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2010年12月10日金曜日

京王線笹塚駅引き上げ線工事2 複分岐器導入で10両対応へ

京王線笹塚駅では、2010年12月5日(日)に8両対応の引き上げ線を10両対応に改良する工事が行われ、引き上げ線は2本とも10両対応となりました。

2010年12月5日の工事の様子をお伝えします。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ

まず、11月中旬に笹塚駅の新宿方面ホーム八王子方で新しい複分岐器(三枝分岐器)が挿入されました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
11月下旬には、新しいシーサスクロッシングが挿入され、奥のシーサスクロッシングとのコラボレーションを見ることができました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
工事当日の朝までには、工事現場は緑色の柵で覆われました。


アップにするとこんな感じです。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
引き上げ線への信号は、原始的に板で「×」されていました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
笹塚止まりの列車は引き上げ線に進むことができないので、桜上水まで回送されていきました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
そして100人位?の工事作業員の皆さんにより、工事は進められていきました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
列車が通過するたびに、「ピ~~~」という笛の音が響き、作業は一時中断されるというパターンが繰り返されました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
住民の方に許可を得て、近くのマンションからも工事の様子を撮影してみました。これは11月下旬の様子です。手前に見えるのは古いシーサスクロッシングで、まだ新しいシーサスクロッシングは姿を現していません。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
そして工事当日、新旧シーサスクロッシングの間の線路がはがされています。なんだかビックリしますね。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
沢山の作業員により工事は進んでいきます。まずは新しいシーサスクロッシングを設置します。沢山の土嚢とバケツ、砂利が用意されていました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
そして夜になってもライトをつけて工事は続きます。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
新しいシーサスクロッシングを取り付けた後には、古いシーサスクロッシングを取りはずす作業に取り掛かりました。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
右に左に行きかう電車の間で、黙々と工事は進んでいきます。作業員の皆さん、危険な環境の中、お疲れ様です。この日、雨が降らなくて良かったですね。

京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
そして無事に工事は終了したのでした。


翌週、12日の様子です。


列車は、以前までシーサククロッシングがあった場所で止まっています。


上から見ると、まだポイントの痕跡が残っています。


手前にポイントの痕跡が残っているのが分かります。
参考
京王線笹塚駅引き上げ線工事1 複分岐器導入で10両対応へ(工事前の様子)
京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ京王線笹塚駅引き上げ線工事 複分岐器導入で都営新宿線10両対応へ
2010年12月5日だけの笹塚駅の臨時時刻表です。通常時は1時間に9本運行されていますが、3本が運休になり、1時間に6本、工事中は約10分間隔で列車は運行されていました。

レア度:★★★☆☆
(2010年12月5日以降は分岐器の位置が変わった)

2010年11月29日月曜日

終着駅としての東北新幹線八戸駅駅名標

終着駅の東北新幹線八戸駅駅名票東北新幹線八戸駅の駅名標です。全通前なので、左側が空欄になっています。全線開通後は七戸十和田駅が記載されました。

2002年(平成14年)12月1日に東北新幹線が八戸駅まで延伸開業しました。

在来線・新幹線ともに地上駅で、橋上駅舎を有しています。

在来線は、単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線を使用し、線名は駅舎側から、八戸2番線(1番線)、八戸本線(2番線)、東北上り本線(3番線)、中本線、東北下り本線(4番線)、東北下り1番線(5番線)となっています。

ホームのない中本線は主に貨物列車が通過します。

終着駅の東北新幹線八戸駅駅名票
新幹線は、島式ホーム2面4線を使用し、スノーシェルターに覆われています。2010年12月3日までは東北新幹線の終着駅ですべてのホームが東京方面ですが、中央の12・13番線には、ホームドア可動式安全柵が設置されており、新青森延伸後に、駅を通過する列車が設定されることを見込んいました。

2010年12月4日の新青森駅開業後は11・12番線が東京方面 13・14番線が新青森方面のホームとなっています。

2010年12月4日の東北新幹線新青森までの延伸開業に伴い、現在の東北本線八戸~青森間はJR東日本から青い森鉄道に移管するため、同日以降、八戸駅発着のJR東日本の路線は東北新幹線と八戸線だけとなってしまいました。


レア度:★★★☆☆
(平成22年12月3日までしか見ることができない)

2010年11月24日水曜日

京王線笹塚駅引き上げ線工事1 複分岐器導入で10両対応へ

京王線笹塚駅引き上げ線 複分岐器導入で10両対応へ京王線笹塚駅の京王八王子方面にある引き上げ線は、地形的な制約から北側(写真右側)が8両対応、南側(写真左側)が10両対応と1本ずつ有効長が異なります。

しかし、これではダイヤ運営上困難が生じてしまいます。

そこで、2010年12月5日に8両対応の引き上げ線を10両対応に改良する工事が行われ、引き上げ線は2本とも10両対応となります。

その工事の準備として、笹塚駅の新宿方面ホーム八王子方で新しい複分岐器(三枝分岐器)が挿入されていました。

京王線笹塚駅引き上げ線 複分岐器導入で10両対応へ京王のニュースリリースによると、2010年12月5日(日)に中規模の運休を行い、奥の方に見えるシーサスクロッシングを手前に持ってくる工事を行うようです。

ダイヤ変更の概要
(1)笹塚駅の京王八王子側にある2つの折り返し線の両方が使用できないため、7時30分~21時30分の間、京王新線(新線新宿駅~笹塚駅間)の運転本数が通常時の70%程度(同区間は約10分間隔の運転)になります。
※京王線・相模原線⇔都営新宿線の直通急行・快速列車は通常通り運転いたします。
(2)桜上水7時25分発各駅停車本八幡行きの電車の桜上水~新線新宿間が運休になります。
(3)上記(1)(2)以外は通常通りの運行予定です。
(4)都営新宿線内は一部の笹塚発着の電車が新線新宿発着に変更されるほかは、通常通りの運行予定です。

2つの折り返し線の両方が使用できないということは、笹塚折り返しの列車は、桜上水まで回送されることが予想されます。

レア度:★★★☆☆
(2010年12月5日以降は分岐器の位置が変わる)

2010年10月13日水曜日

五反田駅JR東急乗換口の区間変更券は絶滅

これは、東京急行電鉄五反田駅のJR乗換口で発行された磁気券です。

以前は、JR五反田より先まで行ける乗車券を所持した客が、五反田駅から先を東急線に乗車変更する場合において、差額を精算するために区間変更券が設備されていました。(古紙蒐集雑記帖参照)

今、同じことをするとどういう券が発売されるのか試してみました。

五反田駅JR東急乗換口の区間変更券は絶滅五反田駅の東急乗換口JR側には、のりこし精算機があるのですが、東急池上線への「乗り継ぎ精算」はできません。

新宿駅から五反田駅までの運賃は160円ですが、敢えて新宿駅から210円の切符を購入し、窓口にて五反田から150円区間への乗り継ぎを申告しました。

すると…

駅員はこの磁気券を出してきました。100円支払って精算終了です。

五反田駅発行の区間変更券は絶滅しました。残念です。

レア度:☆☆☆☆☆(いつでも見られる)


鉄道コム

2010年10月11日月曜日

副都心線渋谷駅仮ホーム構造2

副都心線渋谷駅仮ホーム構造3番線は平成24年度の東横線直通運転開始後は横浜方面行きになりますので、この場所から和光市方面行の電車に乗ることができるのはあと2年ほどだけとなります。

副都心線渋谷駅仮ホーム構造
内側線は現在利用されていません。横浜方面はコンクリート壁で覆われていますが、ある日突然この先が見えるようになるかと思うと不思議です。この渋谷駅から代官山までトンネルを掘り、東急東横線横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街駅まで直通運転をすることになります。
副都心線渋谷駅仮ホーム構造

副都心線渋谷駅仮ホーム構造4番線は平成24年度の東横線直通運転開始後はおそらく6番線を名乗ることになると思います。

副都心線渋谷駅仮ホーム構造


平成24年度にはこの渋谷駅に東急東横線が乗り入れて、その頃には東急文化会館跡に商業施設ができ、その後現在の東横線ホーム横に埼京線ホームが建設されるとのことです。

レア度:★☆☆☆☆
(現在はいつでも見られるが、平成24年度までしか見ることができないため)

2010年10月10日日曜日

副都心線渋谷駅仮ホーム構造1

副都心線渋谷駅仮ホーム構造副都心線は、和光市駅から渋谷駅を結ぶ東京地下鉄(東京メトロ)の鉄道路線です。

平成24年度には渋谷駅で東急東横線との相互直通運転が開始される予定です。

副都心線渋谷駅は島式ホーム2面4線の構造を持ちますが、副都心線開業から東急東横線との相互直通運転開始までの間は外側の2線のみを使用し、内側2線は使用していません。内側2線の部分には部分的に両ホーム間を結ぶ仮設の連絡通路を設置しており、2010年10月現在においては事実上1面2線のホームとして機能しています。

副都心線渋谷駅仮ホーム構造

副都心線渋谷駅仮ホーム構造その仮設連絡通路の下の部分にも軌道が準備されていますが、架線は敷設されておらず、ホームドアも設置されていません。また、完成時のホームは現在より南寄りになる構造のため、現行ホームの北端(右の写真)は仮設構造で、当該部の壁面の仕上げが簡易である他、一番北側の階段と本来の内側2線との間にプラットホームとすべき空間が存在しません(当該階段が本来のホーム北端となるため)。

レア度:★☆☆☆☆
(現在はいつでも見られるが、平成24年度までしか見ることができないため)