上越新幹線E2系のたにがわ82号上野行き側面表示です。
1991年6月20日に東北新幹線上野~東京間が開業し、東北・上越・長野新幹線のうちのほとんどが東京駅への乗り入れを果たしており、現在定期列車の上野行き設定は1本もありませんが、年末年始やゴールデンウイークなどの多客時に限り、上野行きが設定されます。
上野~東京間では、消費税が8%の間は210円の加算料金が必要となるため、JR東日本としてはこの210円を乗客から徴収できる東京駅まで乗車させたいでしょうし、上野駅は地下深くて乗り換えも不便なので、本来あまり上野行きを設定したくないのが本音でしょう。
大宮駅13番線ホームで出発を待つE2系のたにがわ82号上野行きです。
大宮駅13番線ホームで出発を待つE4系のMaxとき12号上野行きです。
年始のUターン客を乗せた上野行きは、大宮で多くの乗客を降ろして、終点上野に向かいます。
上越新幹線E4系の上野行き側面表示です。
Maxときに使用されるE4系の側面表示は、E2系と比較すると少し縦の幅が広くなっています。
通常は使用頻度の少ない大宮駅13番線ホームも、この日は多くの列車が発着していました。
しかし、上越新幹線は、稀にしか運行しない上野行き臨時列車に「12号」の若い番号の列車名を与えるという、不思議な番号設定ですね。
新潟 | ⑭15:34 | ― | (Maxとき12号) | → | 17:40㉒ | 上野 |
ガーラ湯沢 | 17:48 | ― | (たにがわ82号) | → | 19:02㉒ | 上野 |
(E2系・E4の上野行き定期運用はない)
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大宮駅13番線は上越・長野新幹線上りほぼすべてが入るホームでは?
返信削除14・15番線ホームがメインで、13番線はサブという位置づけだと認識しています。
返信削除これらの上野行き臨時便は予めダイヤに入れてある予定臨ではありません。このため大宮-上野間4分間隔で定期列車が走っている中に設定されています。 当然2分間隔では無理なので後続の定期列車は1~2分後ろへ時刻変更を余儀なくされていると思います。 若い列車番号を付けたのも他に適当な番号が無いのからでしょう。
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