ad

ラベル 常備軟券(一般式) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 常備軟券(一般式) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年10月23日日曜日

JR東日本 本楯駅 常備軟券乗車券1 一般式

山形県酒田市にある、羽越本線の本楯駅では一般式の常備軟券乗車券を
大人小児用一般式常備軟券乗車券:6種類
小児専用一般式常備軟券乗車券:1種類
合計7種類販売しています。
山形県内唯一の常備券取扱駅です。

JR東日本 本楯駅 常備軟券乗車券1 一般式
本楯から南鳥海ゆき140円、本楯から遊佐ゆき180円です。
それぞれ、そこそこの売れるようです。
JR東日本 本楯駅 常備軟券乗車券1 一般式
本楯から酒田ゆき190円と小児専用90円です。
酒田駅への利用は最も多い為、一番売れます。
そのためか、小児専用酒田ゆきだけ取り扱っています。
しかし、子供は鉄道を使わないのでほとんど売れなくなってしまいました。
以前は小学校高学年が酒田まで電車で遊びに行くこともあったのですが、今は車で連れて行ってもらうのか、ほどんど利用されません。
JR東日本 本楯駅 運賃表
JR東日本 本楯駅 常備軟券乗車券1 一般式
本楯から余目ゆき320円、本楯から金浦ゆき650円です。
余目へは運賃表に記載がありませんが、そこそこの売れるようです。
JR東日本 本楯駅 常備軟券乗車券1 一般式
本楯から秋田ゆき1,620円です。
秋田へも運賃表に記載がありませんが発売しています。
秋田までは、98.4kmで、ギリギリ途中下車できない距離となっています。
秋田ゆきの乗車券には小児断片がないのが特徴です。

全て地紋は、赤色で「JR E」です。
サイズはA型です。

レア度:★★★☆☆
(本楯駅は営業時間が平日午前だけで訪問しづらい)

参考
JR東日本常備軟券発売駅

(2014年4月5日追加補足)
2014年3月31日をもって、宮守駅の乗車券委託販売業務は終了しました。

2011年9月7日水曜日

JR東日本 宮守駅 常備軟券乗車券3 一般式

JR東日本 宮守駅 常備軟券乗車券3 一般式

宮守→仙台・苦竹間ゆき 2日間有効 2,940円
宮守→東京都区内ゆき 4日間有効 8,190円の
大人小児用一般式常備軟券乗車券です。
地紋は、水色で「JR E」です。
サイズはA型です。

宮守駅には、一般式常備軟券乗車券
大人小児用2種類販売しています。

宮守→仙台・苦竹間ゆきの経由欄には何も記載されていませんが、
新幹線経由(170.4km)でも、花巻経由(176.8km)でも
共に2,940円ですので、どちらでもいいということなのでしょう
(本来は記載すべきではありますが…)

不思議なのは仙台駅の他に仙石線の苦竹駅(にがたけ えき)が印刷されている点です。
200km以内ですので特定都区市内の制度は関係ありませんし、苦竹駅より4駅も遠方の中野栄駅までも176.7kmですので2,940円で乗車できます。
前後の陸前原ノ町駅、小鶴新田駅はみどりの窓口があるのに対し、苦竹駅は陸前原ノ町駅管理の業務委託駅で、利用客も両駅より少ないです。
何故、数ある駅の中で苦竹駅が選ばれたのでしょうか?

他にも仙台駅からは複数の線が分岐しており、新幹線経由としても中野栄駅の他に
あおば通(仙石線)、葛岡(仙山線)、名取(東北本線)が2,940円区間です。

実用上はほとんど問題がないのでしょうが、色々と考えさせられる券面となってます。

宮守→東京都区内ゆきの経由欄には東北線経由と記載してあります。
おそらく新幹線開通前の券面をそのまま踏襲していると思われます。
新花巻~北上間は選択乗車が現在認められていないため、厳密にはこの乗車券で新花巻から新幹線に乗ると、新花巻~北上間の別料金を請求されることになります。
(請求されたら激怒しますが…)

東京都区内ゆきも含め、これらの切符は年間3~4枚しか売れません。
即ちほとんど売れないということです。
宮守駅近辺から仙台や東京へ行く人は少なからずいるのですが、ほぼ全員、新花巻駅まで車で送迎or自ら運転して新幹線を利用します。単線で、たびたび遅れ、本数も少ない釜石線を利用するという発想に至らないのは当然の帰結です。それが実状です。
そういう意味で、これらの長距離乗車券が残っていることは奇跡ともいえます。

これまでの紹介内容をまとめます。
種類 釜石線 宮守駅
営業時間6:30~12:30(平日のみ)
金額式
(大人小児用)
180円、200円、230円、320円、400円、480円、570円、
650円、740円、950円、1,110円、1,280円、1,450円区間
金額式
(小児用)
240円区間
相互式
(大人小児用)
土沢(230円)、遠野(400円)、花巻(480円)、盛岡(1,110円)
一般式 宮守から仙台・苦竹間ゆき(2,940円)
宮守から東京都区内ゆき(8,190円)
合計21,590円
宮守駅ではこれらの常備軟券以外は一切販売していません。
営業時間は平日6時30分から12時30分まで(金曜日のみ12時20分まで)です。
土日祝日は窓口は閉鎖しています。
JR東日本 宮守駅
宮守駅には3往復の快速はまゆり号が全て停車します。
JR東日本 宮守駅
釜石線の各駅には、宮沢賢治が愛した「エスペラント語」の名前が書かれた看板が設置されています。
腕木式信号機のレプリカが微妙な空気を醸し出しています。
備え付けの鐘は鳴らすとカ~ン カ~ンと、響きます。
写真では写っていませんが、クモの巣が張り巡り、手入れは不十分です。
JR東日本 宮守駅
戦時中の昭和18年に建てられた駅舎の前には自動販売機とポスト、自転車置き場がありました。
JR東日本 宮守駅
宮守駅の駅舎内きっぷうりばです。
JR東日本 宮守駅
側線が往時をしのばせます。

レア度:★★★☆☆
(JR東日本で2番目に高額の長距離常備軟券)

参考
JR東日本常備軟券発売駅

(追加補足)
2014年3月31日をもって、宮守駅の乗車券委託販売業務は終了しました。