き 381系
特急 くろしお5号 白浜行き 381系新大阪駅11番線で発車を待つくろしお5号白浜行きです。
車両は381系による6両編成です。

特急 くろしお5号 白浜行き 381系特急くろしおには、紀勢本線が電化された1978年に381系が投入されました。

投入から34年を経過する2012年に287系6両編成6本と3両編成5本の計51両が投入され、2012年3月17日のダイヤ改正から運転開始となります。

よって、381系によるくろしお号を見る機会は今後減っていきます。

通常は6両で運転されますが、多客期は8両または10両で運転されます。
特急 くろしお5号 白浜行き 381系特急 くろしお5号 白浜行き 381系

平成23年1月時点の時刻表
新大阪 ⑪9:31(5号) 11:57 白浜


レア度:☆☆☆☆☆
(毎日7往復運行されているが、今後減少傾向にある)

2012年3月2日金曜日

特急 オーシャンアロー8号 京都行き 283系(H24.3.16で名称廃止)

特急 オーシャンアロー8号 京都行き 283系
新大阪駅11番線に進入するオーシャンアロー8号京都行きです。
車両は283系による6両編成です。

特急 オーシャンアロー8号 京都行き 283系特急 オーシャンアロー8号 京都行き 283系オーシャンアローは、1996年7月31日から「スーパーくろしお・オーシャンアロー」という名称で運転を開始しました。

運転開始当初は1日3往復が運転されており、現在も1日3往復です。

車両は283系電車が使用され、基本的に6両編成で運転されています。

関西~南紀方面の交通競争は、近年の阪和自動車道の延伸で年々高速バスやマイカーとの競合が激しくなってきています。

平成24年3月17日ダイヤ改定で、紀勢本線の特急の名称は全て「くろしお」に統一されることになり、オーシャンアローの愛称は廃止されることになりました。

平成23年1月時点の時刻表
新宮 ①6:51(オーシャンアロー8号) 11:16(0) 京都


レア度:★★☆☆☆
(平成24年3月16日をもって「くろしお」に名称変更)

2012年2月15日水曜日

JR京都線 新快速 草津行き 223系(平日1本運行)

JR京都線 新快速 草津行き 223系(平日1本運行)
JR京都線新大阪駅13番線に停車中の新快速 草津行きです。

JR京都線 新快速 草津行き 223系(平日1本運行)車両は223系1000・2000番台による12両編成です。

JR京都線 新快速 草津行き 223系(平日1本運行)JR西日本の新快速は、上り列車の行き先が主に野洲、米原、長浜などですが、平日に1本、土日に3本だけ、新快速 草津行きが運行されます。

今の新快速 野洲行きのほとんどは、以前は草津行きだったのですが、今は野洲まで延長して運転されるようになりました。しかしどういうわけだか今でも少しだけ草津行きが残っています。
平成23年3月時点の平日時刻表
姫路 ⑥17:12(新快速3502M) 19:05⑥ 草津


レア度:★★☆☆☆
(平日1本、土日3本しか運行されない)

2012年2月14日火曜日

JR京都線 快速 草津行き 223系(平日1本運行)

JR京都線 快速 草津行き 223系(平日1本運行)
JR京都線新大阪駅12番線に停車中の快速 草津行きです。

JR京都線 快速 草津行き 223系(平日1本運行)車両は223系1000・2000番台による12両編成です。

JR京都線 快速 草津行き 223系(平日1本運行)JR西日本の快速は、上り列車の行き先が主に野洲、米原などですが、平日に1本だけ、快速 草津行きが運行されます。

今の快速 野洲行きのほとんどは、以前は草津行きだったのですが、今は野洲まで延長して運転されるようになりました。しかしどういうわけだか今でも少しだけ草津行きが残っています。

平成23年3月時点の平日時刻表
網干 5:54(快速714T) 8:57⑤ 草津


レア度:★★★☆☆
(平日1本しか運行されない)

2012年2月13日月曜日

JR京都線 普通 草津行き 207系(平日2本運行)

JR京都線 普通 草津行き 207系(平日2本運行)
JR京都線新大阪駅13番線に停車中の普通 草津行きです。

JR京都線 普通 草津行き 207系(平日2本運行)JR京都線新大阪駅13番線を発車した普通 草津行きです。
JR京都線 普通 草津行き 207系JR京都線 普通 草津行き 207系車両は207系による7両編成です。

JR京都線普通の上り列車の行き先は主に高槻、京都などですが、平日朝ラッシュ時に2本だけ、普通 草津行きが運行されます。

草津駅で複々線は終わるのも、草津行きが設定される理由の一つかもしれません。
平成24年2月時点の平日時刻表
西明石 6:05(普通120C) 8:38⑤ 草津
新三田 ③6:59(普通1136C) 9:16⑤ 草津


レア度:★☆☆☆☆
(平日2本しか運行されない)