台湾鉄道汐止駅に停車中の、EMU900型912Fの区間車基隆行きです。
EMU900型は2021年に投入された第6世代の通勤型電車で、台湾鉄道では初となる10両固定編成です。区間車(各駅停車に相当)、区間快車(快速に相当)として運用に就きます。
EMU900型の区間車基隆行き側面表示です。
先日、台湾の台北に旅行してきました。2時間程度だけ、自由時間があったため、台北駅から花蓮方面へ向かって4駅隣の汐止駅(シーズィーえき)で列車を撮影してきました。
最初は過去の撮影記録を基に3駅隣の汐科駅で撮影しようと思ったのですが、ホーム増設及び走行区間変更に伴い汐科駅での走行写真撮影はほぼできなくなってしまったようで、更に1つ隣の汐止駅で撮影することにしました。
結果的に、汐止駅は特急(自強号)も止まり、主に台北方面行の列車が停車するホームの花蓮側にいれば、上り列車も下り列車も共に撮影できるので約1時間の撮影時間で多くの列車を撮影することができました。
汐止駅に停車中の、EMU3000型3262Fの新自強号七堵駅(しちとえき)行きです。EMU3000型は2021年に投入された特急用電車で、日本でのグリーン車に相当する商務車(ビジネスクラス)を1両含む12両固定編成です。
EMU3000型を使用した自強号だけは、新自強号を名乗るようです。
EMU3000型の新自強号七堵行き側面表示です。
EMU700型は2007年に投入された通勤型電車で、4M4Tの8両固定編成です。区間車、区間快車として運用に就きます。
EMU700型の区間車 北湖行き側面表示です。3色LEDの交互表示となっています。
汐止駅に到着しようとする、EMU500型518Fの区間車 樹林行きです。
EMU500型は1995年に投入された通勤型電車で、2M4Tの4両固定編成です。2024年現在台湾鉄道で使用されている最も古い通勤型電車です。台北近郊では、4+4の8両編成として運用されていました。車歴も30年に近くなり、区間車としてのみ運用に就きます。
EMU500型の区間車 樹林行き側面表示です。3色LEDの交互表示となっています。号車番号も表示されます。
EMU500型にはドアが開いているか、閉まっているかを表示する側面表示がありました。ドアを見れば一目瞭然なので、この表示必要ですかね?
汐止駅に停車中の、EMU800型7次車882Fの区間車 基隆行きです。3色LEDの交互表示となっています。号車番号も表示されます。7次車は、6次車と青と黄色の塗分けが逆になっています。
汐止駅に到着しようとする、EMU900型927Fの区間快車嘉義行きです。
快速に相当する区間快車は朝夕に1本/時程度の頻度しか設定されていないため、撮影できてラッキーです。
EMU900型の区間快車嘉義行き側面表示です。
汐止駅に到着しようとする、E1000型927Fの自強号 屏東行きです。
E1000型電車は両端の車両がともに動力車の動力集中方式(プッシュプル方式)の電車です。前後の動力車2両、客車12両の系4両編成での運行でした。
E1000型の自強号 屏東行き側面表示です。3色LEDの交互表示となっています。
E1000型にもドアが開いているか、閉まっているかを表示する側面表示がありました。
汐止駅を通過しようとする、EMU3000型3031Fの新自強号です。
この列車は通過していったので、行先は分かりませんでした。
平日の11時頃から12時頃までの約1時間で、通勤型電車はEMU500型、EM分700型、EMU800型、EMU900型、特急電車はEMU3000型、E1000型を撮影できました。
これ以外にも前日に九份に観光に行く際、瑞芳駅でDL2500型、DR1000型、TEMU2000型を撮影でき、満足です。
(台北に行けば撮影可)
☑参考サイト
台湾鉄路管理局の公式サイト(日本語版)