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2021年6月18日金曜日

【オリパラ終電延長が決定】定期外運用が複数設定へ

東京都及び東京2020組織委員会では、大会期間中の列車の混雑や深夜時間帯における競技会場からの帰宅の需要に対応するため、オリンピック競技大会期間中の東京圏における深夜時間帯の鉄道運行の検討状況を令和2年1月22日にお知らせしました。
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/taikaijyunbi/torikumi/yusou/tetsudou2/
 

これによると、定期運用のない定期外運用が複数設定されており、気が付いた主な行き先を列挙すると、以下の8つが目につきます。
【日比谷線】
・北千住発 恵比寿行き(1:30頃)
・中目黒発 上野行き(1:30頃)
【有楽町線】
・和光市発 有楽町行き(1:30頃)
【副都心線】
・渋谷発 小竹向原行き(1:10頃)
・小竹向原発 渋谷行き(1:40頃)
【半蔵門線】
・渋谷発 錦糸町行き(1:10頃)
【三田線】
・目黒発 巣鴨行き(1:40頃)
・西高島平発 日比谷行き(1:20頃)

この中でも特に、日比谷線の恵比寿行き、三田線の日比谷行きは事故時でもなかなか設定されることがない行き先であり、オリンピック期間中、深夜といえども毎日運行されるというのは大変興味深いです。

しかし、この計画は新型コロナウイルス感染症がここまで感染拡大することを想定する前、しかも、終電を約30分繰り上げる前の計画です。

ただ、バスケットボールやバレーボール、サッカーなどの競技は、アメリカのテレビ放映ゴールデンタイムに合わせるために、試合終了が23時頃に設定されており、観客を1名でも入れて協議を行うのであれば、その帰りの足を確保するために終電延長は求められます。

急にこの時間帯の列車を運行することなどできるわけもないため、既に鉄道各社はそのための人員計画を確保していると考えられ、今後の動向に注目が集まります。

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(2021年6月30日加筆)
東京都及び東京2020組織委員会では、大会期間中の列車の混雑や深夜時間帯における競技会場からの帰宅の需要に対応するため、オリンピック競技大会期間中の東京圏における深夜時間帯の鉄道運行の検討状況を令和3年6月30日にお知らせしました。
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/games/transportation-operation/
 
これによると、定期運用のない定期外運用が複数設定されており、気が付いた主な行き先を列挙すると、以下の5つが目につきます。
【日比谷線】 毎日 恵比寿行き(1本) (北越谷始発)北千住24:54発
【有楽町線】 毎日 有楽町行き(2本) 和光市24:45発、25:00発
          有楽町行き(2本) 新木場24:17発、24:36発
          (7/23・8/8は運行なし) 土休日のみ
         市ヶ谷行き 新木場17:33発、17:43発 (2本) 
【副都心線】毎日 渋谷行き 和光市24:07発、小竹向原24:55発、25:10発 (3本) 
         小竹向原行き
        (元町・中華街始発)渋谷24:08発、24:20発、渋谷24:40発 (3本) 

以下のように、元々設定されていた、日比谷線上野行き、半蔵門線錦糸町行きは残念ながら実際には設定されませんでした。
【日比谷線】
・北千住発 恵比寿行き(1:30頃)
・中目黒発 上野行き(1:30頃)
【有楽町線】
・和光市発 有楽町行き(1:30頃)
【副都心線】
・渋谷発 小竹向原行き(1:10頃)
・小竹向原発 渋谷行き(1:40頃)
【半蔵門線】
・渋谷発 錦糸町行き(1:10頃)
【三田線】
・目黒発 巣鴨行き(1:40頃)
・西高島平発 日比谷行き(1:20頃)

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため終電を繰り上げたのにもかかわらず、この様に終電を大幅に遅く設定する矛盾により、国民の政治不信はますます高まりそうです。

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