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2025年2月2日日曜日

JR北海道 快速ニセコライナー2 倶知安行き・小樽行き


夕暮れ時、函館本線札幌駅2番線で発車を待つキハ201系D-102+D-103による快速ニセコライナー倶知安行き。この列車は、札幌から倶知安までをつなぐ貴重な直通快速です。

キハ201系による快速ニセコライナー倶知安行き側面表示です。キハ201系の力強いデザインと、快速ニセコライナーの行先表示が目を引きます。

札幌駅2番線の快速ニセコライナー倶知安行き発車案内です。快速ニセコライナーの特別感を感じさせる発車案内。札幌駅で見ることができるのもあと少しです。

快速ニセコライナー倶知安行きの概要

夕ラッシュ時に1本だけ設定されている快速ニセコライナー倶知安行き。この列車は函館本線の中でも珍しい快速運転を行う列車ですが、近年はその役割が縮小されつつあります。

  • 停車駅の特徴

    • 通過駅はわずか3駅(稲積公園、発寒、発寒中央)と少なく、前の列車を追い越すこともありません。快速という名称ながら寂しい運行形態となっています。
    • 倶知安まで直通する快速列車としての存在意義は、地域住民や観光客にとって大きいものの、利便性の点で課題を抱えています。
このように3両編成のキハ201系が2編成連結しての運用となっており、前3両は倶知安行き、後ろ3両は小樽止まりとなっています。
キハ201系による快速ニセコライナー小樽行き側面表示です。後ろ3両の小樽行きの表示も、列車運行の興味深い特徴の一つです。

廃止の背景と函館本線の行方

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、函館本線の一部区間(小樽~長万部間)は廃止が予定されています。この快速ニセコライナーも倶知安駅までの運行が終了し、地域の重要な移動手段が失われる見込みです。

特に倶知安駅は観光地としての需要が高く、札幌から直通で行ける鉄道の存在は大きな意義を持っています。しかし、バス転換の計画が進む中で、その代替交通の確保が十分になされるかは不透明です。

まとめ

快速ニセコライナー小樽行きは、観光と日常生活をつなぐ函館本線の象徴的な列車です。今後廃止される運命にありますが、その存在は地域や鉄道ファンにとって忘れられないものとなるでしょう。

列車が見られるのはあとわずか。この歴史的な運行を目に焼き付けたい方は、ぜひ札幌駅を訪れてみてください。新幹線開業で新しい時代が始まる一方で、消えゆく鉄道の風景を記録することは、私たちに課せられた大切な使命かもしれません。

2024年3月16日以降の快速ニセコライナー 倶知安行き 時刻表
札幌②17:50(快速ニセコライナー3958D) 19:52 倶知安
レア度:★☆☆☆☆
(快速ニセコライナー 倶知安行きは1日1本だけ)

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